山口雅也さんの著書です。
表紙のイラストのインパクト
&
落語なのにミステリー![]()

という好奇心から読んでみたのですが…
本題の前に。今更ながら
『ミステリー』小説って何さ。って思って。
推理小説はまぁわかるさ。
なんか事件が起きて犯人を突き止めるべく
トリックやらを推理してくんだべな。と。
でも、ミステリー小説となると…
私的には曖昧模糊。
模糊模糊
なのでまずは『ミステリー』という言葉を
調べてみたぉ![]()
1.神秘的な事。不可思議。謎。怪奇。
2.推理小説
3.秘蹟劇。聖史劇。
推理小説とミステリー小説は
ほぼ同じって事ね…
本題に入ります。
![]()
目次![]()
![]()
- 坊主の愉しみ
- 品川心中幽霊
- 頭山花見天狗の理
- 蕎麦清の怪
- そこつの死者は影法師
- 猫屋敷呪詛の婿入り
- らくだの存否(ゾンビ)
落語好きの方なら話の内容は
ご存じなんですかね?
普通…、寄席では話のオチまで言ったら
お後がよろしいようで〜
で終了。
でも。
この本はそれでは終わらない。
そのオチの先、
続きが…
ミステリーー!
品川庄司の庄司のギャグ『ミキティー‼︎』の勢いで。
な展開をしていくんですねぇ。
あとね、知らない間に
脳内に落語家が現れて落語家口調で
読んでる自分がいました…
ミステリーー‼️
はい、2回目。
主な登場人物。
『無門道楽』
坊主の愉しみから出演している
骨董商のオヤジ?
収集癖がある上に博打が好き。
常に金欠状態で仕入れもままならず
坊主になりすまし、田舎に行っては
価値ある物を口八丁手八丁で
二束三文で買ってくる…
今で言うと転売屋…ですかね。
『八兵衛』
水戸黄門に出てくるあの八兵衛さんです。黄門様のお供依頼も寝坊ですっ飛ばす
ここでの八兵衛さん、うっかり加減がレベチ。
圧倒的うっかり。
KING ofうっかり。
品川心中幽霊で死んだのに
うっかり過ぎて生き返るという…
もはや存在がミステリー。
各話、続き物ではないので
それぞれの主だった人物がいるんだけども
道楽さんと八兵衛の登場回数が
多くて印象的です。
道楽さんに関して言えば、骨董商の設定は
最初の話だけで、ほかの話では坊さんとして
出てくるし。もちろんエセ坊主だけど。
八兵衛さんはどの話に出てきても
うっかりするのが仕事みたくなってる。
その八兵衛さんに引けを取らない
おとぼけキャラ
猫屋敷呪詛の婿入りに登場した与太郎さん。
高輪にある大工の棟梁大五郎さんの甥っ子
なんだけども、落語界きっての魯鈍らしくて。
私の脳内落語家さんも
とぼけた喋り方をしてきます。
エセ坊主の道楽さんも
棟梁と与太郎さんのとぼけた会話を聞いて
ほくそ笑みながら
「おお……聞きしに勝る魯鈍ぶり……たまらんな」と呟くカオスな場面でさらに私がニヤっとする。
カオスon theカオス…
与太郎さんは遠目で観察していたいお人です…
頭山花見天狗の理は
私的に特に不可思議な話で。
なんか種類が他と違うというか…
貧乏長屋に住んでる病んでる浪人が、
自害するって書置きしていなくなるんですが。
その方法が…
ミステリーというかファンタジーなんだよなー
もちろん合間に八兵衛さんのうっかりを堪能
できる展開となっております
筆舌に尽くしがたし…
蕎麦清の怪は最後
こんな感じになるw
ラクダの存否(ゾンビ)…
内容的にその後どうなるのか気になるけれど
本ならではな感じの綺麗な落とし方だったー
最後に。
伝統的な落語がミステリー小説に…
古くて新しい、落語を知らない人でも楽しく
読める内容で、実際に寄席で落語を
聞いてみたくもなりました…
お後がよろしいようで〜
使い方下手くそ過ぎ。完全に言いたいだけ。
失態は笑ってゴマかす


