仮面ライダーシリーズ45周年の記念作として2016年に公開された『仮面ライダー平成ジェネレーションズ』シリーズの新作となる『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー』(12月9日公開)は、仮面ライダービルド / 桐生戦兎(犬飼貴丈)と、仮面ライダーエグゼイド / 宝生永夢(飯島寛騎)が、レジェンドライダーたちとともに悪に挑む様子を描く物語。

 

本作で、犬飼貴丈とW主演を務めるのが、俳優の飯島寛騎。オスカー初の男性エンターテインメント集団「男劇団 青山表参道X」への所属、2018年1月~金曜ナイトドラマ『ホリデイラブ』レギュラー出演、2018年2月NHK BSプレミアム埼玉発地域ドラマ『越谷サイコー』出演、スポーツバラエティ『超人女子』のナビゲーターなど、幅広い方面で活躍するいま注目の俳優・飯島に本作の見どころ、憧れのライダーとの共演について、そして今後の目標などたっぷりと語ってもらった。

 

 

■たくさんの数の敵を倒す爽快感が最高です!

 

ーーまず最初に、映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー』をご覧になった感想を教えてください。

 

飯島:たくさんのライダーが出ていてすごく迫力がありました。これまでエグゼイドはバイクアクションが多くなかったのですが、この映画では監督もライダーアクションにこだわっていて、仮面ライダーだからこそ!というアクションを観ることが出来ます。それに、今回は敵の数がすごく多いんです。たくさんの敵を倒すゲームのような、とても爽快感がある作品になっていると思います。

 

©「ビルド&エグゼイド」製作委員会 ©石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映

 

ーーレジェンドライダーたちの活躍はライダーファンなら絶対に興奮しちゃいますよね。

 

飯島:僕はレジェンドライダーたちとの絡みが多くて、嬉しかったです。昨年も『仮面ライダー平成ジェネレーションズ』でご一緒させていただいたんですが、改めて先輩たちはかっこいいなぁと。初心に返り、「僕も頑張らないと!」と気が引き締まりました。

 

 

■先輩・福士蒼汰は「大きなオーラを持っている俳優さん」

 

©「ビルド&エグゼイド」製作委員会 ©石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映

 

ーー特に影響を受けたレジェンドライダーの役者さんはいますか?

 

飯島:仮面ライダーフォーゼを演じた福士(蒼汰)くんです。福士くんは背が高くて目立つのですが、それ以上に大きなオーラを持っている俳優さん。大学での撮影でご一緒させていただいたときには、売店のおばちゃんたちが「福士くんだ!」ってキャーキャー言っていて(笑)。

 

 

ーーそれはすごいですね!

 

飯島:福士くんのように、幅広い世代の方々に応援される役者さんになりたいなと思いました。あとは、仮面ライダーオーズを演じた渡辺秀さんにも憧れます。僕がカメラチェックをしていたら、横で監督やスタッフさんが渡辺さんのシーンを観て「やっぱり演技がすごい」と褒めていたので、そんな素晴らしい俳優さんの演技を身近で出る事が出来て幸せでした。

 

 

ーーちなみに、飯島さんご自身が一番好きなライダーシリーズは?

 

飯島:僕が一番好きなのは龍騎です。自分の名前の寛騎と漢字が一緒なので特に。たまに「寛騎は仮面ライダー龍騎からとったの?」と言われてましたが、僕の方が生まれたのは先ですよ(笑)!

 

 

ーー(笑)。そんな大好きな仮面ライダーシリーズに昨年、『仮面ライダーエグゼイド』として加わったわけですが、ライダーを演じることが決まったときはどんなお気持ちでしたか?

 

飯島:率直に嬉しかった反面、「自分でいいのかな?」という不安な気持ちもありました。仮面ライダーはしばらく観ていなかったので、最新の仮面ライダーがどんなのだろうと思って観てみたら、すごく進化していますし…。変身の仕方とか、CGの演出とかも未来だなぁって。

 

 

ーーおもちゃなどもかなり進化しているようで。

 

飯島:そうなんですよ。今のちびっこって皆ベルトを買ってもらってますけど、僕は子供の時に欲しくても買ってもらえなかったので、ちびっこが羨ましいです(笑)。

 

 

 

 

ーー中でも、エグゼイドはビジュアルも個性的で、いかにも現代の仮面ライダーという感じがありますよね。

 

飯島:最初はビックリしましたし、インパクト大のビジュアルがプレッシャーでした(笑)。でも今振り返ってみるとこれだけ派手で目立つんだから、子供たちもずっと覚えててくれるだろうって、誇らしいです。このカラフルで大胆なビジュアルも(笑)、どこにいても「エグゼイドだ!」って分かってもらえるので嬉しいですね。

 

 

■エグゼイドチームは良き仲間でありライバル「その中で一番になりたい」

 

 

ーー先日、ビルドの犬飼さんにインタビューをしたのですが、犬飼さんから飯島さんへの質問で「仮面ライダーが終わった後の生活ってどんな感じですか?」と。いかがでしょう?

 

飯島:正直不安で仕方がなかったです。撮影中は一年間みっちり仕事が入っているので、「疲れた」「休み欲しい」とか心の中では思っていたんですけど、終わりが近づいてくるにしたがって、他の皆(エグゼイドの共演者)の新しい仕事が決まっていって焦ったり。「パラド(甲斐翔真)のポスターが渋谷に貼ってある!」とか(笑)。エグゼイドチームの皆とは仲良しで大切な仲間であり、でも僕はその中で一番になりたいので、良きライバルだと思っています。

 

 

ーー素敵な関係ですね。今後、飯島さんが挑戦していきたいこと、目指したい俳優像を教えてください。

 

飯島:芸能というのは夢を与えることができるお仕事だと思うので、「この人みたいになりたい」とか「同じ髪型にしてください」とか、たくさんの方の憧れになれるような、そんな役者を目指したいです。今はまだ自分はこういうポジションだ、という風に枠を決めるのでは無く、どんなことも挑戦していきたいですし、その中で自分の色が出せるジャンルを見つけたいです。

あとは写真を撮るのがすごく好きで、最近はSNSにも投稿しています。写真って撮れば撮るほど本当に奥が深くて面白い。プライベートでは、写真ももっと極めていきたいと思っています。

 

 

ーーでは、最後にエグゼイドとしての映画の見どころをお願いします。

 

飯島:エグゼイドとしては最後の映画ということで、ビルドチーム、レジェンドライダーたちと力を合わせてファイナルにふさわしいバトルをしています。エグゼイドを好きになってくれた皆さん、ライダーファンの皆さん、ぜひ大きなスクリーンでこの爽快感を味わって欲しいです。

 

Photography=Mayuko Yamaguchi
Interview=Ameba

 

 

■犬飼貴丈インタビュー

■飯島寛騎オフィシャルブログ

 

 

【作品情報】

 

 

<INTRO>

昨年、レジェンドライダー復活というイベントをひっさげてレベルアップを遂げ、かつてない熱狂を生んだ『仮面ライダー平成ジェネレーションズ』。待望の“第二弾”にして“平成最終章”となる最新作が、この冬、いよいよ映画館にやって来る!

大スクリーンでフル参戦を果たす仮面ライダービルドをはじめ、ゲーム×ドクターという異色のバトルが話題を呼んだエグゼイド、そして劇的な復活が多くのファンを狂喜乱舞させたゴースト、鎧武、フォーゼ、オーズら、レジェンドライダーの勇姿が、ついに「ひとつの物語」の中で描かれるという奇跡が起きる。

 

物語はスカイウォールという巨大な壁で三つに分断された仮面ライダービルドの世界に、仮面ライダーエグゼイドの敵であるバグスターが出現する謎から始まる。存在しないはずの敵がなぜ…?正体不明の敵に為す術なくその場に崩れる戦兎の眼前には、体の半分がメカに覆われた奇怪な人物が佇んでいた。科学者を名乗るその男が巨大なマシンを起動させると、上空に突如として逆さになった世界が出現した。一方、エグゼイドの世界でも同じ現象が勃発。スカイウ ォールのある世界が、地上へ刻一刻と迫りくる。二つの世界が激突するまでに残された時間は、わずか24時間。消滅へのカウントダウンが始まった。 未曾有の危機に直面した人類を救えるのは――

 

そう、“あの”戦士たちだけ。

前作を遥かに凌ぐスケール、見たこともないアクション、出会うはずのないヒーローたちの邂逅。多くの謎に包まれながら、この物語はあなたたちを待ち受ける。
衝撃の平成最終章。伝説の闘いのすべてを、その眼に焼きつけろ!!

 

 

映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー』は、12月9日(土)より全国ロードショー