渋谷区と新宿区の境界で働く社会保険労務士(社労士)・行政書士 洲崎佳美の感じたこと -732ページ目

往復書簡

渋谷区と新宿区の境界虹社会保険労務士(社労士)・行政書士のすさきキラキラです



湊かなえさんの往復書簡本を読みました


湊さんの作品本の記事を書くのは、夜間観覧者 本に続き2回目



往復書簡本は、手紙手紙のやり取りだけで、物語が進行する


3つの短いお話で構成されています


1十年後の卒業文集     左矢印手紙だからつける嘘


2二十年後の宿題      左矢印手紙だから許せる罪


3十五年後の補習      左矢印手紙だからできる告白



ずいぶん昔、高校生の時、渡辺淳一さんの阿寒に果つ本を読んだとき、衝撃を受けました


主人公・時任純子の死をめぐり、身近にいた人達がそれぞれの純子を語る


初めて読む、こんなストーリーの展開の仕方ひらめき電球


証言者が増えれば増えるほど純子のイメージが重層的に立体的になっていく


結局、人間は自分が理解できるようにしか理解できない

見えているのはその人の一部でしかない


阿寒に果つを読んで、高校生だった私はそんなことを感じていました


そんなことを思い出しながら、この作品を読んでいました



で、この作品本


1つ目の作品で、ああこういう展開か。。。


ちょっと、ストーリー展開に無理を感じた


年月がたったとはいえ、そんなに簡単に騙せるのか


2つ目の作品を読んで、途中から予想した展開


少し飽きてきた


でも、最後の最後に予想しなかった大どんでん返し


胸が締め付けられる


3つ目の作品


これは最後まで想像できなかった展開


何にゼロをかけてもゼロ


これって、実際どういうこと?


この問いかけが、効果的



意外性を狙った?展開の作品が3つも続くと、読む方はだんだん穿って読むようになる


それは、致し方ないのか


やや、技巧的な印象が残る作品集ではありましたが、一番印象に残ったのは3つの目作品、かな



告白本の印象が強すぎるためか、湊さんの作品はちょっと期待してしまうんですよね


往復書簡/湊 かなえ
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最後までお付き合いいただき、ありがとうございましたブーケ1