今回ご紹介するのは、“なわとび”についてです(*^^*)
幼稚園の年長さんになると縄跳びができるようになる子が出てきます。まだできなくてもいいのですが、要望に応えてマママでも、スキップやなわとびなどの運動スキルを教えることがあります。自閉症のお子さんは協調運動も苦手ですので、少しずつABAで教えて行きます。
マママでは初め、子どもがどれだけなわとびができるのか見ます。
① 縄なしでリズムよくその場でジャンプができる
② 大人2人がユラユラと揺らす中で跳ぶことができる(小波)
③ 大人2人が大きく回す中で数回跳ぶことができる(大波)
④ 片方の手(もう片方は大人が縄をもって)で数回跳ぶことができる
⑤ 子どもが片手で縄を回すときに、ひじを跳ね上げて回しているのか
⑥ 両手で数回跳ぶことができる
① → ⑥で数字が大きくなるほど難しくなっていきます。
今年6歳になったT君は、①から始めて⑤までをゆっくりスモールステップで習得してきました。ただ、④あたりから難しくなり、⑥の両手で跳ぶのはなかなかできない、、、ぽつぽつ1、2回できたましたが、腕を後ろに跳ね上げるのが難しい。できないと「どうせできないもん」が口癖でした。なわとびに誘うと、途端に嫌な表情をして、お菓子や大好きな強化子でも中々前向きに跳んでくれないときも。。
その中でも、根気強くT君に<その調子!>、<上手に跳べてるよ!>などとポジティブな声かけ+大好きな強化子(iPad)を見せて頑張ってやっていくと、ついに、、、、、やった~!!
一人で3回跳べるようになり、、、その一週間後には5回跳べるようになり、、、なんとT君自ら「なんかできる気がする」と初めてポジティブで前向きな言葉が出てきたのです!そこからトントン拍子で、7回跳べて、、11回、、先日は17回も跳べました!!すごいよT君!!!(^^)/
10回以上跳べたとき、その場にいたお母さん、お姉ちゃん、、5人全員がT君に拍手をし<すご~い!!>と褒めると、T君は恥ずかしそうにニヤニヤと笑っていました(*^^) そう、マママではみんなで褒めます!
あと数カ月で小学生になるT君、もう大丈夫、何回縄跳びが跳べるようになるかわからないけど、応援してるよ!!
(K)