1月16日は、女優キャロル・ロンバードの命日でした(1908.10.6-1942.1.16)。
クラーク・ゲーブルの3人目の妻でした。第二次世界大戦中は戦争に関連した銃後の支援活動や慈善活動に力を注ぎました。1942年1月16日、戦時国債キャンペーンのためインディアナにいた彼女は、ロサンゼルスに戻る途中で飛行機がラスベガス近郊で墜落、33歳にして母親と共に死去しました。同機へ搭乗する直前にファンに向かって言った「みなさんにさようならを言う前に一言。私と一緒に支援活動に参加してください! V for Victory!」が最後の言葉でした

夫のゲーブルはいたく哀しみ、俳優業を一時引退、その悲しみを紛らわせるかのように軍隊に入りました、陸軍航空隊に入隊しました。なお、アメリカ軍は当初ゲーブルを軍役には着くものの、実際の戦闘には参戦させずに慰問部隊の一員として参戦させることを望みましたが、ゲーブルはこれを拒否し、ヨーロッパ戦線でボーイングB-17爆撃機で数度の出撃を行いました

ゲーブルは5回結婚しましたが、亡骸は遺言により3人目の妻だったロンバードの隣に埋葬されました(1960年11月カリフォルニア州グレンデールのフォレスト・ローン記念公園墓地)。二人の生活は彼の生涯で最も幸福なものであったということで、ゲーブルはロンバードを忘れることができなかったのではないでしょうか
 
 
  
  

モンローと共演した映画荒馬と女」(1961年2月公開)で、クランクアップ後に心臓発作で倒れ、何日か後に亡くなりました。亡くなった原因はスタントマンを付けないで自ら荒馬と格闘する激しい演技をしたためと言われており、モンローはゲーブルの死にショックを受け引きこもり、自分のセイではないかと自責の念にさいなまれます。幸か不幸か「荒馬と女」は二人の遺作となりました

↓ 映画風と共に去りぬ」(1939年公開)のプレミアでのモノ、二人がまだ新婚だったときと思われます
 

(ウイキペディア) キャロル・ロンバード
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%AD%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%89