さて、明日はいよいよ

タイ古式マッサージのテストの日。




明日もテストの前に最後の実習クラスがあるので、

合計30時間、とにかく実習、実習、実習で

カラダと頭に流れを叩き込んだ感じパー




みなさん、今回の件、

急に。。。。。

って思われた方もいるのでははてなマーク




でも、実は急でないんです。

ここからはちょっと不思議な話になるんだけど。




かれこれ12年前、まだシドニー在住の頃。

ある夜に友達の家で、ホームパーティーがあったんだ。




そこに、その友達の彼の友達で、Kさんという人がいて。

かろうじて面識がある程度で、ほとんど話したこともなかったんだけど。




キッチンにお酒を取りに行ったら

Kさんから急に話しかけられて。




「君って、元彼にすごく似ている。」と。




「へぇ、見た目が??」




「うぅぅん、性格だよ。」




「性格って、ろくに話したこともないのに、

わかるわけないじゃんビックリマーク




「いや、僕にはすべてわかってるんだ、ちょっと腕をかして。」




と、いきなり腕をつかまれて

その瞬間、今も絶対に忘れもしない、

Kさんの目が左右に尋常じゃないスピードで動いて。




それは人間の目じゃなかった。

あんなスピードで動くことは不可能だから。




何が何だかわからず、ただ茫然としていたら

あ、まだ腕は掴まれたままね。




そうしたら、

次から次へと過去のことを言い当てられて。

友達に話していないことなんかも。




極めつけが。。。。




「君って、右の股のところに

ほくろがトライアングル型で3つあるでしょ?」と聞かれ。





「はっ???いや、見たことがないから、知らない。」





「僕は今見えているから、家に帰ったから確認してごらん。」





でね、自宅に戻ってすぐに確認をしたら

彼の言うとおり、本当に小さなほくろが3つ、トライアングル型であったんだ!!!!!!




本人すらも知らないことを。。。。Kさんは見えていたなんて。

背筋がぞくっとするような、少し恐怖を感じたのをを覚えています。





それでね。

その時に、Kさんにいろいろなことを言われて。





「君は、とにかく手にパワーがあるから、

手を使う仕事を選びなさい。

絵描きとかマッサージとか。

そうしたら大成功するよ。」




その時は、まだプラダで働いている頃で、

漠然とプレスになりたいと考えている頃だったから。





はいはいってくらいにしか、

まったく真剣には受け取っていなくて。





その後。。。




数か月で日本に帰ることになり。

帰国後、Kさんから言われたことが、

ある意味アドバイスとなって凄く助けられたんだ。




でね。

それから数年後にシドニーを訪れた際。




Kさんにお礼がしたいなぁって

ずっと考えていたんだけど。




連絡先も知らないし、

共通の友達カップルもすでに別れちゃっていたし。。。




会うのはもちろん、

連絡をするのも難しい状況で。





そんなある日のシドニーホリデー中。

それまで雲一つない青空が広がっていたのに、

突然嵐のような大雨が降ってきたんだ。




なぜそのエリアにいたかは、覚えていないんだけど、

とにかく雨をしのぐために、そこにあった入ったこともない酒屋さんの中へ。




そしたらなんと、

そこにKさんがいたんだよね。




本当に突然の予期せぬ再会で、

驚きやら、ちょっとうれしさもあって。




なんだかよくわからないけれど、

ただありがとうとだけ言いたくて。




そうしたら、何も言っていないのに、

「わかっているよ。」と言われ。




ほとんど話もせぬまま、

Kさんは足早に去って行ってしまったんだ。





それから、今に至るまでずっと。

12年前にKさんに言われたことは

忘れることなく頭のどこかに常にあって。




もう8年くらい前だけど、

突然SWEETでコラムの連載を持たせてもらえることになり。

その後PINKYでもコラム連載がスタート。




コラムも文章を書くことだから、

手を使っているなぁと。




そして、このブログを始めることになって、

より多くの方に、自分自身の存在をしってもらい。




マリソルオンラインでもレシピ連載が始まり。




これは、すべて手を使っているなぁと。

ずっとずっとKさんの言葉が忘れられなくて。





そして、12年後のタイで、今年の1月。

また不思議な出来事があったんだ。





あぁ、長くなってきたね。

続きます。。。





Ax