中小企業が事業継続計画を作成・運用する狙いとは。 | 行政書士 しまだ法務事務所のブログ

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元リクルート(元リク)勤続23年で独立した男性所長と、これもまた元リク唎酒師(ききさけし)女性所員の日々を不定期更新で書きます。
仕事関連の出来事を中心に書きますが、クライアントに関係することは、少しぼかしちゃいます。勘弁してくださいね。

こんにちは。
しまだ法務事務所 行政書士♂です。

事務所のパートナーを研修会に連れて行った者です。

彼女が書いてくれていますが、
BCPはBusiness Continuity Planning。事業継続計画。

要は、不慮の出来事があった時に事業を継続できるように事前に手
を打っておくことです。
「不慮」と書きましたが、正確には

「想定(しようと思えば)できるけれど、
急ぎでは
なさそうに思われるので、
(しようと思えばできる)対応の準備をしていない」ことです。

たとえば、私の事務所で私が行方をくらましたら(くらましません
が)、
残された従業員はどのようにクライアントに適切に対応し、
どうやって自分たちの仕事を守るの?ということなどです。
打ち手はいろいろあ
りますが割愛します。.


ですが少しだけ例を挙げると、同業他事務所との連携(誰とするかも問題)や、
他の事務所メ
ンバーへの日常的な権限移譲(委譲できる業務の検討と項目の明確
化)など、
というと比較的イメージしやすいかも知れません。

最近ではBCPの策定・日常的な運用(←ここ大事!)を通じて、
むしろ非常時だけではなく、普段から安定した高い機能水準を生み
出す筋肉質の組織を作ることを
目指そうとしています。

つまり、上記の例だけ見ても、他社とのアライアンスがある程度確立され、


組織のメンバーが主体的に動ける組織になりそうだということは、多少想像いただける
と思います。

ただ、BCPはビジネスの場で最近活発に議論されるようになった比較的新しい概念なので、
企業の皆様がどのように収益を挙

げ、そして私たちがどの程度の報酬をいただけるのか
模索しているところです


企業の方に限らず、ご関心がある方がいらっしゃればご連絡くださ
い。
一緒に考えてみませんか。