最近、◯◯な人にばかり出会ってしまう。
今日もありがとうございます。嶽きよみ です。
中村陽子、三好成子 、眞田遊子と私の4人で土曜日の「イキイキハッピーライフ」をお届けしています。
よろしくお願いいたします。
同じような人に出会ってしまうパターンあなたは、このタイトルのように、
「最近 同じようなタイプの人によく会うなぁ・・」とか
「また こういう人に会っちゃったよ・・・」などと思ったことはありませんか?
もしそれが、「いい人にばかり」「素敵な人にばかり」会うのならすごくハッピーでよね。
でも、◯◯の中に、出来れば出会いたくない人、避けて通りたい人、の要素が入るとしたら・・・。
誰だってすごく嫌ですよね。
今日は、そんな時の対処のしかたを書いてみようと思います。
人ではなく、感情と出会っている
まずは、”よく似たタイプの人”、と考えるのではなく、自分に ”よく似た感情を思い起こさせる人” というふうに考えてみます。
それは、イライラさせられる人でしょうか?
怖れを感じさせられる人でしょうか?
寂しさを感じさせられる人でしょうか?
つまり、嫌な人、というのは、自分に嫌な感情を思い出させる人、ということにもなるのではないでしょうか。
その人と出会うのは、あなたのため
ではなぜ、嫌な感情を思い起こさせる人ばかりよく会うのか?
それは、あなたがその感情と向き合う必要があるから、だと考えてみます。
わたしたちの心の中には、いろんな感情があり、いろんな側面を持っていますよね。
でも、これまでの経験や、それぞれの性格や、いろんなまわりの影響で、殺されてきた感情や、隠している自分が存在していたりもします。
つまり「嫌な人」とは、その隠した自分を投影した人だと考えてみるということです。
嫌な人は、あなたが自分と向き合い、ステップアップするためのボランティア
そう考えることができると、相手の見方が少し違って見えてきます。
嫌なその人にも、本当は、素敵な面や、素晴らしい部分はたくさんあるはずです。
でも、あえてあなたに対して、
無意識に、ボランティアとして嫌な感情を思い出させる人の役を請け負ってくれている、
と考えてみるのです。
嫌な人が見せてくれる感情を受け入れる
たとえばもしその人が、
すごくワガママで腹が立つ・・・のであれば、自分の中のワガママさを受け入れる。とか
上から目線で言われイラッとする・・・のであれば、自分の中の自己顕示欲を許す。とか
依存的で我慢の限界・・・なのであれば、自分の中にある依存を許す。とか、そんな感じです。
相手のどんな要素が自分を嫌な気持ちにさせるのか、、、
それがあなたが受け入れるのを拒否してきた自分自身だったり、こだわっていたりする自分だったりするのです。
受け入れ、許すとどうなるか?
もちろん、その感情は、自分が否定してきたものだったり、無きものにしたいものだったりするので、受け入れるのは難しいことだったりするかもしれません。
受け入れたら、その嫌な人と同じような人間になってしまうのではないか、という怖れも出てくるかもしれません。
でも、そんなことにはなりませんし、その感情を受け入れたからといって、その人と同じような行動(例えば 怒鳴ったり、迷惑をかけたり、傷つけたりなど)をしなければいけないわけではありません。
あなたは、そんなことはしないはずです。
ただ、忌み嫌われていた感情を認めよう、受け入れよう、してみることです。
それは、自分を認める、受け入れる、ということにほかなりません。
それが完了すると、「同じような嫌な人」には、だんだんと会わなくなってきます。
もしそれが、いつも近くにいる職場の人だったとしたら、だんだんその側面が気にならなくなってきたりします。
だからと言ってその人と必ずしも仲良くなる必要はありませんし、その人を変える必要もありません。
あなたが「前より気にならなくなってきた」というのが、大きな課題を完了してきたサインです。
まとめ
嫌な人は、あなたを罰するために存在するのではありません。
見ないようにしてきた感情や、抑圧してきた自分を認めると、そういう人(あなたの目の前に現れたような嫌な人)になってしまうのではありません。
受け入れてはじめて、手放すことができるのです。
怒りの感情を抑圧していても、怒りは解放されません。
その存在を認めて、受け入れて、理解できると手放せます。
その感情を受けいれたあなたは、これまでとは違う考え方や行動ができるようになっているはずです。
つまり、あなたが出会う人や人生も、そこからまた変化が始まるのです。
よい週末になりますように。
ありがとう
嶽きよみ