初めまして。オフィス・ポコ・ア・ポコと申します。
音大を出てから、10年以上、音楽教室の経営と企業バックオフィスの二足の草鞋を履いてお仕事をしています。
このブログでは、音楽教室の未来について考えたり、教室の経営に特化した情報やノウハウをバックオフィス業務で得た経験も活かしながら発信したいと考えています。
音楽教室の経営者は、単純にレッスンというサービスを提供すれば良いというわけではなく、小規模な教室であれば、経営者がひとりで様々な業務をこなすことが求められます。

音楽教室を運営するために必要な業務を洗い出して、会社の組織に置き換えてみました。
①教室が所在する地域の特徴をつかむ ⇒マーケティング
②生徒を募集する ⇒広告・宣伝
③楽器などの設備管理 ⇒総務
④生徒さんの入退会契約や著作権の取扱い ⇒法務
⑤レッスン料の請求 ⇒営業
⑥入出金管理 ⇒経理
⑦設備投資 ⇒財務
⑧申告・納税 ⇒税務
⑨レッスンプログラムの更新や開発 ⇒研究開発
⑩意志決定 ⇒経営
いかがでしょう。まるでひとつの会社のようで面白いですね。
個人経営の音楽教室の場合、それぞれについて専門家のレベルである必要はなく、基本的な知識があること、これが大事なように思います。教室が成長するための土台となってくれるからです。
会社を経営するように音楽教室を経営する。見える景色はきっとちがってくる。