用紙
プリンターと言っても様々な種類があり、用途によっても異なる選択をしなくてはならない。
私たちの現場では、A3迄はEPSONのPX5Vを使い、B0のような大判印刷ではCanonのIPF8400を使用します。また使用する用途、目的、画の質によって使う紙も様々です。

遠征やロケなどから帰えると、先ず大まかなレタッチから始まる。この作業を出来るだけ早い時期にする事が何よりも重要で、現像の追い込みには欠かせない作業です。仕事の場合はいくら遅くなってもその日の内に現像を済ますのが、私たちの中ではごく当然の作業です。これを明日や明後日と遅らす事は先ずありえません。と言うくらいに現像と言う作業はとても大切で、この作業次第でデータやプリントに大きく差が出ます。

余談ですが、写したデータはRAW(生)データなので、出来るだけ早い内に処理をするのが良きかと思っていたら、多少寝かした方が味が出ると言う御仁に遭遇。しかしそれは有形の物質ならば一理ありそうだが、データは無形物質。有形なのは現像する側の体であって、実際目で見て頭で記憶している色や雰囲気は、時間が経つとともに猛烈に劣化していくのが実際ではないだろうか?

さてそのデータとは?画面で見ることは可能だが、手に触れることも出来ない無形物です。
その現像された無形物を、今度は画面の中から三次元に形として形成することがプリントです。
モニターの画面上ではバックライトに照らされて見えていたものが、今度は自ら発光することなく、環境光によって見え方や色が変わってきます。そう、この世に存在する有形物となった証です。

其の二に続く