舞台
「里見八犬伝」が終わって約3週間。。
遅くなりましたが
少しだけ。。。。
里見八犬伝。。
僕は
前回、毛野を演じさせて頂いて
今回、荘助を演じさせてもらいました。
再演で
役が代わって
出演する事が初めてで
そんな経験出来る事が珍しい。
だからこそ
やりがいがあった。
けれど
稽古序盤では
純粋に八犬伝の世界に荘助として挑んでるつもりが、どこか違和感を感じていて、、
毛野と荘助。
どちらも
一番絡んで一番意識しているのは信乃。
そこは共通している。
前作からずっと信乃を見てる。。笑
でも
意識の仕方
信乃に対しての想いは
全然違うから
それを感じていたんだと思う。
稽古をやるにつれて
賢人(信乃)楓ちゃん(浜路)と接するにつれて
それは消えていった。
荘助をやって初めて
心を削らないと出来ないんだなと分かった。
出て来てすぐ
旦那様が殺されて
切ったのは信乃だろうけど
大好きな幼馴染2人に対して
あんな事を言うって相当な事。
そこから
人のせいにしたりしながら
必死に足掻いていて精神的には休まるワケもない。
だけどね
荘助の持つ黒い部分を吐露して
削れば削る程
浜路に言ってもらえた「ありがとう」。
死んだ後ではあったけど
最後にする信乃との会話がとても温かくて、不思議な感覚になる。
唯一素直になれた瞬間だったんだと思う。
欲を言えば
仲が良い時の
幼馴染3人のシーンをやってみたかったけどね。。*
********
それにしても、、
座長とは
本当ずっと一緒にいたな。。笑
とても自然体で
スポンジのような人。
あれだけ魂
削ってるのに
笑顔を絶やさない。
確実に
心身共に疲弊してるはずなのに。。
誰に対しても明るく接する。
尊敬です。。
たまに見せる弱い部分が
凄く可愛い。。笑
天真爛漫で
存在が太陽だった。。*
そんな座長と共に
カンパニーを優しく包んでくれた
もう一つの太陽が
比嘉愛未さん。
(ガーヒー)
初めて共演させて頂きましたが
とても素敵な方。。
作品やお芝居に対して凄くストイックで
いつも笑顔で明るい。
歳が一つ下なんだけど、
自分が恥ずかしくなるくらいの
人間力で
この方がいるだけで
全体の空気が温かくなる。
たまに、、
ん?
人間かな?って思うくらい。。笑
2つの
太陽が照らしてくれてたら
暗くならないさぁね。。*
感謝です。。*
スタッフさん。。
僕等よりも何倍も
疲れている中で
キャストの事を気遣ってくれて
時には律してくれて
沢山助けていただきました。。
本当、、
ありがとうございました。。*
********
稽古を含め約3ヶ月間を共にしたカンパニー。
楽しかったな…
終わらないと思ってたけど
どうしたって終わりは来る。
来てしまうから、、
皆んなと一緒に居る時間を
大切にしようと思ったし
したいと思えるカンパニーでした。
個性溢れるメンバーと
出逢えた事
共に時間を共有出来た事
心から
幸せに思います。。
********
「里見八犬伝」
劇場に足を運んで頂いた皆様
応援して頂いた皆様のおかげで
全公演を生きれる事が出来ました。。
沢山支えていただきまして
誠にありがとうございました!
玉城
P.S
楽しくいこう。。*