友人とのコミュニケーション(9)～友人に不満を感じる時(2)～
こんにちは。
カウンセリングサービスの鈴木美穂 です。
火曜日の「うまくいくコミュニケーション」は小倉健太郎カウンセラー、樋掛豪カウンセラー、吉村ひろえカウンセラーの4人で担当しています。
友人に不満を感じた時、相手の状況を理解したり、仕方がないのかもと考えて、納得しようとしても、悶々とした状態を打ち消す事ができない時はありませんか?
その時、本当は何を感じているかという事について、お伝えしようと思います。
【 本当に感じている事は? 】
なんで、あんな事をされなきゃいけないんだろう。
なんで、こんな事を言われたんだろう。
どうして、あの人はそんな事するんだろう。
ひどいじゃない。
傷ついた。
時には、心の中が友人への不満でいっぱいになったりしますよね。
何か事情があって、そうしかできないのかもしれない。
もともと、そういう人だから、仕方がないのかもしれない。
私は包容力があるから、甘えられているのかもしれない。
だけど、だけれど!
心の中は、友人がした事をめぐって、悶々、ぐるぐる。
あんな事するなんて、信じられない。
どうして?
私の事、どうでもいいと思っているんじゃないの?
私の事、ちっとも、大切にしてくれていない!
そうなのです。
友人がした行動を責め続けてしまうのですが、実は、その行動はどんな事でも、自分は大切にされていないという思いが不満になっている事が多いのです。
私は友人の事を大切に思っているし、大切にしている。
それなのに、あなたは、ちっとも、私を大切にしてくれない。
そう心は叫んでいます。
人はみんな、人から大切にされたいと望んでいます。
特に自分が大切にしている人にはそう願います。
大切にされていないと、自分にはそんな価値がないんだと思ってしまうのです。
こんなに大切にしているのに、大切にされない私は価値がない。
ダメなやつなんだ。
いなくてもいいんだ。
わ～!
というように、無意識に心は走って行きます。
それは、辛いですよね。
そして、心は傷つき、その原因を作った友人に不満を感じてしまうのです。
大切にしている友人には大切にされたいという欲求と、大切にされない自分はだめなんだという思い込みから、友人への不満で悶々としてしまうのです。
友人に不満を持った時、少し自分の気持ちに寄り添ってみて下さい。
大切にされていないという気持ちが隠れていませんか?
そんな自分はダメなんだと自分を責めていませんか?
どんなテーマでも自分はダメだと責める気持ちに行きついてしまうのですが、それだけ、人は自分を責める癖があるという事なのです。
外からは絶対わかりませんし、自分でも気がつかない事が多いのですが。
友人の行動を責める事から抜け出せなくて、辛い時は、一度、徹底的に責めてみるのも、そこから脱出する一つの方法です。
自分は絶対悪くない、と思う事がコツです。
なかなか思えないと思いますが、ひとつの手段だと思って、やってみて下さい。
頭の中だけでも、紙に書いてもいいので、思っている事のすべてを書いてみて下さい。
どんな汚い言葉でも、たとえ、罵倒する事になっても構いません。
「人として、どうよ」と思われるかもしれませんが、人は、感情を持つ、未熟な生き物です。
聖人君子ではありませんし、聖人君子になる必要もありません。
感情は自動的に感じてしまうので、コントロールはできません。
その表現方法は選べますが。
相手に直接伝える事はあまりお勧めしませんが、自分だけの空間なら、何も問題はありません。
心はエスパーでもない限り、誰にもわかりませんし、紙は破り捨ててしまえば、無くなります。
思いのたけを吐き出していくと、感情の上澄みがどんどん流れ出て、本当の気持ちがでてきます。
それは、大切にされていない思いや、わかってほしかったという強い願いや、友人を理解したいのに何を考えているか理解できない困惑だったりします。
それがわかった時、最初の友人に対する強い憤りの言葉や罵倒は洗い流されるように無くなっている事もあります。
無くならないまでも、少し薄れているのではないかと思います。
心理学では、人は人を責めている時は、もれなく自分を責めているという事になっています。
日常生活のすべてに適応してしまうと、ややこしい事になるので、心が追い詰められた時に思い出して下さいね。
友人への不満を感じていたのは、大切にされていない自分を責めていた事が原因だったとわかった時は、大切にされていないのは、自分がダメだからじゃない、相手に余裕がなかったからと内なる誤解を解いて下さいね。
心の中が落ち着く事で、友人の行為も気にならなくなるといいですね。
ただ、同じこ事を繰り返すような場合は、あなたの価値とは関係なく、大切にされていないのは事実かもしれないので、
距離を取るなど、対策は必要かもしれません。
まわりの人の負の影響はなるべく少ない方がいいですから。
12月15日は小倉健太郎カウンセラーが担当いたします。
お楽しみに。
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がんばって技術を磨いてきたけれど
こんにちは。カウンセリングサービスの山根しんいちです。
毎週月曜日に、山田耕治カウンセラーと隔週交代で、「仕事の心理学」をテーマにお届けしています。
今回のテーマは、「がんばって技術を磨いてきたけれど」です。
ある時、友人と話しをしていて、その友人ががんばって技術を磨いてきたことについての話しになりました。友人曰く、自分の価値を高めたいという思いでがんばってきたとのこと。その友人は、傍目にもかなりがんばって仕事をしてきたことを知っていました。
「これまでずいぶんがんばってきたよね。自分の価値を感じられるようになった？」
「いやいや、ぼくはまだまだ、、、」
ここでピンときました。
「元々、自分に価値がない感じがしてなかった？」
「そうだけど。だからがんばって技術を磨いてきたんだ」
「けっこうがんばってきたよね。それで、技術を身につけて自分の価値が上がった感じはする？」
「いや、ぼくが習得できるような技術で価値が上がった感じはしないよ。もっとがんばらないと」
「ちょっと待って」
「われわれのこころの中に無価値感というのが存在していることがあるんだ。それは、自分には価値がないという感じ。その無価値感がこころの中にあると、もっと自分の価値を上げないといけないと思ってがんばるんだけど。でも、元々自分自身の中にある無価値感が強いと、例えば新しい技術を身につけたとしても、価値がないと思っている自分が身につけられるような技術には価値がないと感じてしまうんだ。いくら新しい技術を身につけても自分の価値が上がった感じはしない。だから、これを延々と続けてしまうんだよ」
「え？だから今までいくらかんばっても自分の価値があがった感じがしなかったのか」
「そう。その通り」
「あ～、なんか力が抜けた」
そうなんです。自分の価値を感じられないから、がんばって何かを身につけようとする時、そのがんばりは向上心とも受け取れますからけっして悪いことではないのです。でも、目的が自分の価値を上げるためであれば、それはゴールのない競争になってしまいかねません。悪くすれば、いくらがんばっても目指すものが手に入らないということで燃え尽きてしまうこともあります。
もしあなたが同じような状態にあるとしたら。
まずは、自分のこころの中に無価値感というものがあって、自分の価値を感じたいと思っているんだということを認識することが大切です。元々この無価値感というのは、わたしたちのこころの中にある罠の１つです。真実ではありません。ですが、こころの中の声にだまされて、それが本当のことのように思い込んでしまっているのです。
もしできそうならば、ゆったりした姿勢で深呼吸をして、自分には価値がないと言っている声に耳を傾けてみてください。なぜ価値がないと思っているのか聴いてみてあげてください。その声はなんと言うでしょうか。じっくりとその声の話しを聴いたら、今度は今までずっとがんばってきた自分自身をイメージして、よくがんばってきたねとねぎらってあげてください。
これまで無価値感を埋めるためにがんばって技術を磨いてきた人は、無価値感を埋めるためではなくても同じように技術を磨いていくことができます。そして、それは今までよりも、もっとワクワクする興味深い作業になるかもしれません。そうなった時には、きっと今までよりもずっと早く新しい技術を身につけられるようになっているでしょう。だってワクワクする楽しいことには時間を惜しめませんから。
では、また次回をお楽しみに。
心理学のエッセンスをわかりやすいお話しで綴った大人気シリーズ
「心の不思議」
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超越のとき ～１２月の恩恵を享受する～
いつもありがとうございます。カウンセリングサービス の多田陽香 です。
毎月第１・３日曜日に女性性ＵＰ！のテーマで担当させていただいております。
どうぞよろしくお願いします。
１２月です
冬らしい季節になりましたね。いかがお過ごしでしょうか？
１２は数秘術で恩恵の数と言われています。
天からの贈り物を受け取る準備はいいですか
不満からくる欲求や、自分の計画を手放して、
ただ両手を広げて、ハートを開いて、身をゆだねるのがよい態度です
何かに必死で打ち込んでいる人であれば分かると思いますが、
何か最高を掴みとるときには、自分自身の力だけではどうしようもないんですよね。
大いなる力を身体やハートの中に迎え入れて、皆に背中を押してもらって、別次元まで跳ばせてもらう
そんな感じで最高の瞬間はやってきます
強く願う気持ち、コミットメント、全身全霊、究極の真実は、恩恵と共に具現化するのです
私たちは、自分のことをとてもちっぽけに考えています。
自分の人生には、ミラクルなんて起きないと。
自分の動きも、受け取るサイズも、制限しています。
欲しいと言いながら、実は手に入れることを怖がっています。
最高に欲しいものは、記憶から外している人もたくさんいます。
妥協や我慢、調整している人もたくさんいます。
人生を自分でコントロールしているほうが、楽だと思っているからです。
自分の人生には恩恵は必要ない。自分で動かせるほうが便利だと。
ですから、恩恵やミラクルは、「うまくやっている人」には起きません。
自分でコントロールしていると、あなたが自分の人生の中で神様になっていますから。
あなたのイメージがそのまま人生に現れてゆくだけです。ただそれだけ。
でも、究極的状況に叩きつけられた人は、どうでしょうか。
または、自らを最も厳しい状況に追い込むタイプの人は、どうでしょう。
助かる術がない、得られるものがない、と本当に実感することが出来た人は
本当に身体と心をいっぱいに広げて、大きな大きな力が入ってくることを、自分に許すでしょう。
それしかもう答えがないから。
そこまで追い詰められ、自らを追い詰めることが出来る人には、超越のチャンスが与えられます。
問題に見舞われたとき、私たちは勘違いしがちですね。
「自分が大きくなれるチャンスだ」とは信じられず、
「もっと自分を良い人間に改造するにはどうしたらいいですか？」という姿勢になっています。
より小さくなろう、小さく隠れて生きようと、縮こまる姿勢になっているのです。
たくさん傷ついてきたのだから、怖くなって、ハートを隠してしまうのも無理はないですよね。
でも、試されているのですよね・・。
あなたが罪悪感や失敗感に喰われて
人生を終えるのか
それとも、さらなる高みに跳躍するのか
問題とはその機会を示しているのです。
それぞれの問題には、その人の人生をより良くするための、ヒントがふんだんに盛り込まれており、
あなた勘違いしてますよ あなたは、もっともっとしあわせになれますよ
というメッセージなのです。
恐怖や苦しみのあまり、コントロールがいっそうきつくなった状態でカウンセリングに来られますが、
何か別の角度からの視点を受け取ろうとする気持ちを持つだけで、
簡単にサポートは入ってきますよ。
そして弱くなったからこそ、力が入らなくなってしまった状態だからこそ
恩恵やミラクルがあなたに入ってくるのです。
弱くなったあなたを、どうか嫌わないでくださいね。
新しいレベルで、あなたの女性性が花開くときなのです
１２月は恩恵を受け取ろうとする気持ちが、あなたの人生に変化をもたらしてくれるときです。
特に１２月がお誕生日の人、
今までにも恩恵をたくさん受け取って来られたかもしれませんが、今月は、さらに大きく受け取ってもいいのですよ
あなたという「スーパースター」が、この地上にやって来た
という祝福を
この地球には、あなたを愛している人も、そうでない人も、いるでしょうけれど、
さらなる超越のために、あなたのことを愛している人たちのほうに、目を向けるときです。
愛してくれる人がいないと感じている場合は、
神聖な存在が、あなたに対して慈愛溢れる優しい目で微笑みかけているイメージをしてみましょう。
今月は繋がるイメージングが有効です。
最後に、数秘術から今月を見てみますね。
「１」はパイオニアと探求者を示し、「２」は新しいレベルの人間関係を示します。
１＋２＝「３」は、表現とコミュニケーションと才能とセクシャリティを示し、
「１２」となると、それは宇宙レベルで、そして霊的なレベルになっていきます。
宇宙人レベルのスーパースター
１２月が誕生日の人は、異次元のギフトをお持ちのようですよ。
妥協をせず、追い求めてください。
そして、注意すべきエゴの罠は、コントロールです。
罪悪感と失敗感を感じたくないので、「役割」や「補償行為」「いい子」をやろうとして、
あなたの内側の本当の声や、高いレベルの導きを、聴くことができません。ここは気を付けましょうね。
今月は、あなたの大好きなものとの、心のコミュニケーションを続けましょう
祝福と恩恵いっぱいのひと月を過ごされますように
◆多田陽香のブログへ ◆カウンセリングを受けるには 会場案内
決められない、まとまらない・・そんなときは。
今日もありがとうございます。嶽きよみ です。
松永浩一、三好成子が執筆に加わり、なるみ たかふみ 、と私の4人で土曜日の「イキイキハッピーライフ」をお届けしています。
よろしくお願いいたします。
カウンセリングをしていて、
「それ、本で読んでわかったつもりになっていたけど、やっとストンと心に落ちました！！」
と言われることがとても多いんです。
それはおそらく、
多くの方は、解決したい問題を感じた時、
まずウェブを検索したり、
本を買ったりして
情報や知識を得ようとするのではないでしょうか。
そして、
「色んなことに気づいたし、すごく納得した」
でもそのはずが、
・・あれ・・？
やっぱり変われない・・・・
となり、
そのあたりでカウンセリングを利用してくださる方がとても多いからではないかと思います。
何が言いたいかというと、
そのふたつの違いは、
「ひとり」と「ふたり」の違いだと思います。
私たちは、どんなものでも、結局は、
自分の見え方でしか見ることができず、
自分の聞こえ方でしか聞くことができません。
なので、ひとりで考えているだけでは、
なかなか自分の枠に外に出ることが出来ないため、
ぐるぐると同じ場所を回ってしまうことが多いんですね。
決断できない、とか、
考えがまとまらない、というときは、
自分のものさしだけですべてを決めようとしているときかもしれません。
いくら考えても・・というときは、これまでの自分のやり方や考え方では決められないんだ、と考えてみるといいと思います。
そういう時の私のおすすめは、とにかく 足を使う、、ということです。
平たく言うと、できるだけ「人に会ってみる」ということです。
自分以外の人の目線やものの見方を取り入れる、ということで、新たな選択のしかたを手に入れることが出来るからです。
これまであまり話したことのなかった人や、自分の周りにあまり居ない人、などにもあえて会ってみるといいかもしれません。
「人を頼ること」「甘えること」が苦手な人は少なくありません。
頼ることが、何か自分が弱くなってしまったような、負けてしまったような感覚になる人や、
頼ることが申し訳ない、と思ってしまう人もいらっしゃいます。
でも、そんなときは、むしろ「世界は私のためにある」と、思ってみてください。
そして、どんな問題も、
あなたが「愛されている」ことに気づくために起こる、と考えてみてください。
周りの人は、敵ではないし、
起こることは罰ではありません。
今、もし 決められない何かがあるとしたら、
決められない自分を責めるのはやめにしましょう。
これまでの自分の尺度では決められないんだ、
ということを自覚して、だれかと繋がってみてください。
もちろんそれが、カウンセリングからでもかまいません。
新しい尺度でなら、きっと決断することができるはずです。
良い週末になりますように
ありがとう
嶽きよみ
無意識を仕事に活かそう！②
みなさん、こんにちは。
大塚亘です。
金曜日は、堀池典代カウンセラー、佐藤まゆみカウンセラーと、私、大塚亘の
３名で担当させていただいております。
前回の無意識を仕事に活かそう！①に引き続きまして、今回も、「無意識」と
「仕事」についてお伝えしたいと思います。
前回読んでいただきました通り、私大塚は、大学卒業後ある音楽・映画関係の
会社に就職しました。音楽が好きで就職したはずなのに、面接で経理が
やりたいとウソをついてしまったため、本当に経理部員になり、辛い日々を
送っていました
３年ちょっと経理をしていましたが、人事異動で、ようやく経理から離れる
ことができました。しかし、その仕事は、私が希望していたディレクターや
プロモーターなど、音楽のアーティストに近いところの仕事ではありません
でした。
人事異動で新たに配属されたのは、営業部でした。音楽・映像の会社なので、
大きく分けるとＣＤ、ビデオとなるのですが（私が営業をしていた時代は、
まだＤＶＤはありませんでした）、実は、私はあまり映画に興味がないのです。
ですから、営業はうれしくないけれども、もし配属されるのなら音楽の方が
いいと会社に伝えました。しかし、実際に配属されたところは、あまり興味が
ないビデオの営業でした
具体的に何をしていたかといいますと、ＴＳＵＴＡＹＡなどのビデオレンタル
店の仕入れ担当者に営業を掛けて、自社が販売しているレンタル用のビデオを
１本でも多く販売するというものでした。
月に１回仕入れ担当者から注文をもらうというルートセールスでしたが、営業
をはじめてみて、まず私はこう思いました。
「俺なんていらない！」
レンタルビデオ店というところは、新作のビデオがないと商売になりませんから、
必ずある程度のビデオは購入します。しかも、何本ぐらい置いておけば良いかは、
お店の来客数や客層などを把握しているレンタル店の仕入れ担当者が一番よく
知っています。
つまり、私が営業しなくても、ＦＡＸ１枚送信してもらえばいいじゃないか、
だから、俺はいらない！と思ったのです。
これは、心理的には、自分は役に立っていない、価値がない、というような
「無価値感」が私の中にあり、それが刺激されて、自分なんかいらないという
発想になってしまったのだと今では思っています。
私は結局そのレンタル店を回るルートセールスの意義を見いだせないまま
でしたが、私の同期で同じビデオの営業マンだった友達は、
「俺はこの仕事大好きで、一生続けたいんだ！」
と言っていました。あまりの感覚の違いに驚きましたが、彼は自分の無意識の
中の無価値感が少なかったのではないかと思います。言い方を変えると、彼は
人間として自分に価値があると無意識で思えていたということです。
そして、その自分には価値があるという無意識が外の世界に投影されて、
店舗での販売促進など、レンタル店に何か役立つことなどをして、彼は自分の
仕事に意味を見い出すことができていたのだと思います。
私の場合は、以前から何度か書いていますが、学生時代に精神的な病気で
苦しんだことが原因で、当時は全く気付いていませんでしたが、強い
自己否定を持っていました。俺なんかこの世に存在しなくてもいい！という
ぐらいの、強い無価値感を持ってしまっていたのです。
そのため、その強い無価値感が外の世界に投影されて、ルートセールスが
価値のないものだと思い込んでしまい、自分なんていらない！という発想に
なってしまったのだと思います。
当時、私が勤めていた会社でビデオの販売関係に携わっていた社員は全国で
100名はいたと思いますが、誰一人として、営業マンを廃止して、ＦＡＸ
だけにしよう、などと言い出す人はいませんでした。
つまり、私の見方が偏っていた、無意識により歪められていた、ということは、
間違いないと今では思います
「無価値感」は、私のように明確な原因があって強く無意識に刻まれる場合も
ありますが、特に大きな出来事などがなくても私たちの無意識に潜り込んで
いることがあります。といいますか、私たち人間は、多かれ少なかれ、
「無価値感」という感覚を持っています。
もし、いまの仕事にやりがいを感じない、意味がないように思える、という
ような感覚があったとしたら、もしかしたら、それは、仕事に意味がない
のではなくて、我々人間が多かれ少なかれ持っている無意識の「無価値感」が
原因かもしれません。
もしそうかもしれないと思われたときは、ご自身の人間としての価値を
再認識してみてもいいかもしれません。具体的には、過去や現在の自分が
達成したこと、出来たこと、褒めてあげられることなどを、些細なことでも
いいですから、思い出して自分の良さを再度確認してみてください。
また、カウンセリングを使って、ご自身の価値を再認識
（価値を高める、ではありません。もともとお持ちの高い価値を再認識する
という感じです。）
することもできると思いますので、よかったらお使いくださいね。
読んでいただき、ありがとうございました
大塚亘
続編「無意識を仕事に活かそう！③」ＵＰしました！
12月11日は堀池典代カウンセラー
12月18日は佐藤まゆみカウンセラー
がお届けします。どうそお楽しみに
カウンセラー大塚亘のプロフィールへ大塚亘のカウンセリングを受けるには会場案内