それでは前回に引き続き。
47都道府県 本当にあった怖い話 著者紹介 女性編です。
五十音順となっております。
○「黒碕 薫先生」
小説家。いや。これをお読みになっている方々の方がお詳しいでしょう。
私、黒碕先生が手がけた作品・携わった作品群が大好きでして。
児童書の企画が持ち上がったときでした。
どういう形で子供たちに読んで貰うか? と考えたとき、黒碕先生が書かれた「エンバーミング博物誌」が頭をよぎりました。
あの形でやるのはどうだろう? と(どういう形か気になる人は読んでみてね)。
そこで図々しくも〈博物誌の創造主〉にオファーをしたのでございます。
結果、ご快諾頂いて、今に至ります。で、あれもこれもと書いて頂きました。
「何故なら そのほうがカッコいいから!」……じゃなくて「そのほうが、内容が豊かになるから!」です。
おかげさまでバリエーションの豊かさに弾みが付きました。
一部、どうしても載せられなかった原稿もありますが、そちらもすっごく面白いんですよ。こちらもいつか絶対に世に出すんだ! と決意しているのでございます。
この黒碕先生には〈いろいろな〉ページを担当して頂きました。
実際、手に取ると「え? ここも?」なんて部分もあると思います。
実はもっと沢山書いて頂きたかったのですけれども。
あれとか、これとか、それとか……。
ともかく、これからもご期待下さい。
○「文月 奈緒子先生」
演劇のお仕事……劇作家です。
児童書の企画を練っているとき、ふと「どんな専門家たちに打診するのがよいか?」と考えたとき、浮かんできた職業のひとつに〈演劇関連〉がありました。
近年、演劇に関する様々なことが盛り上がっていますし、子供たちがなかなか知り得ない職業ですから。その専門家としてのオファーです。
事実、(いろいろな)舞台を見ているときの子供たちって、すごくいい顔をしています。
こうして専門家の書いたものを読むのもまた、きっと楽しんで貰えるはず……といいつつ、打ち合わせ途中から演劇関連だけだともったいないなァ、と感じまして。
他のページも担当して貰いました。
この辺り、直感で動くわたくしならでは。
結果は成功、と言えるのではないでしょうか?
条件など難しい点をクリアして頂きつつ、劇作家の視点が効いた内容になっています。
ただ、やはり載らなかった話もあるので、どうにかして皆さんのお目にかけたいですね。
この文月先生には〈いろいろな〉ページを担当して頂きました。
とはいえ、実は……に関してのパートは書いて貰っていないんです。
……はネタバレになるので、割愛。
こちらは別の機会に是非、と考えています。
この……が何か、は読んでみたら分かる、かも知れません。はい。
○「山下 友美先生」
少女漫画家。そして薬剤師の経験あり、の先生です。
児童書の執筆陣には絶対漫画家の方に参加して貰う! & 出来れば自分が好きな線で描かれている方! そして、児童書企画の内容に沿った知識がある人! とかいろいろ考え、一番目に浮かんだのが山下先生でした。
突然のオファーに快諾頂いた後、かなりご苦労をおかけしたと思います。
何故かというと、私があーだこーだと余計なことを頼むからです。
後から考えると恐れを知らないというか、なんというか。
はい。ここにもわたくしの厚顔無恥さが現れていますね!
それに対し、ひとつずつ丁寧に対応して下さいました。
正味の話、凄く美しいページになりました。
私、ラフ画から見ていますからね。ラフでも凄かったのに、カラーになるともうね。
でも、ラフもラフでね、よいのです。役得。眼福。……でも、誰にも見せたげなーい。
もちろん、内容も凄いです。細かい部分の考証とか。早く皆様にご覧頂きたい。
この山下先生には〈コラム〉のページを担当して頂きました。
実は、打ち合わせ中に出てきた、あれやこれやも描いて欲しかったなぁ……。
DJシリーズや薬師アルジャンなどに加え、妖怪と薬売りなどを世に送り出してきた先生ですから、そりゃもう、いろいろアイデアがあったのです。
近いうち、絶対に形にするぞ! という決意をここに表します。
というところで、女性編はここまで。
あ。久田も書いてますよ。いろいろなところをちまちまと。
じゃなくて、紹介はもうちょっとたけ続くんじゃよ。