路生よるさんの作品。
シリーズ6冊目となりました![]()
目次
第一怪 怪猫![]()
第ニ怪 エピローグあるいはプロローグ
小野篁氏に召集されたシロシ少年と青児、
凛堂荊と棘の4人。
ある作家の不審死事件の調査をする事になり
大正期に建てられた
《表向き》元民間病院
《裏では》獄舎
《現在》資産家の住居に
孫や従兄弟4人で開催される懇親会に
乗り込みます。
【獄舎での登場人物】
資産家の老婆 溝呂木伊都![]()
以下4人は27歳
警視庁捜査一課の巡査 白水蒼汰![]()
引きこもりな糸魚川浩平![]()
アルコール依存症な一ノ瀬白帆![]()
ママの言いなり末広円花![]()
黒猫ちゃん![]()
以下死亡、構成員
溝呂木佑児
不審死した作家51歳、伊都さんの養子
溝呂木澄玲
伊都さんの娘 27歳病死
過去のシリーズからすると青児が現場で
会った人達はもう犯罪を犯している事が多くて
青児の照魔鏡の入った目には最初から
妖怪として映るんだけどねー
今回、ファーストインプレッションでは
誰も妖怪じゃなくて。
ムムムムっ。
誰が妖怪になるのかしら??
そしてどんな犯罪が起きるのかしら??
と、簡単に心を掴まれる私![]()
青児達が到着した当日、
殺伐とした雰囲気で始まった懇親会で
伊都さんから黒い獣に殺されず明日の夜まで
生き残った人に遺産相続するなんて話が。
そしていよいよ始まるバトルロワイヤル‼︎
言ってしまえば数人の犠牲者は出るんですけどね。
問題は犯人ですよ。
当たり前か…
死人が出るたびに、青児の見える怪猫が
移り変わっていくんです。
あっ、今回の妖怪は猫又さんとあと他に…
言ってしまえば伊都さんが告知した
黒い獣なんぞ実際にはおらんのですよ。
青児が見えるのは人間に憑いてる妖怪なんだもの。
いつの時代もどんなミステリー小説でも
一番怖いのは…
そう、人間。
毎回思う。
殺した人が殺されて、また違う人に殺されて…
という構図になる訳ですな。
時価総額30億とも言われる遺産相続。
やっちゃうんだべか![]()
30億かー
やぁー、どーだろー![]()
人を殺して30億相続して
海外に高飛びするじゃない?個人的に高飛び前提
でも。
後味悪くて居た堪れなくなるんじゃないかと
思うのよねー
心の底から楽しめないと思うの。
だって…
きっと心が荒んで金をチラつかせて
グッドルッキングガイをハベらすように
なると思うの。
きっと心が荒むとお肌にも不調が出てくるから
専属のエステティシャンとか抱えると思うの。
きっと罪悪感に苛まされて、高級オープンカー
に乗って美味しい物を食べ回ると思うの。
きっと罪悪感を消すためにマリンスポーツとか
ダイビングとか始めると思うの。
でも殺さなくても
4人で分けたらいいのにねー
分けても7.5億もあるし。充分じゃね?
身も蓋もない…
設定台無し…
と、まぁ
内容は最後まで気が抜けないのよ。
ほんとに。
全く事件に関わらず本を読んでばかりの荊が
犯人と対峙する場面なんかは
荊、カッケー
てなるし。
シロシ少年が事あるごとに青児の頭をヨシヨシ
撫でているのが、回を増すごとに
2人の信頼関係が深まってるのが伝わってきて
微笑ましかったり。
青児が棘に対して口には出さずに
ツッコミ入れたり、
禿げるよう呪ってたりするのが面白かったり。
ホッこりする所があるのもいいのよね![]()
第ニ怪の
エピローグあるいはプロローグ
これはもう完全にプロローグでした。
次回も楽しみ〜

