日本テレビ系にて放送される4月期日曜ドラマ『フランケンシュタインの恋』に綾野剛、二階堂ふみ、柳楽優弥が出演することが決定した。

 

©日本テレビ

 

誰もが知る"フランシュタイン"の物語が、現代の日本を舞台に、オリジナルラブストーリーとして4月期日曜ドラマ『フランケンシュタインの恋』として登場。

 

綾野剛が演じるのは100年前、ある事件をきっかけに生み出された“怪物”。かの有名なフランケンシュタイン博士が生み出した怪物のように、人間に近い形をしながらも、確実に人間じゃない風貌。しかし、その心は人間に近い、むしろ人間よりも心優しい...。そんな怪物が、ある出来事をきかっけに人間と出会い、やがて恋に落ちていく...。しかし怪物には、人間とは“ふれあえない”ある秘密があり...。

 

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そして、綾野演じる永遠の命をもつ怪物と恋をするヒロイン・津軽継実役には、二階堂ふみ。二階堂が演じるのは、大学で農学部に通い「菌」を研究するリケジョ。もちろんこれまで、勉強だけしてきたわけではなく、そこそこ青春を楽しんでもきた。しかし、どこかで自分の人生に、冷めたところがある。それは、子供のころから体が弱く、死が隣にある青春を送ってきたから…。そんな彼女は目の前に現れた不思議な男に恋をする、怪物だとは気づかぬままに...。怪物の抱える秘密を知らぬまま惹かれる彼女の心。そして怪物もまた、秘密を言えぬまま彼女に惹かれていく...。

 

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怪物と友情を育みながらも、恋の三角関係に苦悩しながら青春を送るのが、柳楽優弥。柳楽が演じるのは、二階堂演じる津軽と同じ大学の研究室に所属する大学院生。津軽の事が好きなイイ奴、優しい奴。怪物と出会い、実家で一緒に暮らす事になり友情が芽生えていくのだが、怪物と自分を比べてしまい、自分の方が「偽物の人間」と感じる事も多く、落ち込んだり、嫉妬したり、意地悪な気持ちになってしてしまう事も。そんな人間くさい男が怪物と同じ女性を好きになった…。「まさかの、恋のライバルは怪物!?」心優しき男の恋心は暴走し始める…。

 

 

ー綾野剛コメントー

 

ーー日テレでは、連続ドラマ初主演になりますが、率直な感想を教えてください。

 

綾野:わたくし『綾野剛が怪物になる。』、ということなんですが、(怪物役について)僕自身まったく違和感を感じませんでしたし、日本テレビで初めて主演を務めさせていただくことは本当に光栄です。

さらに、王道のラブストーリーに挑むのも初めて、もちろん怪物役も初めてで、初めて尽くしの作品になるので、とても楽しみです。確実に今までにないドラマになりますので、視聴者の皆さんと一緒になって作品に愛おしさを育んでいけたら幸いです。

 

ーー今回のドラマの内容、役柄は?

 

綾野:まず、僕は人間じゃないんです。台本も読ませていただいて感じたのは、「本当にこれをやるのか?できるのか?」という驚きでした。ただ、怪物といっても、恐ろしいではなく、“愛おしい”怪物を生きたいと思っていますし、怪物が人と出会い、人を知り、世界を知っていく、王道のラブストーリーですので、視聴者の方がむずがゆくなるような、時に切なく、時に共感できるような怪物、物語を皆さんにお届けします。 

 

 

ーーヒロインの二階堂ふみさんについて。

 

綾野:二階堂ふみさんとは初共演になります。繊細さと勇ましさを兼ね備えた二階堂さんの言葉や表情を、一つ一つ大切に受け止められる怪物でありたい。現場を一緒になって支えてくれると確信しています。新しいヒロイン像の誕生です。

 

 

ーードラマを楽しみにしている視聴者の方にメッセージをお願いします。

 

綾野:わたくし綾野剛、怪物になります。視聴者の皆様には、是非その姿を受け止めていただき、少しの希望と、圧倒的な愛に満ち溢れた作品にしたいと思っておりますので、楽しみに待っていてください。よろしくお願いします。

 

 

 

ー二階堂ふみコメントー

 

ーー“怪物”という今までにない相手との恋愛になりますが、ご出演が決まった時のお気持ちを教えてください。

 

二階堂:非人間とのラブストーリーと聞いて、名作「シザーハンズ」を思い出しました。怪物さんという未知なるお相手にドキドキしています。

 

 

ーードラマを楽しみにしている視聴者の方にメッセージをお願いします!

 

二階堂:「人と人」の恋愛物語ではありませんが、私たちが日常でふと感じる愛おしい瞬間が、優しい怪物さんから垣間見られると思います。精一杯頑張ります!お楽しみに!

 

 

 

ー柳楽優弥コメントー

 

綾野剛さんや、尊敬する大先輩方をはじめとするキャストのみなさんと撮影期間を共に過ごせると思うと嬉しい気持ちで一杯です。可愛らしくユーモア満載でありながら、人間の本質も鋭くついた今作の世界観を、精一杯楽しみたいと思います。

 

 

 

ー『フランケンシュタインの恋』あらすじー

 

怪物として生を受けた男。その体は、ある秘密を抱えた、危険な肉体。怪物は、人間とは一緒に生きてはゆけないと、姿を消した。

それから約100年後。2017年の日本。怪物は生きていた。

 

森の奥で。ひっそりと。静かに。

息をひそめ。孤独に。永遠の命を持ち、人間とは懸け離れた肉体、パワーを持つ、怪物。しかし、その心は、誰よりも人間。

無理なこととわかっていながら、「人間」として暮らせる日を夢見ている。

ラジオから流れる「人間の世界」に聞き耳を立て、人間が捨てた品々を拾い集めては、「人間の生活」に想いを馳せ、人間に憧れる。

 

怪物は、ユニークで、キュートで、優しくて...、その心は、誰よりも人間である。

 

そんなある日。ひとりの若い女性・津軽さんと出会う。怪物は苦悩する。人間と会いたくない。怖い。とても怖い。こんな自分を受け入れてくれるはずがない。しかし、人間と会いたい、話したい、笑いあいたい。

 

そして、怪物は、人間に恋をした。

 

しかしそれは、かなわぬ思い。

なぜなら怪物の体にはある秘密があり、怪物は人間に触れることができないのだ。人間に触れてしまうと...。

 

触れたいけど傷つけたくない、好かれたいけど嫌われたくない...。測りがたく、縮まりがたい距離が露わになっていき、関わることで抱き始めた、人間への“温かい感情”が、やがて怪物を苦しめていくことになる...。

 

哀しき怪物が、人間に恋して恋して、愛して愛して、愛しきる。

そして、それに翻弄され、心を揺らし、懸命に生きる人間たちの、切なくもおかしな、笑いと涙、そして、大きな愛のものがたり。

 

 

 

全世界が知る恐怖とサスペンス、ホラーの原点、フランケンシュタインが、現代の日本を舞台にオリジナルストーリーで蘇る。綾野剛、二階堂ふみ、柳楽優弥が届ける切なくもおかしなラブストーリー『フランケンシュタインの恋』は4月から毎週日曜の放送だ。