先日、マーチングバンド仲間の女子会で、私が起業していることが話題になった。
「すごいですよねー」
「起業なんて私にはとてもとても」
「会社員が精いっぱい」
何言ってんの。
別に起業する方が偉いわけでも何でもないよ。
昨今の起業ブームで、会社員だと何だか意識高い系から取り残された気分なのか。
そんなことないって。
会社員の方が圧倒的にスケール感のある仕事に取り組めるし、組織の力で色んなことができるし、給料もらいながら新しいチャレンジをしたり勉強できてホント羨ましい。
だいたい私、会社員が嫌で起業したわけじゃない。
「あれっ?そうなんですか?」
会社員はものすごく楽しかったし、仕事のやり甲斐もあったし。
ただ、どうしてもやりたいことが見つかって、それが会社内では実現しそうになかったから自分でやるしかないと思っただけ。
私が脱サラしたのは40歳。
直近の会社は12年勤めた。
これが、今の起業にものすごく役立ってる。
それは、長く組織で働いていたからこそ、クライアント企業の組織が理解できるし、担当者の立場や必要なものが見えること。
最近、そこは結構大きなポイントだなと気づいた。
大きな組織で働いたことのない人が提案するプランは今ひとつピントがズレていたり、それを今担当者に言ってもラチあかないでしょ、なことを発言してみたりってことがよくある。
だから、もし起業して法人取り引きしたいなら、一度組織に入った方がいいんじゃないかと思う。
ブームのように起業する若者に言いたいね。
先週もA君の結婚式だった。
この歳になっても、こんな風に若者の目出度い席に呼んでもらえることが、とっても嬉しいし有難いなー♪