京極夏彦さんの作品です。
久々に読んだ京極センセーのご本。
いやァー
今回も言葉巧みさに翻弄されまくりで。
酷いわ、先生
私の気持ちを弄ぶなんてっ!
などと、悲劇のヒロインごっこをする始末です…
もちろん1人遊びです…怖いですね…フフ…
レシピ
しょっぱなからやられますっ![]()
前回の心霊奇譚でも序からやられたけども。
だいぶ久しぶりに会う事になった
いい歳したおじさん2人の話なんだけど。
相手のおじさんが語り出す昔の彼女の話が
最後とんでもねぇ結末になります![]()
『レシピ』ってタイトルついてるけど
レシピ関係ねぇし…![]()
いや、関係なくもないけど…
話に全部持ってかれるので
それどころじゃないってゆーか。
レシピじゃねーだろと言わせたいのか…
とにかく、いろいろ
すっごいの❤️
ちくら
今回のタイトルの中で唯一ひらがなで
表記してるのよね。
他は全部カタカナ。
一つだけひらがなタイトルにした
意味あるのかしら?
しかも。
『ちくら』ってなんじゃ?って思うじゃない?
そんな疑問を持ちつつ読み始めまして。
お話は
写真にまつわるヤバイ話です。
持ち主に不幸や死をもたらすグッズ
とかの話あるじゃない?
あれ系…
酷い説明ですねー
もちろん、そんな雑な話じゃないよ!
当たり前だよね!
怒られるよ!私。
ついでに脱線しますが…
宝石だっけ?あったよね。外国で、
所持した人が皆、死んじゃう強力なヤツ![]()
あーゆーの実際どうなんでしょうね。![]()
宝石に限らず、呪われグッズ。
どうなんでしょうね![]()
半々くらいなのかなー
実害の割合。
なんの為に脱線した?
戻ります。
最後ね、大木氏(ヤバイ写真の話の大元)
の安否が気になりますよ。
主人公の僕同様、
色々嘘である事を祈ってしまった![]()
![]()
で、問題の『ちくら』よ。
本文内ではひと言
ーちくら
なんなんじゃーーー
あっ、大西さんて会社の人![]()
ベンチ
僕が小学生だった頃の話。
法隆寺金色堂の釈迦如来に似た
いつも微笑んでいる
羽振りの良い知り合いのおじさんがいて。
このおじさん、
新興宗教団体の熱心な信者で、
『入信すればお金はいくらでも儲かるよ。
お金だけじゃなくて、何一つ困る事はないの。
お題目を唱えると、必ず良い事があるの。』
とかなんとか言ってるわけですよ![]()
ダメな団体の勧誘手口よね。
で
僕のおばあちゃんを入信させるんだけど。
入信した途端に、宗派が違うってんで
家にあった神棚、仏壇、お爺ちゃんの位牌も
おじさんが笑いながら鉈で
バッラバラにぶち壊すんですよ。
そこのシーンがもう辛くて。個人的に。
なんか心が痛んだのよね。個人的に。
見たくない光景というか。個人的に。
でね、なんで小説ごときで(ごめんなさい)
そんな感情を揺さぶられるんだろうと思ったら
すぐに答えがあって。
僕の心情…
『ただの木で出来た棚と社宮の
ミニチュアでしかないだろう。でも。
少なくとも今までずっと、家族はそこで
祈ってきたのだ。
家内安全、学業成就、健康とか
そういう事を念じていた訳で、
そうした気持ちまで
一緒に破壊されてしまうんじゃないかと
思ったのである。』
………
私が痛みを感じたのは
気持ちの部分が破壊され否定されるように
感じた事に対してなんだと。
センセーの解説により自覚するという…
作家センセーって凄いねぇ〜![]()
で、
このおじさんの成れの果て。
それを見た僕の心情。。
それは嘘である。全部が嘘ではないけど
おじさんは存在している。
急にわかりづらっ。
私さっきあんなに共感したのに
わかりづらっ。
どんな感情?
クラス
十数年ぶりに連絡をとったクラスメイトの
幽霊談を聞くんだけども…
それだけにとどまらず
話のオチが何度もやってきて
最後は自分の存在、記憶、目に見える物、
全てが揺らぐような感覚に陥る…
自分は本当に存在しているのか…
足元が揺らぐ…
いつもこれくらいコンパクトにかけるといいな
キイロ
いやいや、なに?
なんなの?
えーー
謎残すよねーーー
昔、山の上にある中学校であった話。
3人の男子中学生が学校の裏道の途中で
ふざけて祀った単なる黄色いの消しゴム人形が
キン消しかなぁ〜
願いを叶えるとか、放っておくと祟られて死ぬ
とか、遊びを始めて。
まぁ、祟りなのかなんなのか
それっぽい噂が学校内で流れたり
友達が怪我やら病気で入院したり
祀った場所もキン消しも無くなってたり
最終的にはその後何事もなく忘れられる…
で、冒頭の感想に戻る。
シノビ
ムーーーー
結局なんなの?
忍者?
幽霊?
ストーカー?
……
千葉の奥地に引っ越した
劇団無所属の舞台女優サムちゃん。
三十路オーバー
その家は
古くて狭くてボロくて便も悪い一軒家。
しかも
天井や床下から音がしたり、
家の中で人影をみたり
台所の天井から黒っぽい人がぶら下がってたり
するらしく…
それをサムちゃんは忍者だと
劇団の打ち上げの際に仲間に話していまして。
普通一人暮らしなのに家の中で人影とかみたら
ヤバイでしょ。
挙句天井からぶら下がってる人とかみたら
ヤバイ通り越してアウトだよ。速攻家でる案件。
サムちゃんの性格が伺いしれる…
その後、
仲間内の1人がその家の事が気になって
調べた所、曰く付きだったんですよ。
そして豪傑なサムちゃんが
しばらくして音信不通になりまして。
言わんこっちゃない![]()
家に行ったら生活感は残しつつサムちゃんだけ
行方知れずに。
サムちゃんは一体どこへ行ったのか
結局わからず終いだし。
はぁーーー
しこり残すぅーー
サムちゃんの家に居るのは
私は幽霊説が有力だと思っていたけど
最後、
『台所の床に十字手裏剣が突き立っていた。
それは、まあ正直、嘘であって欲しいと僕は
思うのだが。』
の一文でもう混乱しまくり…
で、冒頭の感想に戻る…
ムエン
複雑な血縁関係で大勢の親類縁者がいて
でも鬼籍に入っていたり疎遠になったりで
墓参りも疎かになっている主人公。
そこに遠い遠い縁者かもしれないという
男性からの手紙。
興味本位で会って話を聞く事に。
男の話は自分のルーツを探るべく
先祖を辿りまくるんだけどその系譜説明?が
もう、ややこしくてね![]()
話に疑う余地もなく(私が)
我(私)を失いかけ話にのめり込んだ結果…
騙されたようです。(私が)
最後の主人公の一言
『一体どこからどこまでか嘘なのか…』
こっちが聞きたいわ![]()
ハウス
この話好きー。
ノンフィクションライターの女性が話す
不思議な話。いや、怪談といえば怪談?
彼女の家に呼ばれた小説家の僕と編集担当。
『これから話す話に一つだけ嘘をつくわ。
その嘘を当ててみて。』
と言って語り出す彼女。
おら、ワックワクすっぞー
それは友達が経験した話
アルツの父親が不慮の事故で死んでしまい
葬式をあげ落ちついた頃に
父親が戻ってきた。(!?)
足もあるし、幽霊のように透けてもいなくて
物理的に存在する父親。
死んでるから新陳代謝はしないし、
食事も排泄もしないけど、
家の中をウロウロしている…
たまに外にも出るけど家の周りを
一周して戻ってくる。
会話は成り立たない。
彼女の友達は罪悪感もあって
恐怖を感じるというよりは
その罪悪感で自分の頭がおかしくなったと
思ったらしいと書いてたけど。
実際あったらどうなんだろーなー![]()
自分の親とはいえ、死んで灰になったのも確認
してるのに物理的に目の前に存在するって…
怖いな。
私だったらやっぱ霊能者頼るのかなー
何とかして成仏してもらう❓
でも霊魂な存在じゃないしなー
成仏できるをんだろうか…
てか、そもそも、なんで戻ってきたかよね。
まずはそこの原因究明しなくては
その間はまぁ、自由行動しといてもらって❓
………
皆も万が一の為、対処法考えた方が良いよ![]()
リアル
夢のお話なんです。
幼少の頃に熱を出すと同じ夢を見た主人公。
私も幼少期、熱出すと崖から落ちる夢見たなぁ…
『夢』についての見解が述べられていて
そこから一つだけ鮮明に覚えている
夢を語り出すが、その説明の時点で夢の内容が
とてもリアルで、語っている今と
夢の話のどちらが現実なのかが
わからなくなってきたところで、
夢の話をしているという現実に戻ってくる。
でもそこでまた夢と現実が混濁した話が
展開していき、それもまた夢の続きで…
最終的にやっぱり夢か現かわからなくって…
ガーーッテム‼︎
大西さん2度目の登場。使い勝手いいw
コード
不思議
謎
怪奇・奇跡
についての見解を前置きとして
僕が、中学2年の終わりに体験した
不思議な話です。
自室で配線ささたコードの順番がね
入れ替わるんです。
1本目は楔打って固定して、2本目はその上を
通したから、上下が入れ替わるはずがない
状況なのに。
見ると、固定したコードの下に2本のコードが
あるんだって。
何度戻しても2本目が下にくるそうな。
ここで思ったのは不思議話より
中2男子がこの状況を怖がる事なく
淡々と戻す作業をしているのがシュール…![]()
でね、
ある夜、寝てる時に金縛りにあって
金色の大勢の僧侶が
合掌した形のままぞろぞろ歩いて
空に昇って行く夢を見てから
コードの順番が入れ替わってる事がなくなったと。
本当だったら怖さもありつつの不思議な話だと
思うのよ。
しかも、この話は事実だって言うんです
ほんとうにあった話だと。
でも、全体的に淡々と話が進むもんで
怖さはなく、ただ不思議で。
これ京極センセーの体験談なのか?
それとも創作なのか?
でも、ここまで無意味で地味で
つまらない創作はないだろう。
とも言っているし。
そう思わせてるだけか?
もぉーー
終始モヤモヤするーー
『不思議』
とはそれについて考える事を止めた。






