皆様、久田樹生でございます。
2020年 令和二年 一月十六日に「犬鳴村〈小説版〉」が上梓されます。
映画・犬鳴村を小説化したものです。
映画を監督したのは、あの「清水 崇 監督」!
清水監督が新作を撮る、という話を耳にしてから情報公開を待っていたのですが、そこへ突然「小説版」のお仕事依頼が来てしまった、のですね。
それまで楽しみにしていた映画、その関係者の末席(と言っても、本当に隅っこも隅っこなのですが)に連なった訳です。
えー、なんか凄いことになったわあ、と何処か他人事のように感じつつ、お仕事を承りまして。各種資料を受け取って初めて、「え、ほんと? ほんとだった!」と自覚したわけです。
続いて打ち合わせがあったのですが、その最中、ふと「これは犬鳴村の事も改めて調べなくっちゃ」と、ボンヤリ頭に浮かびました。
はい。現地に飛びましたよ。あと日本の幽霊・お化け・心霊トンネル複数にも。
現地及び関係しそうな要素を持つ場所の空気やその他を体感しておきたいタイプなのです。
で、いろいろ書いて、諸々あって、令和二年 一月十六日に発売です。
え? はしょりすぎですか?
いや、ほら、自分の書いたものを延々と解説するの、恥ずかしいので、ここらでお許し下さい。
まず、お手に取って読んで頂けたら。
ひとつだけ言えば、日本各地で取材した「怪異」で得たものを幾つか忍ばせました。
どの部分か探してみて下さいませ。
あと、多分訊かれるんじゃないかぁという疑問について答えましょう。
〈映画公開前に、小説を読んで大丈夫なの? ネタバレしているんでしょ?〉
はい。ネタバレになると思います。
でも、小説で読むのと、映画で見るのは全く違う感覚になるのではないでしょうか。
「映画だからこそ出来たこと・面白さ」がありますし、逆もまた然り、です。
そもそも、映画を小説にしているのですから、「映画だから出来たことと、小説だから出来たこと」それぞれの違いを味わうのも贅沢な楽しみ方、とも言えます。
それに、あの清水監督最新作です。
私が書いた小説を先に読んだとしても、問題など全くないのです。
もうひとつ加えるなら「犬鳴村〈小説版〉」は映画の副読本としての性質を加えていますので、先に読んで下さってから劇場へ足を運んで頂いた方がベスト! かも知れません。
そして映画を見た後、もう一度読み返して頂けると、小説で描かれたシーンも理解しやすくなるのではないでしょうか?
さて、纏めましょう。
Q〈映画公開前に、小説を読んで大丈夫なの? ネタバレしているんでしょ?〉
A〈ネタバレありだが、小説と映画は違う楽しみ方がある。そして小説は副読本としても活用出来る〉
と言うことで改めて。
「犬鳴村〈小説版〉」。
竹書房様から2020年 東京オリンピックの年、令和二年 一月十六日 発売です。
そして、映画「犬鳴村」は2020年 令和二年 二月七日に公開です。
配給元は東映様。
http://www.inunaki-movie.jp/
キャスト情報を見て、凄いキャスティングだなぁ! と同時に「おお!? 真司!?」と口を衝いて出たのはここだけの話。
封切りのとき、私も見られるといいなぁ。
出来れば丸の内TOEIか渋谷TOEIで。
始まる前、劇場ロビー辺りで「犬鳴村〈小説版〉」をこれ見よがしに持って、読んでいるふりをして宣伝活動しようかしら……。
と言うことで、映画と共に「犬鳴村〈小説版〉」の応援も何卒宜しくお願い致します。
久田樹生事務所 Musth 久田樹生
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「犬鳴村〈小説版〉」ネットでの予約・購入はこちら。何卒宜しくお願い致します。
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