Celestial-Speedup! ~天の加速とマインドの力~
いつもありがとうございます。カウンセリングサービス の岡崎陽子 です。
毎月第1・3日曜日に女性性UP!のテーマで担当させていただいております。
こんにちは。2月半ば過ぎましたね。皆さまどのようにお過ごしでしょうか?
先日はたくさんの場所で雪が積もりましたね
まだまだ寒い日が続きますが、どうかご自愛くださいね。
精神世界においては、2012年の年末から2015年までの時期は、とても大切な特別な時期となっています。
読者の皆様の中には、一昨年辺りに「アセンション」「次元上昇」などの言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
この時期に私たちが考えたことが、実際に起こりやすくなる時期であるというのです。
しあわせな感覚、喜び、希望、真実・・などを感じられていれば、それがそのまま倍増し
そして反対に、
怖れや不安、疑い、将来への暗い気持ち・・などを持っていると、それもそのままに現実化するスピードが速まっている時期が、この3年間だというのです。
そして今がこの時期の中間であり、もっともスピードが速いと言われています。
精神世界の名著「A Course in Miracles(ア・コース・イン・ミラクルズ)」では、この時期のことを
【Celestial-Speedup】(天の加速)と呼んでいます。
今回は、この【Celestial-Speedup】(天の加速)の時期にふさわしいものをお伝えできないかと思い、
私たちがどうして天から自立してしまったのかまた、何故ワンネスを切り離してしまったのかについて、改めて見つめ直す機会にしたいと思いました。
意識の集合体の土台となるものを整理し、その上で、この時期にどのような選択をしていくことが出来るのか・・そこを皆さんと一緒に大切にしていきたいと願っています。
この時期、私たちのマインドがすぐに具現化してくれるなら、
「じゃあいいことばかり想ったり感じられるように自分をコントロールしよう」と思うものですが、
ネガティブな想念を抑圧したところで、意味がありません。抑圧されたものまでも具現化が速いのです。
正確に見ていけば、ほとんどすべての人が、暗い想念を抱えたままでしょう。
一昨年暮れに始まり、昨年あたりから、
「なんだか人生最悪の事態に見舞われているのです・・」
という方、いらっしゃいませんか?
私自身「魂の闇夜」という、自分が「ぺっちゃんこ」になってしまうようなシリアスな体験を経ておりました。
この時期に多く浮上してくる感覚は、怖れです。
「これが起きてしまったら一番辛いだろうな・・」
「他のことだったら何とか持ち直せるかもしれないけれど、これだけは耐えられない」
また、このようにおっしゃっておられる方もいました。
「何一つ、報われてないことへの悲嘆があります」
「不公平だなって気持ちです・・」
地震などの天災への感覚を、個人の人生の中で体験なさった方もいらっしゃいます。
「次にどこが壊れてゆくのか分らないな・・って怖れがあります」
「どこからやられてゆくのか分らないという感じ」
これらのハードなプロセスがどうして起きているのか・・それはすべてはワンネスへ帰還するために起きています。
試練に見舞われた際、私たちはよく、「天が私たちを試している」というようなことを考えますが、
非常に深く無意識を探求してきた心理学者ユングや、精神世界のマスターたちは、天と私たちの関係性について、天が自分を処罰すると思っているのは自分自身のマインドであると説いています。
私たちが天を疑い、自分を試して苦行してしまうのです。これは無意識の深いレベルで起きていることです。
ワンネスから離れた理由
「帰還」と書きましたが、天・ワンネスというのは、元々の私たちのふるさとなのです。
では、どうして故郷を離れたのか?という物語は、人類共通です。
天との分離を選んだ理由は、単に、「受け取り手」のままで居たくなかったから、それだけなのです。
私たちは「神の赤ちゃん」では居たくなかったのです。
大人になって、クリエイターになりたかったわけです。
愛を受け取るのではなくて、愛を与える側になりたかったのです。
「A Course in Miracles(ア・コース・イン・ミラクルズ)」では、天との分離を選んだ理由について、こんな風に述べています。
≪まるで誰かがジョークを言って、あなたにはオチが分らなくて、あなたは笑い損ねてしまったのです≫
「もし神様と離れてたら、どうなっちゃうんでしょうねえ」と聞かれて、そこで笑い飛ばすのではなくて、
『うーーん・・もし神様と離れてしまったら、どうなるのかなあ』
なんていう「空想」の中に入っていってしまったのです
神と切り離されたイメージを脳内にずっと浮かべて・・
単なる「空想」がまるで本物のようにパワーを持ったのは、マインドの力をそこに投資したからです。
私たちのマインドのパワー
私たちのマインドの力というのは、ものすごくパワフルなのです。
まるで神と同様の具現化パワーを持っています
そしてマインドの力により、抑圧してしまったことは、自分でも忘れることが出来ます。
抑圧していなかった方のマインドの部分だけを取り出して、「これが自分だ」と思ってしまうのです。
つまり神と一つにつながっている部分(ワンネスの記憶)は抑圧されてしまって、
「神様が私たちを見捨てたんだ」という物語を書く(生きる)ことをしています。
私たちは「神を切り離した」罪悪感を抑圧したのです。
この抑圧は、何度も何度も何度も、人生の中で繰り返され続けています。
私たちのマインドは継続して天か地獄かを選び続けているわけですが、常に地獄を選び続けているようなものなのです。
例えるならば、ワンネスに映画のスクリーンのようなものを貼って、物理的な宇宙をスクリーンの上に創ったのです。
スクリーンは私たちの今現在の選択の結果を見せてくれています
自分で見ているこの世界は、自分の創りだしたものであり、シナリオ通りうまく仕上がっています。
ここ・世界は、自己概念の転写です。
マインドにとって一番リスキーなこと
さて、「自分は受け取り手でいることには満足せず、自分もクリエイターとして神のようになりたかった」という、ワンネスから分離する最初の理由を思い出すと、
これが地上の私たちの願いなら、この地上で起きていることは、当然こうであるでしょう。
『人は、欲しいものを手に入れるためには、ズルをしてもいいと思っている』
もともと自分のものでもないのに、それを取ろう盗ろうとしている・・。
私たちがズルをしたがるたびごとに、何かを世界から、周囲から、奪おうという誘惑に負けるたびごとに、
天からの恩恵を受け取りにくい環境に自らを貶めてしまうのです
そして私たちのマインドにとって最もリスキーなこと・・それは、
ここは単なる幻想なのに、「ここから何か価値のあるものを得られる」と思っているところです。
「信じていたのに、信じられないようなことが起きた・・」というのは実は至極当たり前に起きることでもあるのです。
幻想が打ち破られたとき、私たちはガッカリし、幻滅と落胆と恨みとで鬱のようになっていきますが、それこそが「本来ないものへの執着」であり、
執着が私たちをこの幻想の世界・罪悪感の地獄ループへと繋ぎ止めてしまっているのです。
万物流転の法則にもあるように、形あるもの皆必ず壊れます手にしたものは必ず失います。
だから、この「夢」の内容を必死になって変えよう変えようとすることは、意味がないのです。
それよりも、幻想は幻想なんだと知っておくこと。
世界からは何も貰えません。
自分と天がつながっているときにだけ、無尽蔵の愛と守護のパワーを自分自身の内側に感じることができ、
天に愛されていることを知っているときにのみ、女性性の花である、あなたの内なる平和が存在するのです。
人が、その尊厳を、自ら放棄したとき
惰性に人権を奪われているように感じているとき
私たちは自身のことを真実ではないと、偽物のようであると、感じてしまうでしょう。
自分と天は一体ですから、神のことも偽物のようにしか思えなくなるのです。
これが一番パワーがなく、辛い体験になるでしょう。
私たちが自分のことを愛したり、大切にしたり、尊重したりできるのは、
私たちが天を信頼し、無限の可能性を感じられているときだけなのです。
この時期、特にあなたがより多くの時間、天とつながることが出来ますように
【Celestial-Speedup】(天の加速)に乗って、私たちがより多くの愛に気付き、受け取ってゆくことが出来ますように