すっかり暖かくなり桜も舞い散り始めました。今年も出会いと別れの季節が巡ってきて、マママからは三人が新たなステージへと巣立っていきます。 

 

 

 

 こだわりが強くて最初は癇癪を起こしたり、物を投げたりと問題行動が多かったTくん。今ではすっかり優等生で、ちゃんと座って課題に取り組めるし、行きたい場所に「今日は行かないよ」とお母さんに言われても癇癪になったりしません。生き物が大好きで驚くほど沢山の種類を知っています。スタッフより詳しいかも? 助詞の「が」「を」等を入れた三語文がちゃんと言えるようになりました。しかも、質問「だれが○○した?」に答えるまで! 頑張ったね(*^^)v お友達にも興味津々で「○○くん来る?」とよく言っていました。小学校で沢山お友達を作って、楽しく過ごしてね(*^^*) 

 

 Aちゃんは元気いっぱいで、それが有り余ってプレイルームや家を飛び出して行ってしまう子でした。言葉でのやり取りは難しかったですが、最後の1年はPECSを導入して欲しい物や行きたい場所の絵カードを選んで大人に意思伝達ができるようになりました。卒所直前は「みかん/ぶどう・ジュース・飲む」や「大きい/小さい・ビスケット・食べる」など文章を作れるようになってきたところです。これからはお家の人や訪問支援のお医者さん、進学先の先生たちとPECSをもっと使えるように頑張っていってね(^^)/ 

 

 Rくんは約4年間という長い間マママに通っていた子です。順調に課題をクリアしていき、卒所の頃には上級課題までほとんどすべてできるようになり、発達レベルも大きく伸びました。語彙が豊富で普通にお話しできるし、最後の半年で縄跳びも上手にできるようになりました。いろんな物事に興味があり、「なんで?」「どうして?」とどんどん質問してきます。大人がわからないところまで突き詰めて、最後は一緒に「なんでだろうね~?」となることも。小学校でもその好奇心を活かして、沢山のことを学んでいってね(*^^)v 

 

 マママにも新しいスタッフや子どもたちが入ってきて、心機一転令和6年度を走り始めました。これからも子どもたちや保護者の方たち、周囲の人たちのためになる支援を目指して取り組んでいきたいと思います。 (あ)