就職市場では、バブル期を上回る「売り手市場」なんて一部のマスコミでは言われていますが、
教員として就活する学生(主に3年生)を見ていると、かなり苦しい状態であることがわかります。
一部の有名大学の学生はいざ知らず、多くの学生はこの夏厳しい就活のスタートを切っているようです。
そんな学生たちに、どういったアドバイスをすれば良いか?迷います。結局、そんな彼らに寄り添い、エールを
送るくらいしかできないのかな?
いろいろ考えた挙句、以下のようなメールを学生たちには送りました。
(以下共有します)
↓ ↓ ↓
この夏、インターンを経験した人も多いと思います。
不安やあせり、挫折感など、さまざまなことを経験した夏だったかも知れませんね。
何から始めていいかわからず、立ち止まっている人もいるでしょうけど、それはそれ
で不安な夏だったかもしれません。
「自分って何者なんだ?」なんて考えたこともなかったから、考えても考えても何も
出てこず、結局、自信を失ってしまった。という人もいるかもしれません。
スーツを着て、都心を一人歩いていると、どうしようもなく自分の存在が小さく、情
けなく思うこともあるでしょう。
こうした経験は今しかできず、またこの経験は皆さんを必ず大きく成長させることだ
と強く思います。
自分と向き合うこと、自分の人生について改めて問うこと、自問自答を繰り返すこと
が価値あることだと思います。
大したアドバイスにはなっていませんが、そんなことを自分の経験からも思います。
この時期にお勧めする本を1冊あげます。
「何のために働くのか」寺島実郎 文春新書 750円
この最初の50ページだけでも是非読んでみてください。
(多分図書館にもあるかも? 田原も持っているので希望者は貸します)
特に、20ページに「今、ここに存在する奇跡」という節があります。
就活で自信を失ったら、是非この節を読んでみてください。