乙見湖の白樺

苗名滝では様々なカットを撮ることができた。
満足した上で高原へ続く山道を上がる。
頂上には広大な牧場があり、周囲を歩くことができる。
広すぎる牧場内には目印だろうか大きな木があちらこちらにあり、それもまた絵になる光景である。
借景にはまだ残雪がある山々、ロケーション的には最高の牧場だ。
その脇に新芽をふいた白樺が逆光で撮れる場所がある。
光の状態も申し分なく良い状態だ。
色々試したくK－1に標準ズームを取り出し撮影に入る。しかし、広角側が足らない！しゃがみこもうが這いつくばろうが、白樺の天地が入らない！
いつもは24mmもしくは16mmスタートのレンズだが、今回は28mmスタートのレンズなのでこの4mmの差はとてつもなく大きい！
入らなければ無理に入れる必要はない、と自分に言い聞かせ真面目にシャッターを切る。
しかし不恰好な画だ。