今夏ツアーは10本と少なめだったというのもあるけれど、気がつけばもう残り3本!

各地でのライヴが楽しいから余計に時間が過ぎて行くのが早いというのも勿論あるよね。

さて、8/6は仙台CLUB JUNK BOXでのライヴ、ライヴハウス内でlittleHEARTS.仙台店のアウトストア、そして8/7はタワレコ仙台パルコ店でインストアでした。

札幌の前後は休む間もなく制作活動をしていて、仙台が終わった後もすぐに頭を切り替えて制作活動に。

アルバムのリリース日は決まっているし、CDには夢の詰まった音楽をいっぱい詰め込みたいからね!

名阪が終わったらラストスパートで作詞とRECの毎日だけど、音楽人生に満ちた夏をおくれそうだよ(笑)。

それで仙台でのライヴだけど、札幌に続いて体調も良くライヴをこなせたかな!

「光の庭」から「名もなき森の夢語り」は宮城県の動物が鹿というところから。

確かこの日の前日はテレビで「もののけ姫」をやっていたんだよね。

ジブリは大好きで自宅にもDVDがあります(笑)。

森は癒しの象徴である反面、畏怖すべき場所でもあります。

足を踏み入れた人間の心、また行い次第では恐怖へと変わっていきます。

「名もなき森の夢語り」のMVでは僕は白い獣、黒い獣の両者を演じたわけだけど、人の目には僕は何色の獣に見えるのかな?

それから「Dearest you」も少し久しぶりにやったね!

前日のヒロキ君のツイートにヒントがあったんだけど、みんな気付いてくれてたのかな!

目映い色とりどりの煌めき、この日は奇しくも夏の風物詩ともいえる花火があったみたいだけど、みんなが翳してくれた星空の方がずっとずっと綺麗だったよ。

花火は消えてしまうけれど、みんなの想いは消えない。

いつまでもいつまでも目と胸に焼き付く、そんな景色でした。

そうそう、花火といえば3年半ほど前に撮影した「Night-ship"D"」のMVではFCのみんなで船上で花火を見たんだったね!

夏ではなかったけど(笑)。

各地で色んな曲を演奏する度に、その時の想い出が蘇ってくるね。

時の流れは本当に早いね。

前はね、砂時計の砂が零れて失って行くような気持ちが強かったけれど、最近は大切な想い出が大きな瓶にたくさん溜まっていくような気持ちになれるように心がけているんだ。

限りある時間の中で、たとえいつの日か終わりが来ても無にはならない。

僕らが生まれてきたこと、生きてきたこと、出逢った喜びも別れの悲しみも全部全部、神の記憶として残るんだ。

何も無駄なことはないし、もしも気持ちのすれ違いや思考の違いはあっても、誰も必要じゃない人なんていない。

みんながみんなにとっての後悔のない人生を送ってほしいと思う。

猫はにゃん生、犬はわん生、鳥やは虫類や虫達などは…って動物も勿論ね!

そうそう、それから伊達政宗にちなんで「竜眼の雫」もやったね。

一見屈強そうな男も時には涙を流すんだ。

それは泣き虫とかじゃないし、男だから泣いてはいけないとは僕は思わない。

まあ勿論べそかいて泣いてしまうのはなんともかんともだけど(笑)。

僕は可哀想な動物系を見ると涙が溢れる時があるかな?

この曲の人物像は「黒竜」や「皇帝〜闇に生まれた報い〜」などと同じなわけだけど、誠の愛を知ったがゆえに涙を零すわけなんだよね。

男性ファンのみんなは大切な時には泣いてもいいし、女性ファンのみんなは男がそんな時はそっと涙を拭いてあげられるような女性でいてほしいな!

人の涙を笑う者は、自分が涙を流した時にその悲しさを知るのだと思う。

人生は何事も勉強、人の痛みを我が身と感じられるようになれば、自然と優しくなれるはずだよね。

僕もまだまだこの先の人生で色々と学んでいきたいと思うよ!

誰だって良いところと悪いところはある。

だけど自分と分かり合えないからって、相手を全否定するのではなく、相手を尊重することが大事だよね。

何が正解で不正解か、はっきり線引きすることが難しい場合もあるから。

僕はね、見えるものだけがすべてではないし、見えないものを見ようとすることで、感じられる世界もあるのだと意識しているよ!

そうすることで色んな世界が見えて来る場合もあるのです。

それからアンコールではこれまた久しぶりに「Der könig der Dunkelheit」を!

仙台市内にある古墳から日本最北端の革製の盾が出土したらしく(ツネ情報!)、古墳といえば昔の皇族のお墓、王家の墓で、そこに盾と来たからね!(笑)

うさ耳を耳ピョコさせながらもしっかりとドライツェンの気持ちになって、我が身を盾にしてきたよ!

ヴァンパイアストーリーの曲を歌うと、特に王の場合は背筋がすっと伸びる。

色んな曲をやってきたとはいえ、数ある楽曲の中で最も古く、また最も数を誇るストーリーでもあるからね。

続いて「繭月の棺」も演奏したけれど仙台は月が似合う街だからぴったりの選曲かな。

ふわふわ美味しい萩の月っていう銘菓もあるしね(笑)。

今回はそういえば萩の月もずんだ餅も買わなかったなあ!

実家とおじさんちに牛タンは買って送ったけどね。

毎度ながら各地の美味しいものもいただきながらのライヴツアー、心から楽しいです!

そしてこの日の締めの曲は「Rosarium」。

ちょうどこの日の71年前は広島に原爆が投下された日でした。

昨日は長崎でしたね。

愛や平和を望んでも、本当の意味での愛も平和も中々見つからないのがこの世の中です。

戦争で多くの人々が亡くなり、今もなお苦しんでいる方や、心の傷が癒えぬまま過ごしていらっしゃる方はたくさんいらっしゃいます。

仙台も東日本大震災で辛い想いをたくさんしたと思います。

戦争や災害じゃなくても、苦しい思いをしている人もいると思います。

夢や理想、望んでも叶わないことは多いけれど、決して夢をなくさないでほしい。

同じ志で大切な気持ちを持ち続ける人は必ずいます。

ただ理屈を語るだけじゃ世の中は何も変わらないけれど、何も望まなきゃ何も生まれない。

僕らはこの薔薇園でみんなの夢を見守って行くと決めました。

忘れてはいけない大切な事を胸に刻み、そして生きている人は今を幸せに生きなきゃいけない。

「枯れない薔薇」とはみんなが自分らしく生きて行く為の自信の象徴なのかもしれない。

今はまだ愛も夢もわからないという人にも、いつか自分なりの幸せが見つかるように、ずっと胸にその花を咲かせていてほしい。

目には見えなくとも、その薔薇は僕らからみんなへ贈る大切な薔薇だからね。

忘れないで!

そしてライヴが終わったあとはアウトストアイベント!

みんなライヴ後でぐったりの中、ありがとうね!(笑)

僕らも力を出し切ったあとだったけど、握手をしながら感謝の気持ちを伝えられる事と、笑顔を見たら元気が溢れたよ!

病は気からっていうけれど、疲れも気からだと思う。

パワーの源さえあれば、いつも以上に元気で頑張れるよ!

ライヴもアウトストアもありがとうございました!

それから翌日はインストアイベントだったね。

こちらも参加してくれたみんな、本当にありがとう!

トークはみんなで和気藹々と話したけど面白かったな(笑)。

るいちゃんが司会をやってくれたんだけど、ヒデゾウ君へのつっこみとか色々ね!

僕の部屋がなぜヒデゾウ君の部屋の隣が多いのかという謎もこの日解けました…(笑)

来てくれたみんなも僕らの話しているトークを聞きながら自然と笑みをこぼしてくれて、そんな雰囲気がね、とても好きです。

衣装やメイクはしていても、ステージの上の僕らとはまた違った面を見せることになるわけだしね。

話すことによって、楽屋裏や普段の僕らが少しだけ垣間見えた…かな?

撮影会でもこの世にふたつとない、みんなとのチェキが撮れたと思う!

フィルムに収めた一瞬は時間と空間を共有できたってことだしね。

今はスマホやデジカメなどもあるとはいえ、データではなくこういった昔ならでは方法で手元に残るっていうのもノスタルジックで良いよね。

現代の子供達事情はどうか知らないけれど、僕が子供時代を振り返るのってやっぱりアルバムだからね。

写真は特別なものだし、たとえ色褪せても想い出の深さを語るには十分なんだ。

大事にしてくれると嬉しいです!

さあ、明日は名古屋!

オリンピックはメダルと獲った人達は勿論、才能と努力の賜物だけれど、惜しくもメダルを獲得できなかった人達もとてもとても頑張ったし、お疲れさまでしたと言ってあげたい!

僕も自分の世界で最大限の力を出せるように頑張ります!

名阪のライヴとイベント、心から楽しみましょう!!








私服チェキは動物シリーズで攻めているんだけど、名阪も攻めて行く!(笑)ASAGI