盛夏の候、各地で暑い日が続いていますが、皆さんお元気でしょうか?
Dは恒例の夏ツアー真っ最中で22本中、昨日の大阪公演で5本目を終えたところです!
ツネとヒデゾウくんの地元、横浜を皮切りに名古屋、そしてるいちゃんの地元の神戸、大阪で行いましたが、序盤からバンド側とオーディエンスとの一体感が素晴らしく、熱いライヴが続いています!
ツアーに行くと、その土地ならではの素敵な想い出が増えていくので、嬉しいですね!
イベントでは僅かな時間ではありますが、皆さんと一緒にトークをしたり、チェキを撮らせて頂いたりと、直接気持ちに触れ合える機会を頂いています。
今回はリリース前のイベントということもあって、実際にCDを手に取って頂くまでにはまだ日数がかかるのですが、店内で楽曲を流しつつ、制作秘話などもお話させてもらっています。
またメンバーやスタッフのみんなと和気藹々としながら、ご当地メニューを美味しく頂き、その日のライヴやイベントについて話し合うのもツアーの醍醐味なのです!
各地での細かい感想やセットリスト(セットリストはアメ限)はアメブロの方で、その日中に書かせて頂いているので、お時間のある時にでも読んで頂ければと思います。
思えばDは日記的なものは、10年間オフィシャルでの日記、Under the Roseの携帯ブログを中心に綴ってきましたが、アメブロは早春からなのですよね!
過去にはアメーバスタジオにゲストで呼ばれたこともあったのですが(笑)。
10周年を期に、何か新しいことをバンド側からどんどん発信していこうという試みのひとつとして始まったアメブロですが、なにげに始まって5ヶ月半、ずっと誰かしら日々更新していているので、いまだ絶えた日がないのですよね!
これはやっぱり、楽しみにしてくれているファンの方達へのメッセージになるので、出来る限りメンバー全員で書き綴っていけるといいなと思っている次第であります。
とはいえ、長文を書く際には、こちらのオフィシャルでの日記が書き慣れている部分もありますので、内容を書き分けていけたらいいかなと思います。

それにしても、今年も半分以上が過ぎましたね!
毎年思いますが、本当に時が経つのは早いものです。
FCライヴやイベントから始まり、そして「D TOUR2013 Bon Voyage!」ツアーを経て、ビクターからのメジャー復帰を発表しました。
10周年記念という渋谷公会堂で、たくさんのファンの皆さんの前で発表できたことは、3ヶ月経った今も、本当に感慨深かったです。
また同時に長年描き続けて来たヴァンパイアストーリーが、ダークファンタジー・ソーシャルゲームとしてリリースされることも発表でき、10年の間、皆さんと共に守り続けて来たDというバンドを誇りに感じ、また感謝の想いが溢れる瞬間でした。
今年に入ってからは、メジャー復帰第一弾となる「Rosenstrauss」の作詞作曲、およびレコーディングなどを地下活動として行っていたのですが、皆さんに発表できる日を心待ちにしていました。
そんな8/28に発売される、ビクター第一弾Sg.の「Rosenstrauss」なのですが、こちらはドイツ語で「薔薇の花束」という意味を持つ言葉です。
Dはその時々に応じ、様々な世界観を描いてきましたが、今回はソーシャルゲームのテーマソングも兼ねているので、こちらは勿論ヴァンパイアストーリーの一曲です。
元々「ローゼンシュトラウス」とは、Mad Tea Party MAGAZINEで不定期連載している小説「薔薇の宝冠」に描かれている物語に登場するヒロインの名前でもあります。
「ロザリー」という名で通っていますが、本来は「ローゼンシュトラウス」という名なのです。
既存の楽曲でも描かれているように、ヴァンパイアの王であるドライツェンと結ばれ、後にジャスティスを生み、亡くなってしまいます。(曲でいうと「無垢なる薔薇の祈り」です)
今回の「Rosenstrauss」では、「太陽を葬る日」の歌詞にある「君に捧ぐ最後の歌」の部分になり、また「Vampire Missa」で、どのようにしてドライツェンが太陽に焼かれたのかという部分をMVで表現しています。
視聴できるショートVer.のMVでも雰囲気が伝わるかと思いますが、白い衣装のドライツェンは、ドライツェンに残されている人間の部分、そして夢の中で結ばれ続けたいという理想をイメージにしたものです。
ですので、窓から日が差し込むようなシーンもありますよね。
ドライツェン(黒)、四騎士(青、緑、赤、黄(琥珀、金))にそれぞれイメージカラーがあるように、ロザリーのテーマカラーは白なので、今回はロザリーを腕に抱くように白い花束を抱き寄せてます。
c/wである「氷獄の魔獣」は四騎士のひとり、水のヴァンパイアであるキルヒアイスがなぜコールドスリープをして眠りについている期間があったのかという謎を、深い悲しみと共に描いています。
そして「Memento~風のレイピア~」は風のヴァンパイア、ラファーガがドライツェンから王家のレイピアを授けるシーンを描いているのですが、こちらも今まで明かされなかった謎に迫る楽曲になっています。
「紅の蝋涙」は炎を司るカーバンクルの、生粋のヴァンパイアならではの葛藤、そしてまたも核心に迫る部分が描かれているので、どれも新たにぐんと世界が広がる楽曲と言えますね。
ヴァンパイアストーリーは頭部分から順番に描かれているわけではなく、長い長いお話を部分部分で楽曲としてピックアップしているので、ひとつの曲が生まれる度に、巨大なパズルのワンピースが埋まって行くような形になるのです。
新たに生まれた4曲は既に全曲ライヴで披露しつつありますが、実際にライヴで歌詞を聞き取る...というのは難しいと思うので(笑)、リリースされた暁には是非歌詞にも目を通してじっくり聴き込んでくれると嬉しいですね!
ゲームでのイラストはツアー初日に、スクリーンで披露させて頂いたのですが、ゲーム限定盤となるDーTYPEのイラストにもなります。
近々こちらでも、全曲の試聴と共にお見せできる予定なので、楽しみにしていてくださいね!
ゲームはまだ少し調整の段階があり、はっきりとしたリリース日程はお知らせできないのですが、夏中には公開できると思いますので、こちらも楽曲と合わせてもう少しばかりお待ち頂ければと思います!

おっと!8/21にはavexからD 10TH ANNIVERSARY BEST ALBUM『Bloody Rose "Best Collection 2007-2011"』も発売されます!
今年は10周年記念ということで、GOD CHILD RECORDSから、D初のベストアルバム「Treasure Box」をリリースしたのですが、今回はスマイルカンパニーとavex在籍時のベストアルバムになります!!
avexでのデビューから所属時すべてのシングルのA面および全c/w、アルバム曲の代表曲が収録された大ボリュームです。
また所属時のすべてのMV付きも同時発売されます!(DVD Ver.とブルーレイ Ver.)
Dの10年間の軌跡すべてを辿るのは難しいと思いますが、こちらはボリューム満載なので、最近Dを知って下さったという方にはとても良いかと思われます!!
ジャケットもすべて、美しいデザインワークなのでこちらもお楽しみに!

...しばらくこちらの日記は書いていなかったので、(前回のグッズ紹介は抜きにして)本当は色々最近ニュースなどを見て感じたことなども沢山書きたかったのですが、もりもりになってしまうので...(笑)
2013年の締めくくり、冬ツアーのFINAL(12/15の東京ドームシティホール!)も先に発表されましたが、今年も最初から最後まで気愛たっぷりで走り続けますよ!!
来年の春になればまるまる11周年!
とりあえず今は、夏ツアー前半戦、おかげ様で良い感じで来ています!
これから参加する!という方や、参加を迷っている方は、どんどん一緒に楽しみましょうね!
何年経っても、どこに居ても、DはDであり続けるという根底は今も変わりません。
僕が愛するD、皆さんが愛してくれるDはこれからも輝き続ける。
表現したい世界、伝えたい気持ちがあるからこそ、これは永遠に変わらないのです。
自分の理想は待っていても誰も創ってはくれない。
だからこそ、自分の手で、自分たちの手で導き出すのだと思います。
共にDとして、最高の景色を創り出しましょうね!!
ツアー中盤も頑張ります!!!