えー。

 自宅からあまり出ない方がよい&凝った食材を使わないレシピー!

 ってことで、今回は「サーターアンダギー風ドーナツ」で。

 エッセイテーマの砂糖について書いていて「サーターアンダギーって、砂糖あげだったよね」と思い出したことがきっかけです。

 熱した油で揚げるので、お子様には途中までしか手伝って頂けませんが、是非ご家族全員揃ったときにチャレンジしてみて下さい。

 材料を練って成型するまでは子供たちが楽しくお手伝いできます。

 あと、揚げたてのドーナツの美味しさを皆で味わうのも、楽しい体験ですので。

 もちろん高カロリーなお菓子ですが、量を考えて食べれば大丈夫(?)。

 では、「サーターアンダギー風ドーナツ」。いきましょう。

 

分量(12個以上)

 薄力粉 220

 砂糖  110g(大体薄力粉の半分。減らしても良い)

 全卵  1

 BP   小さじ1と1/2くらい(ベーキングパウダー。無ければ食用の重曹でもそのときはBPの分量の半分にする)

 バター 15g程度(溶かしておく)

 牛乳  適宜

 

○作り方

 1)薄力粉とBP、砂糖を混ぜ合わせふるっておく。

   ふるわなくてもざっくり混ぜるだけでも大丈夫かも。

 

 2)割り溶かした全卵と溶かしたバターを加える。

 

 3)牛乳を足しながら混ぜ、生地が「耳たぶより少し硬いくらい」に調整する。

 

 4)3の途中で油鍋を温める。

   菜箸を入れ、細かい泡が出るくらいの温度(150度くらい)に。

   ※油温が低いと油を吸うし、高いと焦げてしまう。

 

 5)サラダオイルを塗った手で生地を丸め、静かに脂へ入れる。

   ※オイルを塗るのは手に着きにくくなるため。

    また大きいと熱が通りにくくなり、焦げてしまう。

    ピンポン球より少し小さいくらいがベターかも。

 

 6)じっくりきつね色になるまで揚げていく。

   ※途中で表面が割れて「花が咲いたように」になる。

 

 7)揚がったらキッチンペーパーの上に上げ、油を切る。

 

 8)温かい状態でサクサクしたところを、お好みの飲み物と。

   個人的には牛乳か珈琲で行きたい。

 

 また、成型した生地表面に白ごまをたっぷりまぶしてあげても美味しいです。

 胡麻も焦げやすいので、ご注意を。

 中に何か入れると漏れ出す恐れがあるので、避けるのがいいかも。

 砂糖を減らして塩を加え、チーズを鋳込んだものも美味しかったが、生地が弾けて大変なことになったのです。ここらは加減しないとダメ。

 生地の砂糖をガッツリ減らし、塩と粉チーズを足すとイタリアン風しょっぱめドーナツになる。大人の味-。

 また、生地を動物とかいろいろな形にして揚げても楽しい。

 イマジネーションで挑め!

 

 このタイプの揚げドーナツは、雑に作っても割と美味しいものが出来ます。

 自宅になさそうな材料はBPとかかも知れませんが、そのときは食用の重曹とかで代用を。

 また、小麦粉などアレルギーをお持ちの方もいらっしゃると思いますので、ご注意下さい。米粉ときなこを混ぜたり、牛乳の代わりに豆乳を使ったり、というレシピもありますから、工夫して頂けると幸いです。

 

 では楽しんでみて下さいませ。

 

 久田樹生事務所 久田樹生