小さなおうち
渋谷区と新宿区の境界
社会伊保険労務士(社労士)・行政書士のすさき
です
中島京子さんの小さなおうち
を読みました
第143回直木賞を受賞作です
昭和初期
東京郊外の高台にある赤い屋根の小さなおうちでの日常生活が、女中の視点で語られます
女中というのは、今で言う家政婦ではなく、当時は花嫁修業だったということを初めて知りました
学校を卒業したばかりの女の子タキが、女中として過ごした赤い屋根のモダンな家![]()
戦前
戦中
戦後
この時期は、戦争のため、暗く鬱々とした印象がありますが、ここに描かれている日常は少し違う
ことに戦争が始まったばかりの頃は、案外庶民は普通の生活をしていたようです
資生堂パーラー、コロンバン、東京會館など、記述が詳細
また、タキの作る献立や家事の工夫なども興味深い
テレビの読書コーナーで、この作品と中島京子さんを紹介していたのを見たのが、この本を選ぶきっかけ
婦人誌など、当時の庶民の生活がわかる膨大な資料を読み込んだと、中島さんは言っていました
だからこそ、読んでいて情景が浮かんでくるのだと思いました
正気なところ、芥川賞・直木賞受賞作は、???と思うことが少なくなかった![]()
この本は、読んで良かったと思える作品だったと思います
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました![]()