さてさて、書きたいネタがたまっておりまして・・・^^;
先日、友人のあやこさんの個展のオープニングに行ってきました。
あやこさんはニューヨークに住んで十年以上になるのかな?
ずっと画家としての活動を精力的にこなしてらっしゃる方です。
私は、数年前にあるギャラリーのオープニングで
そこにゲストとして来ていたあやこさんの素敵な笑顔に惹かれて話しかけてナンパ(笑、
それから仲良くしてもらっています。
今回はみんなで2回ごはん食べたねー。
あやこさんとわたし↓
あやこさんのテーマは「towanohikari」。
永遠の光、ですね。
その名の通り作品から感じられるのは光。
↑この作品、お気に入りでした。
テクスチャー(質感)もちょっと面白い感じで。
ぽこぽこしています。
会場はミッドタウンの教会のロビー。
オープニングレセプション会場では、
あやこさんの友人ミュージシャンが生音楽を演奏していたり、
とっても和やかでいい雰囲気でした。
いろんなギャラリーのオープニングにお邪魔してみて思うのは
やっぱり、どんな人がどんな思いでその催しをしてるかが
空気に現れるなーってこと。
商業的なイベントみたいな展覧会は、
来ている人と作家さんの関わりも薄くて、
みんな、振る舞い酒を飲みに来てるだけじゃないの?
っていう人も多い。
(実際私のオープニングにもそういう方が来ていました)
あやこさんの個展のオープニングは
みんながあやこさんの展示の開催を嬉しく思ってお祝いに来てる、
そんな雰囲気があのほのぼのとしたあったかい空気を作ってたんだと思います。
今回、いろんなギャラリーに行ってみて
ニューヨークのギャラリーのあり方が変わってきているのも肌で感じました。
昔は(ほんの数年前までは)ギャラリーのお抱え作家にならなければ
ニューヨークで個展なんて、って感じだった。
でも、やはり景気のこともあって
あちこちのギャラリーがスペースをレンタルで貸し出すことも増えているようです。
さらに、アーティスト側でいうと、
ギャラリーではなくいろんな場所での表現を模索している人も多い。
ワインショップで壁面に飾ってもらうスタイルで何ヶ月とか
カフェなどで展示してもらったりして、という人もいました。
とにかく、どこからどんな縁がつながるかわからない。
ニューヨークってそういう街だっていうことが
みんなの認識にのぼっているから
できることはなんでもやってみよう、という空気があります。
本当に作品を見てもらうということに関して制限はないんだなあ、と
改めて感じさせてもらった2ヶ月でした。
またこのあたりは記事を書きたいと思っています。