生まれて初めてのマッサージ | 写真家yukko*のVIVIDにゅ~す!

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写真家でファッションコンサルタントのyukko*です。

わたしは、人は幸せでいるために生きていると思っています。
お洋服や写真を通じて自分を見つけ、あなたの幸せをVIVID(イキイキと鮮やかに)に生きようぜ♪

こんにちは。写真作家yukko*です。


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いま北海道に帰省しているのですが、
今年94歳になる叔母のところに行ってきました。

叔母は栄養士としてずっと働いてきて、生涯独身でした。

同僚だった女性とずっと一緒に暮らしてきたのですが、
そのお友達が亡くなり、施設に2年まえに移ったのです。

頭ははっきりしているものの、だんだん耳も遠くなり、目もよく見えなくなってきて、
行ってもあまり内容の込んだ話はできないので、
なんの気なしに背中に回って軽くさすりました。

そしたら、「気持ちいいねえ…」と言うので
そのままずーっとさすっていました。

そしたら、「上手だねえ。本当に気持ちいいよ」としみじみ言うのですよ。

そうか、おばちゃん、子どももいないし、
ずーっと人の世話ばかりしてきたものね。
おばちゃんの世代だと、お金出してマッサージしてもらうのも一般的じゃなかっただろうしね。

そんなら、と足から全身、マッサージをしてあげました。

おばちゃんはずーっと、

気持ちいいねえ、気持ちいいよ、と言い続けていました。

マッサージしながら、おばちゃんお疲れさま、ずーっとがんばってきたもんねー、と
わたしの手のひらを通じていたわりとか愛とか、
そういうものが伝わったらいいなあ、
少しでも気持ちよくなったらいいなあ、と
一時間ほどマッサージを続けました。

なんだか、しているわたしのほうが
すっかり幸せな気分にしてもらえました。

ありがとう、おばちゃん。
元気で長生きしてね。