ステイホームで思うこと
皆さま、こんにちは。
佐藤まゆみです。
「恋と仕事の心理学」、金曜日は“恋と仕事のライフプロデュース”です。
毎週金曜日、櫻井朱実カウンセラー、蒲谷芳久カウンセラー、高梨弥生カウンセラーと私の4人でお届けしています。
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1年のうちでも最も季節の良いこの時期に、気軽には出かけられない状態が続いています。
“五月晴れ”なんていいますが、出かけるのを控えている身とすれば、むしろお天気が良くない方がまだマシってすねてしまいそうです。
ステイホーム
この言葉がすっかり定着してしまいました。
今、状況は少しづつ変化を見せ始めたので、自粛が緩和された地域もありますが、基本的に人と会ってはいけない、接触してはいけないなんて、事態の深刻さは解ってはいても長期に続くと辛いものです。
でも、どんな場合でもどこに視点を置くかによって、心の持ち方は大きく違ってきます。
◆ステイホームで得られたもの
これまで人とのコミュニケーションは、直接会って言葉を交わし、お互いの表情や雰囲気を感じることで、築いてきたものでした。
ところがそれが出来なくなって、飛躍的に普及したのがオンラインのコミュニケーションです。
いわゆるテレビ電話。
一昔前なら夢のような話ですが、これが一気に当たり前のやり取りになりました。
おかげで、私の高齢の母でも孫やひ孫の姿を見聞き出来るようになって大いに楽しんでいます。
オンラインの飲み会なんていうのも、最初は半信半疑でしたが、やってみると案外楽しいものですね。
こういうことは実際に経験してみて初めて分かるものです。
さらには、各種講座やイベント、あるいは音楽やダンスのコラボレーションなどなど。
その画期的なアイデアや予想外の面白さに触れるたびに「人間ってすごいなぁ。」と思わずにはいられません。
この状況の中で、
【今出来ることは何か?】
ただひたすら、これだけを考え続けて、行動してきた結果ですよね。
オンラインでは、地域の枠が取り払われたおかげで移動時間を取る必要がなくなりました。
世界中のどこからでも瞬時に参加できるなんて、私のようなアナログ人間には本当に驚きです。
今も、どこかでだれかが「もっと、こうなったら良いのになぁ。」と思ったことを実現しようとしているに違いありません。
離れてつながる
これからも更なる可能性を求めて、もっと進化していくことでしょう。
その恩恵にあずかれるのですから、ありがたいですね。
感謝あるのみです。
◆リアルに接することの利点
その一方で、今までのやり方は無駄が多かったのかと言うと、そうでもありません。
人と会うために時間と手間をかける。
これが結構大事なんです。
どこかに出かけていって会うとなると、必ず待ち合わせ時間から逆算して家を出るまでにやっておくことを考えていましたものね。
特に女性は、その場にふさわしいファッションとかお化粧とか。
面倒だけど、「何着ていこう?」とおしゃれするのは楽しくもあります。
もちろんオンラインでもそれなりに気は使いますが、
「写るのは上半身だけだから、下はジャージでもいいか。」なんてね。
つい手を抜きそうになるのは私だけかと思っていたら、料理研究家の平野レミさんは家ではスッピンなので顔は見せませんってことで、ご自分の顔のお面を付けられていて思わず笑ってしまいました。
それはともかく
身支度を整えながら、人と会う時のモードにシフトしているのは確かなようです。
そして移動時間。
実は私は、乗り物に乗っている時間って結構好きなんです。
すし詰めの満員電車は苦手ですが、座って窓の外を流れる景色を見ながら、これからの予定に思いをはせるのは心地良い時間です。
目的地に着いて待ち合わせていた人に手を振った時、すべてのピントが合ったような感じになります。
◆これからのコミュニケーション
今回、オンラインにはオンラインの良さがあることが、よくわかりました。
最初は気が進まないながらも、やってみたことで功を奏した面がたくさんあります。
ステイホームは、延々と続くものではなく、徐々に解除されています。
これからは、今までのリアルな接し方に加えて
“離れてつながる”
“精神的にそばにいてあげる”
そんな関わり方もあることを知った私たちの生活は、より良いものになっているのではないでしょうか?
ものごとにはすべて陰と陽があります。
常に表ウラ一体で、陰を抜け出た先には必ず陽の世界が待っています。
つい不自由&不便に目が行きがちですが、光の差す方に目を向ければ、さらにバージョンアップしたコミュニケーションが、これからの暮しを豊かに彩っていくに違いありません。
私は、そう信じています。
最後までお読みくださって、ありがとうございました。
佐藤まゆみ
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次週、5月22日は、蒲谷芳久カウンセラーの担当になります。
どうぞ、お楽しみに
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