9月は霊的な教えのとき ~YOU can fly NOW~
いつもありがとうございます。カウンセリングサービス
の岡崎陽子
です。
毎月第1・3日曜日に女性性UP!のテーマで担当させていただいております。
どうぞ宜しくお願いします
9月になりましたね。皆さんはいかがお過ごしでしょうか
9は数秘術で手放しと収穫を意味します。
数字のカタチって興味深いですね。「8」は芳醇な果実を示し、そこからゴロンと実が落ちて「9」に変わってゆく。
そして9は霊的な教えや知恵の意味もあります。
執着を手放すことによって、スピリチュアルな意識に入っていく時期なのです。
「スピリチュアリティ」とは、私たちの底力、果てなき生命の謳歌を示すものだと私は感じています。
善も悪も、男性であることも女性であることも、生も死も・・何もかもを包み込んでワンネスへと向かおうとする心それよりも美しいものはないと思っています。
輝き続けている人は、自分の光の後ろに多くの存在があったことを、その人たちのスピリットから背中を押されて今自分がここに居れるという事実を忘れていません。
自分というちっぽけな一人の人間に、いったいどれだけの命が捧げられてきたのか。
愛されて守られてここまで来れたのかということを忘れてしまったら、たちまちその輝きは損なわれていくでしょう。
9月はあなたが愛を受け取って、どれだけ魂を輝かせるのか
「またそのつもりはあるのか?」を問いかけてみる時期なのです。
意欲が出ない方はもう過去への囚われでいっぱいいっぱいの状態です。
ご本人が気付いているか気付いてないかに関わらず、です。
私たちが輝くためには、たくさんのものを手放していかねばなりません。
今月は、悪かったことはもちろん、最高のピーク体験をも手放して、すっかり軽やかになりましょうね
ちょっと今、ご自分のおなかの辺りをさすってみてください。
その中に、昇華方法のわからない何かがあると感じてみてください。
例えば、まだ着火されない美しい花火の束があるとイメージしてみましょう。
そして、あなたの新しいレベルの誕生を意図してください
思考には頼らないで方法は、天にゆだねてください
「じゃあどうすればいいの?」って気になっているうちは、まだ着火準備にも入っていないので考えても無駄なのです。ただ心を定めましょう
あなたが心に溜め込んできたものは何でしょうか?
誰かや何かに対する文句や怒り?
単なる過去の記憶?
子供時代の思い出?家族のこと?前のパートナーのこと?
・・もっともっとなじみの古いものもありますね。
古い自己概念(セルフイメージ)がいっぱいあるのかもしれません。
「絶対に手放したくない」という頑固さが私たちの中にはあります。
本当に手放してしまったらすぐさまあなたは新しいところへと流れていくからです
新しいところは真っ暗な未開の場所だから怖い感じがするのです。
よくわからないところへ進んでいくよりは、古いものを持っているほうがまだ安全だというエゴのささやきを信じてしまっていませんかそれは嘘ですよ
「現在時速160キロ。このハンドルから手を離せなんて勧めてくる奴は狂っている。手を放せばガードレールに激突、他人をも巻き込んでお前は死ぬ。そんなこと、賢い君には分かるよね・・?」
エゴはこんなふうに言ってくるわけです。あなたに大きく羽ばたいてもらうと困るわけですから。
でも、何かをキープしながら新しいものを掴みとることは不可能です。自然の法則です
大いなる流れにサレンダーしていくことよりも、小さな小さなエゴの声を本気にしてしまうのです。
それは、私たちが深いレベルでまるで自分のことを「親に見捨てられた孤児」のように感じていて、そして誰も守ってくれないに違いないと信じているからです。
そしてエゴは霊的なことよりも、もっと大事なことがある。それは私のことだと主張しているのです。
そんなわけありませんね(笑)
私たちは当たり前のことを忘れてしまうのですよね。
当たり前のことだけど忘れ去られていること。
私たちが見捨ててしまった目に見えない存在こそが、精霊であり、霊的な知恵そのものなのです。
究極的には過去のものは全て不要です。
霊的な視点、神の目から観れば、すべてのことは本当には起きていなかったからです。
今、この場所、今のあなた自身、
今、目の前にいる周りの人たちや環境・・
それを容易く判断するのではなくて、よーーく見てみなさい。
目を醒ましなさい、ということなのです。
行くべきところはどこにもないし、歩むべき道はないよ ただ「ここ」にいなさい というわけです。
わざわざよそにいって探し回るのは「メーテルリンクの青い鳥」のストーリーの再演にすぎませんよ。どこまでいってもオチはおんなじですよ、ということなのです
しかしながらそれで「ハイ納得しました。」とはならないのが私たちです。
シンプルで楽な生き方よりとにかく反逆的ストーリーに目がない
「今」が嫌で嫌でたまらないから、どこか別のところへ行きたいんだよ~
「ここ」ではハートが動かないんだよ~
だから何かを探しに旅に出るというわけなのですが、苦しみから解脱する「最速」の方法は、それを受容することです
でも私たちは旅するのが好きなんです(笑)
神さまがいるとしたら、墓穴を掘り、延々と旅をし続ける私たちのことをさぞや可笑しくみていることでしょう。
本当のあなた(霊魂)と神様はポップコーンなんかを頬張りながら、「○○○○のハードな人生」「○○家の一族のカルマ」「我が刑期は300万年」などのタイトルの映画で、お腹を抱えて爆笑しています。
その迷いなき笑いっぷりたるや、完全に「人でなし」状態です。
(そもそも霊魂と神は「人」ではないのですが)
目の前にいる青い鳥が見えないばかりに、修行に行ったり、瞑想したり、セミナーに通ったり、お金持ちになったり、有名人になったり、戦争したり、自殺したり、病気をしたり、だまされたり、誰かの追っかけをしたり、宝石を盗んだり、眠れなくなったり、数えきれないくらい生まれ変わったり・・
天から見た私たちは、まだ目が開いていないよちよち歩きのひよこみたいに可愛いらしい存在なのでしょう
すべてを見抜かれていて、祝福されているのです
さあ
神と一緒に光の中で爆笑するか、
それとも
制限された中で一筋の光を求めて果てなき道をさまよい続けるか、
どちらも美しい人生。
あなたは今まで本当によく頑張ってきました
昨日までにさようなら
光のことなど何もわからなくても、あなたは飛べるでしょう
悩み多き道を歩いてきたあなたにタフなスピリットが宿っていないわけがないのですから
日曜日の第2週は中山けんたろうカウンセラー がお送りしていましたが、代わって10月13日より近藤あきとしカウンセラー が執筆開始いたします。
今後とも、「恋と仕事の心理学」を、どうぞよろしくお願いいたします。