釈徹宗さんの著書です。
浄土真宗本願寺派 如来住職さんだそうです。
さてー。
今回も引き続きお経関連の本を読んでみた。
というのもー
前に読んだ般若心経の本で
お経は一幕のドラマ仕立てになっていると知り
他のお経にはどんなドラマが⁉️
などと興味をもったのよね。
なので本屋に行きまして![]()
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を立ち読みしてみたのだけど…
最初の「序」のところで、
これは読みきれないと悟りました![]()
早くも悟りの境地です…
でも、何かお経関連の本を読みたくて
見つけたのが今回の本。
さすがNHK出版、学びのきほんシリーズ![]()
手広くやってます![]()
目次と感想![]()
第1章 そもそも、お経って何?
この章ではブッダが出家して悟りを開いてから
どのように教えが広まっていったかとか
お経のカテゴリーやら諸々お経の基本的な
話が書かれています。
ブッダは自分の教えを文字で
残さなかったんだって。
全て語り。
だから弟子たちは一言一句間違わないように
記憶して口伝で継承。
たまに皆で集まり確認会開催して、
1人だけ違う教えをいっても皆の同意が得られなければその教えは誤解とされ
伝承されないシステムだった模様。
記憶力すっごい![]()
結構徹底してる![]()
誤解認定された人、悔しかろうに
ブッダ、マジ言ってたってー
いや、ぜってー言ってた。
クルシュナも聞いてたはずだって!
アイツ裏切りやがって
ゼッテー許さねー![]()
的なやり取りはあったよね。きっと。![]()
第2章 ブッダが伝えたかったこと
『スッタニパータ』
スッタニパータとは初期仏教のお経。
『蛇の章』『小さな章』『大いなる章』
『八つの詩句の章』『彼岸に至る道の章』で
構成され、70余の小さなお経が納められてるそう。
3〜4行程度の小話。
そして
徹宗特選の一文を解説していくスタイルで
仏教の教えを深めていきます。
生きる事の本質は「苦」である。
その苦しみから解放されるには
どーせばいいかを求めて
ブッダは出家したんだよね。
で悟った結果。
その「苦」とは結果である。
だからその原因を排除しないと解決しない。
と、いう訳ですな。
さぁ、その原因とは…
執着‼︎
色んな執着ありますよね?
人や物、お金💴‼︎だったり…
地位や名誉、愛
その他諸々。
胸に手を当てて思い出しください…
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執着を捨てる事で輪廻の輪から脱出して
涅槃に行けますよー。て事らしい(ブッダ談)
ちなみに、輪廻転生とかって良い事だと
思ってたけど、延々と苦しみを繰り返すと言うことから
初期仏教では輪廻の輪から脱出する事を目標に。
スローガンは
「目指せ‼︎脱輪廻‼︎皆で解脱だ、涅槃に行こう‼︎」
第3章 ブッダの苦悩の引き受け方
『涅槃経』
涅槃(ねはん)経はブッダの最期の様子がわかる
お経です。
徹宗特選文はブッダと弟子の対話型式で
書かれていてとても台本チックです。
物語性の高いお経。
お経ってば、娯楽and教科書ね。
さらにブッダが弟子や出家者に
仏教の基本的な修行方法を教えているそうで
その修行方法の中から徹宗が、
というのを解説してくれます。
この七覚支の中にある『念』には4つの項目が
あって四念処と言われてるんだけど
これはマインドフルネスの基本思想なんだって!
ブッダ入滅の時…
ブッダは80歳の爺ちゃんなんですよ。
普通に痛みもあるし血反吐吐いたりするんです
肉体的には普通の人。
でも、執着心ZEROだから
苦痛や死もきちんと受け入れて耐え忍び、
死ぬ間際でも心を平静に保つという態度を
弟子たちに示しちゃえるんです。
いやいや。
執着心ZEROでも痛みを耐え忍ぶのは
無理じゃね?
痛いものは痛い
我慢せずに
のたうち回れ
なんて思いました![]()
はい、輪廻転生決定ー
第4章 自分という枠組みを捨てる
『ミリンダ王の問い』
この経典はねー、
ギリシャ人の王、ミリンダ王が
子供の『なんで?なんで?』攻撃よろしく
あらゆる賢者や仏僧に色んな質問で
奴らの鼻っ柱をへし折っていくんだけども
ナーガセーナっちゅう仏教僧の長老にあって
逆に論破されるちゃう話。
これも対話形式になってて2人のやり取りから
仏教思想が学べると言う…
最後はミリンダ王は出家したとかしないとか。
経典て色んな角度で攻めてくるね![]()
第5章 とらわれず生きる
『維摩経』
これはねー
維摩(ゆいま)と言う在家で仏道極めた凄い人が
出家僧達にダメ出ししまくりで
鼻っ柱へし折るんです。
デジャブ…
故青島幸男がやってた意地悪ばあさんのイメージだわ
じいさんだけど…
懐かしい〜
ある日、この維摩さんが病気になったと聞いた
ブッダが弟子達にお見舞いを頼むんだけど
悉く断られて最終的に文殊菩薩が見舞いに。
文殊菩薩様は知恵の象徴。
文殊と維摩の
合戦じゃー‼︎
なんて荒っぽい事にはなりません。
この章では仏教の発展にともなう思想の変化を
取り上げつつ、お経の解説をしてくれます。
皆んな大好き『空』の教えが出てくるよ‼︎![]()
当たり前を考え直すきっかけになる二項対立の
話も![]()
第6章 仏によって救われる
『阿弥陀経』
阿弥陀経はお釈迦様が特徴的な表現で
自らの思いを語る経典。(徹宗談)
徹宗特選文は今まで見てきた経典とは
全く違うテイストになっていて、
なんだろう…、『説明』なんです。
徹宗の解説がなけりゃー、あたしゃサッパリ
理解出来なかったわ。
だって『説明』なんだもん。
へー…
で終わる![]()
この手の本は噛み砕いて解説してくれるから
いいよね![]()
そんな私でも阿弥陀経で刺さった教えがあります。
それは今現在説法
以下抜粋![]()
『阿弥陀経』では、
「(阿弥陀仏は)今、現にましまして、法を説く」とあり、この教えは、
「今・ここで・私自身を問うているのだ」との
受けとめがなければ成り立ちません。
どれほど深い宗教の教えであっても、
それを「他人ごと」としている限り、
生きたものとはなりません。
宗教の問題はいつも「自分ごと」なのです。
自分に向けてこの教えは説かれているんだ
という態度がないと経典を読んだ事にならない。
ココマデ![]()
て解説があったんだけど
この考え方って宗教に限った事じゃなくて
そもそも自分の人生、良くも悪くも自分で創造
してるじゃない?
自分で創ってるものを他人事としてちゃ
いつまでたっても変わりゃしないよ。
自身の人生なんだからちゃんと受け止めなはれや。
そして今を生きろ。的な解釈をした私。
読む人によっても受け止め方は変わるんだろうな。
阿弥陀経深いー
大昔からこんな事知って教えてたなんて凄い。
ブッダマジスゲ〜
はいっ、総まとめですっ。
いや〜、今回は長文になった![]()
この本では
スッタニパータ・涅槃経・ミリンダ王の問い
維摩経・阿弥陀経を知ることができました。
各お経の全文を読んだ訳じゃないけど、
わかりやすく解説してもらえたので初心者には
もってこいの本だったな。
表面をさら〜っと浅く広く程よく欲求を満たしてくれる。
お経。仏教。
これはハマる人はハマるのがわかるなー。
面白いもんね。
でも
私的にはもうしばらくお経はいいや…![]()
おまけに…
この漫画![]()
日本仏教の2大巨塔『空海と最澄』
のお話なんだけど。
今のところ13巻まで。
マジ面白い。
絵が激しく美しく、内容は勉強にもなる。
筆舌に尽くしがたし‼️