第2回目開催時は夏本番の暑い季節でしたが、朝晩に秋を感じて過ごしやすい季節になってきました。 

認定行動分析士(BCBA)の国際資格を持つ医師、松岡弘修先生による連続講義の第3回目が先の9月24日に開催されました。コロナの影響で延期になり、1ヶ月遅れとはなりましたが無事に開催ができました。
 
さて、今回のテーマは言語行動(Verbal Behavior)でした。行動分析学では言葉も「他人を通して結果がもたらされる行動である」と定義します。少し難しいのですが、ABCのチャートで言えば、暑くて(Antecedent:ある状況)自分で窓を開けにいって(Behavior:行動)涼しくなる(Consequence:結果)のと、「窓あけて」と言い他人に開けてもらう、は同じ結果(Consequence)ということです。自分で開ける行動も、他人に「窓あけて」と言って開けてもらっても同じく涼しさという結果をもたらします。

 

言葉が行動??と皆さん最初は「えっ?」だったと思いますが、講義を通じて理解できたのではないでしょうか。
なかなかイメージがしづらい言語行動について松岡先生にわかりやすくお話していただきました。 

保護者からの質問や松岡先生のセラピー経験など具体的な話しが多く聞け、言語行動について皆さんの理解も深まったのではないでしょうか。 

私個人的にも言語行動の機能分類別に教えることの必要性をしっかりと学ぶことができ、今後のセラピーがより良くなるよう励んでいきたいと思いました。 

今後も講座を開催されたら皆様ぜひご参加いただき、一緒にABAの理解を深めていきましょう(^^♪ (よ) 

 

3回の講座を終えて松岡先生とスタッフの記念写真!