草彅剛主演ドラマ『嘘の戦争』は、幼い頃に家族を殺された一ノ瀬浩一(草彅剛)が、事件に関わる人物に復讐をしていく物語。第8話では、謎の男・六車にも浩一が復讐を仕掛けることに…?

 

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これまで家族を殺害した実行犯の1人である医師・五十嵐(甲本雅裕)、嘘の証言をしたニ科家の顧問弁護士・六反田(飯田基祐)、幼い浩一に嘘の証言を強要した刑事・三輪(六平直政)、事件のきっかけとなった“OL殺人事件のもみ消し”を二科興三(市村正親)に依頼した代議士の四条綾子(ジュディ・オング)、OL殺人事件の主犯で銀行マンの九島亨(平岳大)に復讐してきた浩一。

 

第7話では、OL殺人事件で見張り役をしていた二科家の長男・晃(安田顕)から2000万円をだまし取り、復讐を果たした。

 

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2月28日(火)放送の第8話では二科家の周りで怪しい動きを見せる六車にも浩一が罠をしかけようとする。六車への危険な復讐をもくろむ浩一を心配するハルカ(水原希子)に忍び寄るのは、まさにこの六車…。

予告では“浩一が銃で撃たれるシーン”も公開され、先週のオンエア後から早くも続きが気になると話題を呼んでいる。

 

 

山本美月「草彅さんが居ないと不安」

 

一方、晃への詐欺の証拠を握った隆は、浩一との直接対決を図る。物語のキーとなるのは隆のほか、浩一にだまされているとは想像もしていない楓だ。

 

楓を演じている山本は草彅について「私はドライから本番にかけて芝居のピークを持っていくというのが苦手なんですけど、草彅さんは本番に気持ちを乗せて行くのが上手な方。草彅さんを見るとハッとさせられますし、本番はこの人に任せて大丈夫なんだなと思い、思いっきりぶつかっていっています」と語った。

 

またちゃんと成長して次の作品に挑みたいですが、草彅さんが居ないと不安です(笑)。撮影の合間にすごく褒めてくださった時は嬉しくて言葉を失いました」と笑顔を交えた。

 

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そして、浩一については「浩一さんって思いがけないところで、ふと優しい笑顔を見せるんですよね。それがあるから楓からしたらきっと何か隠しているんだろうけど必ず戻ってきてくれるし“この人は絶対に悪い人じゃない”と信じてしまう」と語り、第8話で繰り広げられる最も重要なシーンについても「ずっと不安でした。この8話をちゃんとやらないと意味がない」と力を込めて話した。

 

 

 

ー第8話あらすじー

 

30年前、一家心中に見せかけて家族を殺された浩一(草彅剛)は、事件の首謀者で復讐の最終目標でもある興三(市村正親)に近づくため、娘の楓(山本美月)と婚約。一家殺害のきっかけを作った長男の晃(安田顕)も破滅させ、着実に興三を追い詰めていく。さらに、二科家の周辺で怪しい動きを見せる六車(神保悟志)も30年前の実行犯だとにらんだ浩一は、六車を陥れるための罠を仕掛けることに。危険な計画を前に浩一の身が心配になったハルカ(水原希子)は、「死ぬところなんて見たくない。浩一が好きだから」と、思わず自分の想いを口にしてしまう。しかしそんなハルカの身に六車が忍び寄っていた…!

 

病院ではわずかに言葉を取り戻した興三が千葉陽一の名前を口にしていた。聞き覚えのない名前に浩一との関係を疑う楓。しかしこのことから隆(藤木直人)は、浩一こそが千葉陽一だと気が付く。隆は、自分や晃に仕掛けられたUSBのウィルスを使い2000万円をだまし取られた事で、浩一を警察に突き出せるだけの証拠を持っていた。浩一に会いにやって来た隆は金で解決しようと話を進めるが、浩一は興三が“30年前の事件の隠ぺい”を語る録音テープでニシナコーポレーションの弱みを握っていた。二人だけの張りつめた空気の中、そこにある人物が現れて…?

 

 

 

草彅も登場人物が嘘をつきまくっている中、あの2人(水原希子と山本美月)の浩一への想いこそが真実で、このドラマのなかで唯一の真実を見せてくれる」と絶賛した第8話の最重要シーンとは?誰もが予想しない怒濤の展開に期待が高まる。