コロナ禍で公開が延期になった、ダニエル・クレイグにとって最後の007。これは観ないわけにはいかないということで、いさんで観に行きました。

 

 

冒頭に能面の男が登場、これがこの作品のラストまで強烈な印象をもたらすのでした。

 

今回はダニエル・クレイグ最後の作品ということもあってか、いつもより絶体絶命のシーンが多く、その連続でしたねえ。

 

クレイグが演じる最後のジェームズ・ボンドになるわけだから、殉職するのだろうと容易に予想はしていたが、いざそのシーンになってみると、やはり哀しい。

 

しかしエンディングに、James Bond will return と出たので、死んだわけでもない、という含みをもたせたのだろうなと推測される終わり方であった。そうしないと、このシリーズも終わってしまうもんね苦笑

 

ボンドの最後の恋は実り、さらに娘まで生まれていたなんて、いやあ~ドラマだなあ(泣)

 

悪の組織の基地が日本の島にあるという設定ですが、あれはどうみても日本の島ではなかったです苦笑。日本の島はあんなにゴツゴツした感じじゃないもんねえ。

→(追記)デンマーク領のフェロー諸島で撮影されたそうです。

 

CIAの友人フィリックスが亡くなるシーンでは、『カジノロワイヤル』でボンドの恋人だったヴェスパーが亡くなるシーンと似ていて、想い出してしまう。ほかにも過去のシーンをデジャブしたシーンがあるのかもしれない。

 

ダニエル・クレイグは007を5作品15年間にわたって務めました。彼がボンド役を演じることになったという報に接した15年前は、彼で大丈夫かなという不安を誰しも感じたと思います。

 

それまでのボンドと比べれば甘さの面というか、ロマンティシズムに欠けるという意見が多かったと思いますから。

 

しかしダニエル・クレイグは誰よりも強いボンドを演じましたね。強靭な肉体で、これでもかこれでもかという、まるで不死身の007でした。

 

お疲れさまでした

 

 (TouTube) 予告編