恥を忍んで音源公開。

 いやあ。

 楽器が上手かったら「どや!」って自信満々に公開出来るんですよう。でも、こう……下手くそでも全世界に発信する勇気、気合い、胆力を評価して欲しい。そんな話。それにほら、楽器を始めたい人に「こんなヘタでも音源を公開するんだから、自分ならもっと上手くやれる」なんてきっかけが与えられる、かも知れない。そーだそーだ。

 

 ってのと同時に、Line6 Helixを使うとこういう音が録れますよということで、ひとつ。

 おっと。今回は特別編なので、また短いです。へへへい。

 

 そしてそれがその恥音源。

 

 

 

 

 

 当時の記憶。

 

 えーっと。データ的なモノを。

 

 

 

 使ったプリセットは自作のやつ。

 CLEAN用で、コンプ・Fender系アンプ、ブースター、EQの後はディレイとコーラス、リバーブを重ねがけしてます。ただ、ディレイとコーラス、リバーブの掛かり方が強くならないようにパラメータを調整した後、各バランスを取りました。コンプも味付け程度だったはずです。

 基本的なテーマが「どクリーンに少々味付けしたもの」だったと記憶しています。リードからストラミングまでカバーできるクリーン、そんな感じで。メタルサウンドではないですが、メイン歪みがメタリックなのでクリーンはこれくらいじゃないと。

 6Switchルーパーも置いているので、さくっとバックを弾いてルーパー再生。その上でリードを、なんて遊びも可能です。

 

 ギターはCaparisonのDellinger。

 リードパートはネックピックアップをコイルタップして、更にボリュームペダルで僅かにシグナルを絞っています。その方が好みのトーンだったのですな。ボリューム全開の場合、力強く弾くとクリーン寄りのクランチ(?)に出来ます。

 このトーンですが、フィンガーピッキングによる調整も入れました。前半はスムーズに、後半は少し強めにアタックしてるはずです。多分。ピックでも弾いた部分がありますが、後半だったかなぁ。

 また、ヴィブラートを極力入れない/アームでヴィブラートを掛けない(一時期、事あるごとにアームヴィブラートが癖になっていたので)ことを前提としていた記憶があります。ネットリさせたくなかったのだッ。

 で! そのヴィブラートですが肝心の最後でかけ始めているのがまた笑えるっちゅうね。クソ半端にヴィブラートを掛け始めて「あ! 掛けないんだった!」と気付いたものの止められず、悩んだ挙げ句おかしなピッチになってしまってますわ。音源聞いて思い出した。

 このリードパートは一発録りです。ストラミングもベースもそうだったはず。リードパートはフィンガーからピックへリアルタイムに持ち替えつつ、その場でインプロ(と言う名の勝手弾き)してますね、これ。思いつくまま感覚でやってるなぁ。

 

 またバックのストラミング風部分はリードより更にボリュームを絞り、ネック(コイルタップ)+センターピックアップです。ベース音もHelixで、Agua 51(Aguilar DB51がベース)アンプのプリセットを使用。指で弾きました。

 バックトラックはまんま残しているので、イベントでインプロ用に使えるかもしんない。何のイベントだ。

 

 動画は……えーっと。

 動画編集の練習的に作っていますね、これ。こういうことも出来るのかあ、と言う感じ。

 今回テキストを足して、映像にフィルタを掛けました。

 

 

 

 

 

 そんな恥。

 

 恥とかいいつつ、こうして公開するのだ。

 音源も映像も「個人でこういうこと出来るんだなぁ」と、隔世の感がありますなぁ。テクノロジーは日進月歩ですよ。技術的なハードルは下がりまくりやんけ、ワレェ。

 

 そんで今思ったんですが、これまで公開してきた音源ってゴリゴリのヘンテコ&mumbo jumboなものばかりだったような……。こういうやつ。

 

 

 

 

 

 今回公開した分はまだ多少聞きやすく、カッチリしているような気がしないでもない。

 あれ? ってことは以前の音源は更に恥なのか。

 呼べよ嵐。忍べよ恥。

 

 恥に恥を重ねるスタイルでございました。げげげげ(笑い声)。