夏以来の新潟公演!!

11月の下旬であるにも関わらず、熱く気愛が滾った良いライヴでしたドンッ

まずは参加して、共にあの空間を創り上げてくれたみんなに感謝します、ありがとうドキドキ

年内のライヴはFC限定と男限定を抜かせば、新潟を入れて残り4本ということもあって、みんなの五感から涌き出る強さを感じるライヴになった気がするよ。

12年の歴史にまたひとつ、最高の想い出を生み出せたと思うビックリマーク

そして新潟には日本最大・最長の「関越トンネル」があるよね!

ヒロキくんの地元である群馬と新潟を繋ぐトンネルで、長さは10km以上あるらしいよ!

なんの工具もなしに暗い土の中を掘るモグラもすごいけど、こんな長くて立派なトンネルを作った人間もすごいよね~!!

ちなみにトンネルの歴史はけっこう古く、紀元前2千年頃からあるらしいです!

ユーフラテス河のあたりらしいんだけど、チグリスというとメソポタミア文明かな?

大昔にも優れた文明はあったんだよね。

今では誰もが当たり前に通るトンネルにも色々な歴史があって、興味深いなって思ったよ!

それでDにも地下道をテーマにした曲があるんだけど…

無差別に積み上げられた遺体の数々…
地下道に蔓延るのは悪しきヴァンパイアを神と崇め、自らの血を捧げる狂信者達だった…

こんな感じをテーマに描いた「Undergroud rode」を演奏ビックリマーク

それから新潟は全国でも有数の温泉で「温泉王国」としても有名なんだよねひらめき電球

温泉はただ気持ちがいいだけではなく、様々な治癒効果もあるからね。

戦いに傷ついた体も心が傷ついた時も、どちらにも効果抜群な気がする!

新潟は関東からも比較的行きやすい場所だし、一度新潟の温泉に浸かってみたいなって思ったよ。

海外はあまり湯船に浸かる習慣が少ない人達も多いようだけど、温泉はすごく癒されるよね。

ある意味日本のオアシスとも言えるのだ!

そんなオアシスに似合う人と言えば!?

新たなる猿王と共に宴を開いたよバナナ

新潟のみんなもノリノリで嬉しかったな~ドキドキ

NEW ALBUMからは「猿王の腰掛け」と「黒薔薇の騎士」でのみんなのノリがすごいよね!!

Dは聞かせる曲、楽しむ曲、激しい曲、世界観に浸る曲などなど、色んな楽曲がいっぱいだからね音譜

楽しそうに踊ってくれている姿が、ステージからもよく見えたよ!!

魚沼産コシヒカリ、新潟の民ピカリン達は元気いっぱいなのだ晴れ

ところで「ル レクチエ」っていう西洋なしの一種があるんだけど、日本で初めて栽培されたのは100年前の新潟らしいよ!

生産が難しくって「幻の洋梨」とも呼ばれていて、今では原産地のフランスでもほとんど生産されていないみたいあせる

日本人は元々細やかな仕事をする人が多いけれど、新潟の人々は稲作しかり、丁寧で大事に扱っているからこそとも言えるよね。

そして幻の洋梨といえば、新潟には幻の鳥もいるよねひらめき電球

ニッポニアニッポンである「鴇」は水田に棲まう虫や魚を餌としていたんだ。

だから昔に比べて減ってしまった水田、そして小さな生き物達がいなくなってしまって、棲む場所が消えて行ってしまった。

野生化では既に絶滅してしまった鴇だけど、今も人に育てられた子達は新潟の佐渡で暮らしているよね。

風切羽や尾羽に見られる、薄紅色と夕焼けの色が混じり合った美しい鴇色。

もう一度あの美しい羽を広げ、悠々と空を飛ぶ姿が見られることを願って「Gate to the sky」を演奏しました。

鴇は前の前のバンド、その時にも衣装のイメージにしたくらい大好きな鳥。

いつか彼らの想いを曲にできたら素敵だなぁラブラブ

絶滅を危惧されている鴇のように…すべてのものには始まりがあり、そしてまた終わりもあります。

けれどその終わりは、またなにかの始まりに続くための終わりだと僕は信じています。

果てしなく広がり続ける宇宙には、もしかしたらその答えがあるのかもしれない。

けれども人間である僕らがそれを知る術はないのです。

それでもたったひとつだけ、自信をもって言えることもある。

それは僕らの想いと、みんなの想い。

互いが強く惹かれ合うからこそ、Dは輝くことができている。

他には絶対生み出せないDだけの光。

悲しみが、今は不思議と強さへと変わっていくのがわかる。

「終焉 ~宇宙への回帰~」

それはこの曲の真意を、みんなが理解してくれたからだと思っています。

大好きだから…大好きだからこそ、受け止めなければならないこともある。

それをみんなは泣きながら、でも誰よりも強く抱えて、そして抱きしめてくれている。

そんな気がしたよ。

都会にいると人工的な光で、夜空の煌めきもくすんでしまうよね。

冬は空気が澄むし、新潟みたいに自然がたくさんある場所の夜空は、眩しいくらいの光を届けてくれる。

まるで星が降って来るみたいで、すごく気持ちがいいよね。

リハで歌っている時の客席はがらんとしていて寂しい感じがするけれど、ライヴが始まればみんなが集まって、たくさんの光が集まるよね。

真っ暗な心に光を灯してくれる。

いつもいつも、どんな時も、輝くことができたのは、本当にみんなのお陰です。

ありがとう星空

ライヴが終わると本当はいつも少し寂しいんだ。

無事に終えられたっていう自分と、終わってしまうなっていう自分がいる。

でも、その時の自分たちができる最大の力でできたら、そこに後悔はないんだ。

みんなの嬉しい表情も見れるし、僕らを求めてくれるから!!

メンバーみんなが言っていることだけど、一日一日、日が経つのが本当に早くて、あと一ヶ月で今年も終わってしまうわけだけど、みんなと過ごした時間が曲となり、歌となり、新しいDの世界を作ってくれたんだ。

人生は何もかも決まっているわけじゃなくて、自分の力で切り開いていくものだと思ってる。

あなたはこうです、あなたはこうなるでしょう。

最初から決まっているなら努力をする必要は皆無だからね。

勿論、生まれた時代や環境、幼かったり、体の不自由などもあると思うから、その状況でなんでもできるはず!って言っているわけじゃない。

僕が言いたいのは未来は真っ暗なんじゃない、真っ白なんだということ。

どんな人にも意思はあると思うんだ。

明確なビジョンがなくても、たくさんの道の中から、知らず知らずのうちに必ず選んでいる。

何も考えずにただ道を歩くこともできる。

だけどどこへ向かうか、どのくらいのスピードで走り、止まるのか。

これは自分で決めることができると思うんだ。

自分に自信を持てない人がいたとしたら、どんな自分になりたいのか、そしてその為にはどんな努力をすればいいのか。

自分の理想に近付くには、しっかりとしたビジョン、そして努力で報われることもあると思う!

Dの未来はひとりの力でどうにかできるものじゃない。

メンバーとファンのみんなと支えてくれる関係者の人々。

三者が互いに力を合わせた時、Dに新しい未来を創ることができると思いますビックリマーク

お休み期間はね、治療をしながら、Dの未来像についてより一層深く考えられたらなと思ってます。

答えは簡単にはでないというか、常に進化し続けるから難しいけれどねあせる

でもDが大好きだから、一日足りとも忘れることなく考えるよ!!

そうそう、それで話はアンコールの曲に戻るんだけど…

新潟を調べていたら「月見草の嫁」っていう物語を見つけたよひらめき電球

馬の世話をしながら歌を歌う男が主人公で、月見草と来たからびっくりしちゃった(笑)。

どんな話かというと…ある日馬を世話する男の前に美しい謎の娘がやってきます。

そしていつしか二人は結ばれ結婚するわけですが、ある日男は綺麗な花を見つけました。

妻の為にと花を手折り、男が帰宅すると何故か妻の返事はありません。

台所に向かうと、なんと妻は倒れていました。

男はあわてて妻を抱き起こすのですが、妻はこう言いました。

「私はその手にもっている月見草の花です」と…

毎朝、男が歌う歌声に聞き惚れ、妻になりたいと願い、そして人間になったのでした。

妻は短い間でしたが幸せでした、そう言い残すと息を引き取りました。

愛する人の命を奪ってしまった男は悲しみにくれ、泣き続けるのでした。

…とまあ、簡単に書くとこんな話らしいわけですが、月見草といえばこの曲「繭月の棺」だよねひらめき電球

でも僕は愛する命を奪うことは決してない。

尊い命、生きてこそ素晴らしい。

渇望のままに血を口にしては、本当の悪鬼になってしまうからね。

あくまでストイックに、戦って勝ち続けることこそが、本当の美学だと思いますドキドキ

それから新潟の県木は雪椿椿

雪の椿と書くけれど、この木は寒い寒い冬を耐え忍び、やがて春には真っ赤な花を咲かせてくれます。

またいつの日か、新潟のみんなと一緒に花を咲かせられるように「春の宴」を歌いました。

この曲の柔らかで暖かな光がすごく好きなんだ。

ツネが原曲を持って来た時、すぐに春が浮かんだな。

少しだけ寂しいんだけど、これで良かった、ここまで来れた喜びを感謝したい。

そういう気持ちが溢れて、すぐに歌詞を書いた記憶がある!

とても大切な曲のひとつですラブラブ

そして新潟といえば、日本最大の信濃川が流れ、火焔土器が出土した山もあります。

さらには日本三大峡谷のひとつである「清津峡」という渓谷もあり、まさに大自然に囲まれている場所です。

冬になればスキーやスノーボードで訪れる人も多いし、関東近郊からも比較的行きやすい場所でもあるよね。

山からは四季折々の美しい景色を観ることが出来るんだけど、中でも「雲海」は息をのむほどに素晴らしいそうだよ!

雲が海のように見えることから雲海と呼ばれているらしいけれど、朝陽が昇って雲を照らし…光の筋が生まれ、えも言われぬ景色に息を呑むだろうね。

陽が昇り沈んで行くように、生きていると季節や時間、命、そして人と人との出会い。

色々なものが巡って行くよね。

Dもメンバー、みんなと出会い。

12年間という年月もまた巡って行きました。

僕らの元、そしてみんなの元にも、何度でも朝はやってくる。

明けぬ夜はない。

再び朝日が昇り、生まれたての夢が見られるように、最後は「Glow in the sun」を歌いました。

その日、その場所に相応しいセットリスト、そしてその地で伝えたいこと。

同じセットリストはないし、同じMCもしない。

だからすべてのライヴに感動はあっても、同じ感動はないんだ。

それはそのライヴが絶対的に唯一のものだから。

チケットやスケジュールなど、様々な面をクリアして曲を聴きに来てくれたみんなに、その日僕らができる最大の想いを届けたい。

そう思ってメンバーみんなで色々決めています。

すべての人がすべてのライヴに対して満足だと言ってくれることが難しくても、僕らも僕らなりに最大の努力を尽くしている。

笑ったり泣いたりできるのは人間だから。

感情を殺して能面を被ったままの歌や曲に何の意味があるのだろう。

僕はそう思うし、自分の心をさらけ出すことで、みんなの心も開いてくれると信じている。

舞浜まで残り札幌、仙台…全力で挑むから、みんな付いて来い!!

新潟も最高だったよ!!!本当にありがとう!!!







新潟最高!!ASAGI