京極夏彦 死ねばいいのに
渋谷区と新宿区の境界
社会保険労務士(社労士)・行政書士のすさき
です
京極夏彦さんの死ねばいいのに
を読みました
京極さんの本は、とても厚いものが多く、通勤電車で読むのはちょっと大変![]()
数えずの井戸の時は、通常使っているダンベルより重く感じ、読書自体がトレーニング感覚でしたが、この本は通常の厚さ
通勤時の読書に向いています
ただ、タイトルが・・・・という感じなので、ブログのタイトルにするには抵抗があり、今回はめずらしく作者名付きのタイトルです
一人の女が殺害された
その女の生前の姿を捜し求め、一人の男が女と接点のあった人々を訪ねる
無礼で口の利き方の知らない男の急の来訪に、苛立ちながらも対応する人々
男が死んだ女のことを尋ねても、出てくるのは女のことではなく、それぞれが抱えている不幸、不平、不満ばかり
男との会話の末にあらわになるのは、人間の抱える心の闇
殺された女は、誰が見ても幸せとは思えない状態だった
けれど、そんな環境に身を置きながら不平不満をもらすことがなかった
その一方で、不平不満を抱えながら生きている人々
死ねばいいのに
そんなにイヤなら死ねばいいのに
無礼で口の利き方の知らない男の放つこの言葉
最後の最後には、必ずこの言葉が出てくる。。。
水戸黄門の印籠のように
あまり読後感の良い本ではありませんでした
ただ、この本の中に出てくる仕立という言葉
そう、仕立ってある
それこそが人間の抱える問題の一つなのかもしれないと思いました
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました![]()