blogを書けと言われたので「さんぽ」の話。  

 さんぽ。  特定の目的もなく、気楽に歩くこと。  

 日常を生きる中で、ルーティンのように行ってもよい。 

 音楽家や思想家などはさんぽの際、天啓を受けることもあるのだから――。  

 ってかっこつけてみましたが。  

 さんぽっつーのは、「うわあい、歩きたい」って気持ちが高まったとき、超絶行き当たりばったりでそぞろ歩くことでやんす。いえーい。  

 例に漏れず、私もそんな感じ。  特に知らない土地をさんぽするのが楽しい。  

 時間問わず、宿泊場所をベースキャンプにして散策しまくるのはとても楽しいのです。 「貴様ッ! どのようなさんぽをしているのだッ!?」  って訊かれそうなので、簡単に説明します。

 

さんぽ装備(基本)

 さんぽするとき、絶対に必要なのは「履き慣れた靴」。  

 ソールが少し分厚くて、クッション性能が高いものがいいかも。

 靴擦れ、肉刺(マメ)を避けつつ、歩き疲れないものがベター。  

 時にはダッシュをかます必要も出る(!)ので、脱げにくいものをお勧めします。  

 また「スマートフォンなどの通信機器」もあると便利です。  

 出来れば、GPS/マップ+電子マネーが使えるもの。  

 道に迷ったり、トラブルが起こった際、連絡ツールがあるのは心強いものです。  

 また、電子マネーは財布なしでも何とかなるという感じで。  

 交通ICカード類をアプリでインストールしていると、電車なんかも使えますしね。  

 そして簡単な撮影もできますから、これも便利。  ……まあ、仕事の連絡がいつでも可能なのが一番の理由(えー)。

 

 あと、現金もあると良いですよ。

 何故なら、電子マネーやらカードが使えない状況もありますからね。

 

さんぽ装備(夏)

 夏は熱中症を避けなくてはいけません。  

 薄手の長袖のアウター、帽子、通気性の良いボトムスとかを身に着けます。  

 実は、地肌を沢山出すよりいいのです。  

 あとスポドリのペットボトルを入れるドリンクホルダーも。  

 決して無理をしないことです。  

 因みに目から入ってくる紫外線が結構身体に影響するので、サングラスがあってもいいかもしんない。

 

さんぽ装備(冬)

 体温調整できるようなアウターが必須。  

 汗を外部へ出しつつ、中身は保温されるようなものがベストです。  

 ポケットが二つくらいあるといいですよ。  

 片方にスマホを入れ、もう片方に使い捨てカイロを入れておくのです。  

 また、寒いときには首回りや手首足首を保温することが大事なので、マフラー、ネックウォーマー、手袋、メリノウールなんかの靴下なんかでガードしましょう。

 

さんぽ装備(春・夏)

 春と秋は過ごしやすいです。  

 が! 日が落ちると気温が下がりますし、日が照ると暑い。  

 脱ぎ着しやすいアウターを一枚持って行きましょう。

 

さんぽ装備(余裕があれば)

 ちょっといいカメラとか。  

 小さなボディのミラーレス一眼にパンケーキレンズ(単焦点が多いけれど、今はズームできるのもあるとか)をつけ、ポッケに忍ばせられたらいいよね!  

 ガッツリ一眼レフ+ズームレンズでもいいんですが、さんぽにゃヘヴィなのよ。  

 さっと取り出して、気軽に撮影できる。  それもコンデジやスマホより画質が良い、レンズで遊べるのがよいのです。

 

さんぽ中の遊び(エンジョイしてほしい)

 私、見知らぬ土地を歩く=知的を含む好奇心を満たす遊びだと思っています。  

 場所や道、すれ違う人を楽しみ、空気、空、気候を味わう。  

 いいですよね!  こんなときには絶対にイヤホンをしません。  

 外部の音もまた、大事な要素だからです。  

 が!  慣れた道を歩くときは、リズム遊びをします。  

 左足 → 表拍  右足 → 裏拍  って仮定して、カウントしながら歩くのです。 

 1(・)2(・)3(・)4……。  

 数字は左足を地面に付けたとき。(・)は右足を地面に付けたときになります。  

 タ(ん)タ(ん)タ(ん)タ(ん)……で、ん は裏拍です。  

 ん(タ)ん(タ)ん(タ)ん(タ)ん(タ)でも可。  

 それか、1と3を左足、2と4を右足にしても。  

 足で4カウントしつつ、手は太股辺りで連符のリズムを叩くと更に楽しい。  

 タララとかタラララとかタララララとかタラララララとか。  

 タッタ、タッタ、タッタ、タッタ、だと跳ねる感じで、いとたのし。

 

さんぽは楽しい(帰るまでがさんぽです)

 さんぽは楽しいです。  

 特に仕事で訪れた地域を歩くのが最高。  

 時には大冒険になりますからね。  

 大人なのに、迷子になったことも数知れず。  

 でも泣かない! 大人だから!  

 

 もしかしたら、あなたの住むところで私がさんぽをしているかもしれない。  

 それも、今。  くっくっくくくくく……。