こんにちは、写真家＆ファッションコンサルタントのyukko＊です。
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４月のカレンダーの写真の話です。
この写真も、世に出すつもりのなかった写真です。
ま、それは「過去のわたし」の選択なんですけれどね。
以前の私は、
「割に一般的な写真でないと、世に喜ばれないのではないか」
ということをすごく考えていたように思います。
まあ、人一倍、人を喜ばせたいという思いのあるワタクシですので＾＾
どんな写真だとみんな喜んでくれるかな？ということを考えてた。
それは自分のいいところでもあるのですが、こと自己表現になると
それが邪魔をすることがありますよね。
しかも、実際に皆さんに聞いたわけじゃなくって、
自分の思い込みだけで動いていたりするわけですから。
そんで、自分がこれまでボツにしていた写真を
たまたま神様お絵描き人のすめちゃんに見せたら
「これがいい！ほしい！」って言われたんですよね。
それがきっかけになって、
「自分がいいと思っている以外のものも他人がいいと思うことがある」
ということがわかりました。
それでも、「いやあ、やはりこういうものがいいんじゃないの」とか
いろいろと自分の中で自問自答してみました。
で、昨年一年お休みをいただいて
ゆっくりしてみて
自分の中側と、いろんな話ができてきたように感じます。
それで感じたのはね。
「自分がいいなら、それでいいじゃないか」ってこと。
で、
今回カレンダーを作ることになってこの写真を見て
ああ、この写真に感じたときめきをそのまま世に出してもいいんじゃないかな？
って感じたのです。
この写真を撮るとき、レンズをいろいろ覗き込んでいて
ある角度になったとき、ものすごくキラキラしたんですよね。
「あーっ！」って思いながらワックワクで撮ったのですが。
結局ボツにされてしまったという（笑
人生にもそんなことってたくさんないですか？
自分がワクワクしてること、やってることが
人と比べたらくだらなく見えちゃった日があるとかね。
でも、その瞬間、私は真実でワクワクした。
そして、カメラの向こうと確かにつながった。
それは私とこの桜の魂同士だけが知ってること。
それでいいじゃない？
それはそこに確かにあったじゃない？
それを大事にしたいなって思ったのです。
そのワクワクが降ってくるのは、すごい奇跡のような偶然。
その奇跡を、それを感じた自分だけでも大切にしたい。
人生のアングルは時間とともにいろいろと変わっていく。
だけど、あの瞬間を自分の中に持っていることが
人生を豊かにしてくれるんじゃないかな、って思っています。
キラキラのこの人を忘れていた自分に、
もう一度この４月にキラキラを感じた自分を出会わせたいと思っています。
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