最近、企業研修や地域での講演会で「リーダー」をテーマにした
要望が非常に増えています。
セールスリーダー、女性リーダー、地域リーダーなどなど。
組織にとって、あるいは地域活性化に、リーダー不在、あるいはリーダーが育たないという課題が
顕著になっているのでしょう。
よく耳にするのは、組織側からは「リーダーのようなカリスマ性をもった人材がうちにはいない。」
とか、メンバー側からは「そのような権限が与えられていない」といった類の悩み事です。
ただ、最近の研究では、そもそもリーダーシップとは、一部の権限者やカリスマに限定したものではなく、
だれしも持つべきものであるという考えが浸透しつつあります。
いわゆる「自然発生的リーダーシップ」という考え方で、
組織や地域に課題を見つけたら、まず目標を掲げ、自身が中心となって、周囲を巻き込みながら
行動を起こすことが必要であると言われています。
誰かがやる、ではなく、自分達で何とかする。
その主体的行動が、企業組織や地域で求められているのですね。
地域で言うと市民協働推進活動もその一つと言えるでしょう。
研修会や講演会では、企業や地域で実践されている事例を紹介し、
当該組織で起こっている課題解決策を一緒に検討しています。
これから、秋は研修会や講演会シーズンです。
本日もこれから、某メディア系企業へ、リーダー研修の打ち合わせに行って参ります!
人材育成コンサルタント 田原洋樹