7月期に放送されるフジテレビ系日9ドラマ『警視庁いきもの係』の豪華キャスト陣が発表された。

 

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フジテレビでは、7月期の日9ドラマとして、警視庁総務部総務課・動植物管理係(架空の部署)の鬼警部補と新米巡査のコンビが、動物の生態をもとに事件解決に奔走する異色コメディーミステリー『警視庁いきもの係』を放送することが決定した。

 

とある事件で負傷し、前線の捜査から外された元捜査一課の鬼警部補・須藤友三(すどう・ともぞう/48歳)が配属されたのは、容疑者や行方不明者などのペットを保護する窓際部署の“警視庁総務部総務課・動植物管理係”(通称=警視庁いきもの係)。そこで須藤が出会ったのは、獣医学部卒の動物マニア女子・薄圭子(うすき・けいこ/22歳)巡査。人間よりもむしろ動物をこよなく愛し、わが道を突き進む圭子に怒り心頭の須藤だったが、圭子は現場に残されたペットの様子を手がかりに、その豊富な知識と鋭い観察力から驚くべき推理を展開し、結果、須藤と圭子のコンビは次々と事件を解決することになる。

 

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主人公・須藤を演じるのは、『ケイゾク』(TBS系/1999年1月クール)、『外事警察』(NHK/2009年)、『ビター・ブラッド~最悪で最強の親子刑事~』(フジテレビ/2014年4月クール)など、数多くの刑事ドラマで印象的な刑事を演じてきた渡部篤郎。

 

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ヒロイン・圭子を演じるのは、映画「ハルチカ」(2017年3月4日公開)、映画「銀魂」(2017年7月14日公開)、映画「斉木楠雄のΨ難」(2017年10月21日公開)などに出演、女優としての今後が今、最も期待されている橋本環奈。

 

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そして、渡部、橋本の他にも、三浦翔平、長谷川朝晴、石川恋、でんでん、清原翔、寺島進、浅野温子ら豪華キャストがずらり。総務課の飼い猫となるナオミ(なおみ/?歳)には、映画「高台家の人々」(2016年6月4日公開)でも存在感を示したスター猫のティティ(猫種:スコティッシュフォールド)が出演する。

 

 

ー渡部篤郎コメントー

 

ーーフジテレビ連続ドラマ初主演となりますが。

 

渡部:正直、あんまり気にしたことはないですね(笑)。少し、長くやらせていただいてきたので、何が初めてとかは特に気にしていないです。普段通りです。

 

 

ーー演じる「須藤友三」というキャラクターについてはいかがですか?

 

渡部:今まで、いろいろな刑事役を演じてきましたが、個人的にはコメディーが好きなので、『ビター・ブラッド~最悪で最強の親子刑事~』で演じた刑事は印象に残っています。本音としては一生、ああいう役を演じていたいと思っています(笑)。ですので、須藤友三を演じられることを楽しみに思っていますし、久しくこんなに気合が入っていることはないです。原作ものですので、まずは原作ファンの方々の期待を裏切らないことが第一ですし、大倉先生の世界観を大事に演じていきたいです。

 

 

ーー橋本環奈さんとは初共演ですね。

 

渡部:“連続ドラマ初ヒロイン”ということなので、とにかく彼女のことを支えていきたいです。まだお若いので大変だと思います。プレッシャーも感じていらっしゃるでしょうから、キャリアのある人たちが、彼女のことを守っていかなくてはいけないと思っています。

 

 

ーー動物はいかがでしょうか?

 

渡部:乗馬を17歳くらいからやっていて、俳優歴より乗馬歴の方が長いので、馬が一番好きですね。ドラマに馬は出てこなそうなので残念です(笑)。

 

 

ーー放送を楽しみにしているファンの皆さんへのメッセージをお願いします。

 

渡部:原作が本当に面白いですし、撮影スタッフも信頼のおける方々ばかりですので、そこにこれまで培ってきた僕自身の経験値をミックスさせて、面白い作品に仕上げたいと思っています。

 

 

ー橋本環奈コメントー

 

ーー連続ドラマ初ヒロインとなりますが。

 

橋本:最初に聞いた時には、本当にびっくりしました。1クールまるまる出演することもなかったですし、そんなに長期間撮影することもなかったので、今からワクワクしています。今回のお話をいただいて、原作をすべて読ませていただいたのですが、特に須藤と圭子のコンビが織りなすやり取りや関係性が大好きになったので、撮影が俄然(がぜん)楽しみになりました。

 

 

ーー演じる「薄 圭子」というキャラクターについていかがですか?

 

橋本:圭子は、渡部さんが演じられる須藤とコンビを組むからこそ、いきてくるキャラクターだと思っています。誰にも物おじしませんし、大好きな“いきもの”のことばかり考えている女性です。彼女にとっての優先順位は、人よりも“いきもの”の方が上で、そういう彼女独特の考え方に基づいた発言がすごく面白いですし、かわいらしく思います。

 

 

ーー初の警察官役となります。

 

橋本:まず何よりも、女性警官の制服が似合うのか心配でした(笑)。でも原作を読んでみると、圭子にとっての制服はコスプレで良くて、逆に似合っていない方がいいんだと気づいて安心しました(笑)。実際に初めて制服を着てみて、自分自身でもいい感じにコスプレ感が出ているなと思いました(笑)。

 

 

ーー渡部篤郎さんとは初共演ですね。

 

橋本:これまで、ずっとテレビで見ていた方ですし、年齢も離れているので緊張しています。原作同様に、須藤と圭子のコンビを良い形で築いていけたらと思っています。渡部さんと、スピーディーでコミカルな掛け合いができるように心がけ、臨んでいきたいと思います。

 

 

ーー動物はいかがですか?

 

橋本:小さいころにミドリガメを飼っていましたが、亡くなってしまって。その後、中学生のころにハムスターを飼ったんですけど、ハムスターの寿命は短いのでその子も亡くなってしまって。すごくかわいかったんです、たぶんハムスター界で一番かわいかったと思います(笑)。その後は、ペットを飼えていないんですが、そろそろ1人暮らしをしたいなと思っていて、飼おうかなとも思うんですけど、1人暮らしでお世話ができないとかわいそうですし、家を出る時に別れがつらくなってしまいそうで、今は保留中です。もし飼えるとしたら、猫を飼いたいです。昔は犬派だったんですが、最近はよく猫の動画を見ていて、あのマイペースぶりにやられてしまっています(笑)。

 

 

ーー放送を楽しみにしているファンの皆さんへのメッセージをお願いします。

 

橋本:月曜日から学校やお仕事がある中で、日曜日は一週間のうちで一番休息できる日だと思いますので、家族みんなでこのドラマを見ていただきたいです。たくさん“いきもの”も出てくるので、見ているだけで疲れが癒やされてステキな気持ちになれると思いますし、原作を読んでしっかりした推理ものとしても大人からもお子さんまで絶対に楽しめる作品になると確信していますので、ご家族皆さんで是非ご覧下さい。