ちょっと前になりますが、

押切もえちゃんの初小説、

「浅き夢見し」 を読み終えました。

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一応モデルだった主人公・瞳が

自分の甘え、弱さから、全てを失って

初めてたくさんのことに気づき。。。。




いっぱい悩んで、いっぱい自分と見つめあって。

また頑張ろうと進みはじめる。




そのあたりから、どんどん引き込まれ、

ラストまで一気に読み終わったよためいきためいきためいき




モデルさんのお友達が多いので、

モデルさんの苦労や努力はよく知っているつもり。




現役モデルのもえちゃんが描く物語だけあって、

描写がとにかくリアル。




撮影現場での流れ、何気ない会話、表には出さないライバル意識、

過酷なダイエット、挫折、嫉妬、自分の魅せ方、モデルとして輝く秘訣。

とにかくリアリティがあって。




売れっ子のモデルさんて、

体調管理、体型維持、そしてポージング、

スタッフとのコミュニケーションと、努力に努力を重ねているんだよね。




モデル事務所を不本意ながらに解雇され、

恥もプライドも捨てて、読者モデルとして再スタートする主人公・瞳。




そこからはただただ前を見て、努力をして進んでいく。


時には弱さを吐き出しながらも、それでも進んでいく。


キレイごとだけじゃない世界で成長していく。




がむしゃらに。




どんどん成長していく瞳の姿を読むにつれて、

自分も、もっと頑張りたいっていう

モチベーションが上がってきます。




もえちゃんは努力の人。

この物語はフィクションだけど

もえちゃんの経験とたくさんシンクロしているのだと思う。




だからこそ。。。

より心に響くし、すーーっと心に

入ってくるのだと思います。




読み終えた後は、

すっと爽やかな清涼感に包まれる、

そんな素敵な一冊ですキラキラ





Ax