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皆さん、こんにちは。

白鳥哲です。

 

これまで3回にわたってお届けしてきたインド・映画『祈り~サムシンググレートとの対話~』上映ツアーのご報告。4回目の今回は、最終回となります。

 

前回までの号をまだお読みでない方は、下記のリンクからお読みいただけます。

~インドの旅①~

~インドの旅②~

~インドの旅③~

 

 

映画『祈り』上映の翌日、

ブラーマ・クマリスのスポークスマン ニルウェアバイ氏にお会い出来るということで、

彼がいる建物に自動車で行きました。

マウント・アブーにあるキャンパス、シャンティバンには、私たちの宿泊施設バイクンスの他にも巨大な施設が幾つもあり、その中のひとつにニルウェアバイ氏がいらっしゃいました。

 

建物に着くと暫く待たされました。

10分ほど経つと、ニルウェアバイ氏が現れ、空気が一変しました。

清々しさと神々しさが部屋一帯を覆う感じがしました。

ニルウェアバイ氏は、私たち日本人の訪問者を無言で見回し

やがて、私の側に寄って来られ、隣の椅子に座り

暫く私の目を見つめられました。

 

おそらく、5分位…。

 

その間ずっと、無言で私の目を見つめるのです。

一緒にいた皆様はその様子を驚かれたことと思います。

かなり長い時間なので、その沈黙の中に広がる深い慈愛を感じられたことと思います。

 

見つめ合うその間、心が動揺する瞬間もありましたが、ある瞬間から彼の奥にある存在を感じ始めました。

 

ブラーマ・ババと呼ばれる、ブラーマ・クマリスの創設者レクラージ・クリバラーニ氏です。

彼の光と存在が飛び込んできたのです。

 

そして、

絶大なる愛と

絶大なる平和と

絶大なる純粋性を感じました。

魂にまで流れる、もの凄く暖かいエネルギーが流れ込んできたのです。

 

暫く沈黙を続けていたニルウェアバイ氏がこう言いました。

 

「あなたは5000年前にここに来ましたね。」

 

私はその言葉を聞きながら、これは自分に言っているのか、

それともここにいるみんなに言っているのかと一瞬戸惑いましたが、

途中から自分の記憶の中に懐かしさが溢れてきました。

 

私はここに来たことがある・・・

そんな感覚が湧いてきました。

ニルウェアバイ氏はこう言いました。

 

「あなたは“ワールドメッセンジャー(世界に伝える人)”であるとババが言っています。」

その言葉に涙が出てきました。

 

世界に伝える人・・・。

 

私自身、映画を創り始めた時からずっと

“自分はメッセンジャーである”と思い創り続けてきました。

ニルウェアバイ氏の言葉で、私がここに来た意味が分かりました。

私は深くうなづき、感謝を伝えました。

 

その後、ニルウェアバイ氏から暫く私たち全員にお話しがあり、

ツアー参加者の一人が彼に質問をしました。

 

「これからの日本に何を期待しますか?」

「・・日本は日の出ずる国。その象徴としての働きを希望します。」

 

私たち日本人はこれからの時代・・・ゴールデンエイジを象徴する働きを世界から求められています。

 

和をもって貴しとなす・・・

 

調和、お互いを思いやる心、それを世界に伝え、お手本を示していくのです。

 

穢れたところがあれば、率先して綺麗にし、

対立があれば、率先して和すことをし、

敬意と愛で全ての国々、全ての命を調和で満たしていくのです。

そして、一刻も早く地球を蘇生に向かわせ、世界をひとつにしていく。

 

その役割が私たち日本人・・・ヤマトの民にあるのです。

 

魂の奥からの充足感と

深い愛が溢れてきました。

 

そして、ニルウェアバイ氏からブラーマ・ババの写真を頂きました。

 

この出来事があってから、物事のスピードが急激に加速しました。

彼との面会の直後、世界143か国で放送される衛星チャンネルでの映画『祈り』放映が決まったのです。

そして、テレビスタジオの重要人物との面会が進んでいきました。

 

 

この日の夜、ドクター・サビータ氏からインドの女性たちの虐げられている状況、

そして、それに対してブラーマ・クマリスが取り組んでいる「女性のエンパワーメント」のお話しを聞きました。

女性が虐げられてきた歴史、現在も続いている事実に心が痛み、それに対する救済の取り組みに感動しました。

 

 

翌日、シャンティバン滞在の最終日、早朝4時からの瞑想(アムリットベラ)の後、今回のツアーを現地でサポートしてくださったシスター・ラジニ氏から「カルマ」についての講義を聞きました。

そのお話から、美徳を積むことを今まで以上に心に決意しました。

 

 

その夜、寝台列車でデリーの郊外にあるグルガオン駅まで行き、そこから車でデリーのブラーマ・クマリスの施設「オームシャンティ・リトリート・センター(ORC)」へ移動しました。

ORCでは、「水からの伝言」を世界に伝えていらっしゃる林美智子さんと共に、お話しをする機会をいただきました。

会場には現地在住の日本企業の方々、中国人の方々、現地のブラーマ・クマリスの方々がお見えになりました。

 

林美智子さんは故江本勝先生のご遺志を継いで、エモトピースプロジェクトの「水からの伝言」を世界中に伝える活動をされています。

今回も、私たちがインドへ行く前に、プネーで行われた科学者を対象にした会議で発表され、大変な反響を呼んでいました。

2018年のブラーマ・クマリス世界大会では、2万人以上が集まる会場で「水からの伝言」のお話をされ大反響を受けたそうです。

林さんは地球蘇生プロジェクトとして応援している方のお一人です。

 

ORCの中は、外の世界と全く空気が違っていて、孔雀やリスなどの生き物たちがイキイキとしていました。

多くの人々の瞑想に、多くの命が答え、空間をも変化させることが、よくわかりました。

 

地球を蘇らせる鍵は、私たち一人一人の意識にあるのです。

 

肉体を超えた魂の目覚め、そして、魂に滋養を与え続けている大いなる魂の家・・・。

そこから流れる愛と平和と純粋さ・・そして、力強さ。

そこに気づくと深い充足感が得られ

その周りの生き物たちを蘇生させていくのです。

 

 

常に、その魂の家・・・サムシンググレートと一体化することが求められる時代がやってきているのです。

 

 

全ての人類が目覚めるとき、

それは、ゴールデンエイジ・・・黄金の時代の幕開けとなるのです。

 

 

 

インドでの体験記は以上となります。

 

 

今回、インドでの映画『祈り』上映ツアーに呼んでくださったブラーマ・クマリス 本多さん、滝沢さん、阿部さん、エモトピースプロジェクト 林美智子さん、そして一緒にツアーに同行してくださった園田さん、下田さんに心より感謝申し上げます。

また、シスター・ラジニ氏をはじめ現地での様々なサポートをしてくださったシスター、ブラザーたちに心から感謝します。

 

 

オーム・シャンティー

 (世界が平安で満たされますように)

 

 

お読みくださりありがとうございます。

いただいた沢山の気づきを大切にして邁進して参ります。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

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