Office Sabby 活動報告  このところ機嫌が悪そうとよく言われる(2019.5.26) | 【不登校・ひきこもりの訪問支援】office sabbyのブログ

【不登校・ひきこもりの訪問支援】office sabbyのブログ

不登校・ひきこもりの訪問支援(アウトリーチ)の専門機関です

【兵庫県内の不登校・ひきこもりの訪問支援】

Office Sabbyです。

 

 

このブログをご覧いただいている皆様。

 

 

どこのどなたかは存じ上げませんが、体調はいかがでしょうか?

 

 

急に暑くなったせいで、体ふらふらになっていませんか?

 

 

ほんとヤですね。暑いの。

 

 

 

 

暑さのせいなのか何なのかわかりませんが、ここ最近、周りから私の機嫌が悪いと思われるようです。ムスッとしてるみたい。

 

 

そうかなあ。そんなつもりはないけどなあ。

 

 

でも、まあ、それならそれで仕方ない。

 

 

ということで、しばらくは機嫌の悪さをアピールして生活していこうと思います。

 

 

労ってくれたらうれしいです。

 

 

 

 

 

さて、そんな私が担当しております、兵庫ひきこもり相談支援センター播磨ブランチのひきこもり相談。

 

 

昨日もその相談日でした。

 

 

昨日初めて来られた方。10代の不登校の男の子を持つお母さん。

 

 

これまでにいろんな相談機関に行ったけれども、どこに相談に行っても何の解決にもつながらなかった、とおっしゃいました。

 

 

話を聞いていくと(詳しいことはもちろんここでは書けませんが)、不登校に至った原因は家族にあることが明らかでした。典型的な“家族が原因パターン”です。

 

 

家族が落ち着かないから子どもも落ち着かない。学校に行きにくい。そのままズルズル。

 

 

明らか。ヒジョーに明らか。

 

 

そのお母さんも、そのことはよくわかっている。

 

 

でも自分ではどうしようもないから「マワリノヒト、ナントカシテクレ」と言っている。

 

 

私ね、久々にお母さんを叱りました。

 

 

「私はしょせん赤の他人です。お母さんの一家がどうなろうと私は知ったこっちゃありません。自分とこの家族がうまくいかない理由を、お父さんのせいにしたり、本人(不登校の子のことですよ)のせいにしたり、これまで話を聞いてもらった相談機関のせいにしたりしてたら、こんなもん全然良くなりませんよ!」

 

 

結構厳しい事を言うでしょ。でもね、これには前段があったんです。

 

 

このお母さん、相談予約も半ば無理矢理入れてきたそうです。たまたまキャンセルが出たので入ってもらいましたが、にもかかわらず「行けたら行きます」みたいなこと言うし、当日は30分遅れて来るし、終わりの時間になっても話を続けるし。そういう人でした。

 

 

で、いざ相談を始めると、誰が悪いとか自分が悪いとか言うばかりでそうしたいかが全くわからない。

 

 

不登校を改善したいのか聞くと「いえ、昨日初めて学校行ったから不登校ではないんです」と言い、じゃあ何が問題かを聞くと「昨日初めて行っただけなので、これから続けて登校できるかどうかわからない」と言う。そうですか、と答えれば「でも本人は思ってたよりも楽しかったから登校できそうと言っている」と言い、「本当はバイトでもしてほしいけど、学校行ってない子が働けるわけないでしょ」と言う。じゃあ本人にバイトするよう言ってみたら、と聞くと「できません。だってこの子は不登校だから」となる。結局振り出しに戻る。

 

 

もうなんのこっちゃ全くわからん。

 

 

これが普通のカウンセリングであれば、母親の不安を<うんうん>と言って聴いていくでしょう。“母親の不安を尊重して傾聴する”というところでしょうか。

 

 

もし私が自分の仕事として有料のカウンセリングで、いくらかお金を払ってもらって聴いていくならそうします。で、途切れないようにお母さんのご機嫌を伺いながら長~くお金を払ってもらいます。

 

 

でも私、そういうの大嫌い。

 

 

それに播磨ブランチの相談は、基本そういうところではない。

 

 

もちろんお気持ちも聴かせていただきますが、大前提として「これからどうしたいか」という明確な目標を設定します。で、ご家族が主体でご本人と関わっていただきます。私はそのお手伝いだけ。

 

 

どうしたいか、どうしようかを一緒に考えられないとうまくいきません。逆に言うと、そこさえきっちりしておけばなんとかなります。

 

 

このお母さんは、一番大事な部分と向き合ってなかったようです。

 

 

とはいえ、このまま帰ってもらうと、結局はまたよその相談機関をぐるぐる回るだけだろうと思って、このままやったら本人もかわいそうやし、お母さんもどうしようもできないだろうから、期限を区切って様子を見るように伝えました。

 

 

多分学校には続けて登校できないだろうから、行かなくなったらまた来て下さいとお伝えしました。そしたらお母さんは次回の予約を入れて帰られました。

 

 

お母さんには「ここまではっきり言われたのは初めてですけど、言っていただいてすっきりしました。ありがとうございました」と言っていただきました。

 

 

でもまたすぐによそで私の悪口を言うでしょう。この人は多分そういう人です。

 

 

それでもこのお母さんなりになんとかしようと一生懸命頑張っておられます。その部分には私も敬意を払わないといけないと思います。

 

 

そんなこんなで昨日はこの方も含めて5ケース。最近、播磨ブランチの相談日はずっとこんな感じ。

 

 

播磨ブランチの相談予約ですが、すでに6月中はいっぱいです。びっくりしました。

 

 

7月の相談日は、7/6(土)、7/10(水)、7/20(土)ですが、すでに大方埋まっているようなので、ご予約を希望される方はお早めにご連絡下さい。なお8月はまだまだ空いてました。ガラ~ンガラ~ン。

 

 

ちなみに8月の相談日は、8/3(土)、※8/8(木)、8/17(土)です。

※8/21から8/8へ変更になりました。

 

 

兵庫ひきこもり相談支援センター播磨ブランチのご予約は 

079-240-6299

 

 

よろしくお願いいたします。

 

 

なおOffice Sabbyは、今とても忙しいので相談は受け付けておりません。特にどなたからも連絡がないのでまあいいや、とほっちっちです。あしからず。

 

 

それでは、みなさま。ご~きげんよ~~う。

 

 

Office Sabby代表

貞本範之