人との出会い方@ニューヨーク その2 | 写真家yukko*のVIVIDにゅ~す!

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写真家でファッションコンサルタントのyukko*です。

わたしは、人は幸せでいるために生きていると思っています。
お洋服や写真を通じて自分を見つけ、あなたの幸せをVIVID(イキイキと鮮やかに)に生きようぜ♪

前の記事からの続きです。

 

前の記事では、ニューヨークはチャンスが転がっている街。

諦めないで進み続ければチャンスに出会える。というよく聞く話、

どうやらそれは本当そうだ、ということを書きました。

 

で、そこにはコツがあるなー、って

これまでの体験と、今、ここで一ヶ月とちょっと過ごして見て思うわけです。

 

それは、

 

「自分を紹介してくれる人を持つ」

っていうこと。

 

この「自分を誰かに紹介してくれる人」がいるかどうかって、

もう、もう、雲泥の差なのよね。

 

以前、私は個展をしたくてギャラリーを100軒回ったけれど、

そこにチャンスはなかったわけです。

 

で、それは何でだったかといえば、

そこに「私を紹介してくれる人」がいなかったから。

まあ、考えてみれば当たり前ですよね。

いきなりやってきた知らない人の話なんて、聞いてくれる人はほぼない。

 

(ただ、そこに私が注いだ

「ニューヨークで個展をやりたい」という「思いのエネルギー」は

ちゃんとあって、それが10年後の今回に作用した、ということはあると思うのだけど。

ただ、いまこの話を混ぜるとわかりづらくなるのでその話はまた今度)

 

で、今回「私を紹介してくれる人」になってくれているのはこの人。

 

 

今回私が個展をさせてもらっている会場、

「CRS(Center for Remembering and Sharing)」のディレクター、クリスさん。

 

クリスさんは、私がこっちにきてから、

会場に行くたびに

 

「ゆっこ、今日は調子どう?昨日は何してたの?」

「ゆっこ、牡蠣が好きなら近くのハッピーアワーの牡蠣食べに行くか?」

「ゆっこ、今度このギャラリーのオープニングに行くけど一緒に行く?」

「チェルシーにこういうギャラリーがあるけど、次のオープニングパーティいってきたら?」

と、何かとお世話してくれているのです。

 

で、

どっかに行くと、

「この人はゆっこと言って、うちで今個展をしているフォトグラファーなんだ」と

紹介してくれる。

 

そうすると、これまでクリスさんが培ってきた関係があるからこそ

みんな、笑顔で私を迎え入れてくれる。

 

で、私はクリスさんがすごいいい人で大好きなんだけど、

そこがまた大事なところで。

 

自分の好きだなって思う人って、

自分が好きだなって思うまた別の人につなげてくれる。

 

先日、クリスさんに連れてってもらったギャラリーで出会った人は

みんな国籍や性別に関係なく

本当に心のあったかい人たちで。

 

ああ、こうやってつながっていくんだなー、ってしみじみ感じたんですよね。

 

別に、そこで出逢った人と何か起こったわけでは、まだないんですよ。

でも、すごくそこで過ごした時間が心地よくて、心が温まった。

ああ、こういうことなんだなーってなんとなく感じたんです。

 

で、こういう風に書いていると、

そんな、ゆっこさんは個展やるくらいだから

そこのディレクターの人がいてくれるんで、

そういう人がいるからいいけど、自分はそんな人いないよ!

って思う人もいるかもしれない。

 

でも、「紹介してくれる人を持つ」っていうのは

誰かに認められるとか別にエージェントを持つとか

何か素晴らしい技術を持っていなければとかそういうことではなくて。

 

あなたをよく知って、いいなあ、って思ってくれる人。

そういう人がいてくれることだと思ってます。

 

そういう人につながっていくといいのではないかと。

 

で、それにはどうしたらいいか。

 

それは、私はこう答えます。

 

「好きなところに行って、好きな人と会って、好きなものを食べる」

つまり、自分が気持ちいいなって思うことをやる。

自分を楽しませることをやる。

 

で、そうすると、そこで絶対何人か知ってる人ができてくる。

その人たちに、自分がやりたいことを話しているうちに、

そこから縁が繋がっていくんじゃないかなーって感じています。

遠回りに感じるかもしれないけど、これがたぶん、最速の早道。

 

以前の私がやっていたことは、

 

「写真展をやるんだから→ギャラリーに行く」

 

「写真のことをやるんだから→写真の学校(ICPに行く)」

 

っていう行動だった。

 

でも、そこには、

「あー好きだなー」って気持ちより

「こうやらなきゃ!」って気持ちの方が強かったと思うんですよ。

 

それだと、何も起こらない。

 

まず、自分を気持ち良い方に。

そこがミソなんだなー、って実感してるところです。

 

それを証明することがまたいくつも起きてるので、

それは次の記事で書くね。