師匠に出会い、そこから師匠に付いて色々と勉強をさせて貰うのですが…
その時点でプロになれるかの保証は何も無いわけで…


サポートのバンド活動も並行しながら、自分のバンドメンバー探しもしていきました。

不思議とメンバー探しをしてると、全然違うジャンルのバンドからサポートを頼まれる事が多く…
自分のバンドメンバーは全然決まらんのに、他にもサポートするバンドが出来ました。

 

夜中にバイトしながら昼間にリハーサルやライブ、師匠のローディー(手伝い)等をしながら頑張っていたのですが、まぁ忙しい(笑)

 

3日連続ライブとか1日起でその週はライブが埋まってたり…
1日に違うバンドで違う場所でライブが被る事もありました。


もちろんダブルブッキングはタブ―なので、話が来た時点で、移動時間も考えて、最初と最後の出順にして貰えたら大丈夫という事で箱の人にも協力して貰い会場違い、曲違いの2ステージなんかも今ではいい思い出です(笑)

 

後で決まったバンド、正直メンバーの演奏技術は始めたての初心者レベル。
最初にサポートしたのが、ライブまで日が無いのにベースが全然弾けないから辞めさせたという事で俺が断ったらライブどうするの?って事で弾いたのが切っ掛けやけど、まぁやり難い事(笑)

 

ルイードでライブしたのが初めてのサポートなんやけど、ライブ後のミーティングで、あれ?何か上手くなった?といわれ、今までオーディションに落ちてたのに、無事受かったという事で凄く感謝されたのを覚えています(笑)

 

そこから色々とライブハウスも決まり、積極的にライブ活動もするのですが、メンバーの腕は一向に上がらず、絶対家で普段練習してないやろうという感じが分かる程でした(笑)

 

それでも歌が良かった。


アマチュアのライブで、客もそう多くは無いのに、お客さんが涙する曲がある。
そんなボーカルに初めて出会ったのは後にも先にも初めてやったな。

 

でも普通はいつまでもフラフラとバンド活動は続けられへん。


そのバンドもそういう時期が来た時に、お金(宣伝費)を払ったら所属させてくれるという事務所に声を掛けられ、所属のアーティストからお金取る事務所なんて絶対おかしいからといったけど、もう最後やから騙されても良い!とか言い出して…

 

まぁ踏みとどまったけど、結局そのまま解散…

 

解散する時に色々と相談されたんやけど、その時にもっと俺が真剣にやえてたら、ミスチルとかに肩を並べるバンドになってたかもと若干後悔してる(笑)

 

 

このように才能があっても世に知られず埋もれてる人は全国にいっぱいいると思う。
それはバンドだけじゃなく、ミュージシャンもそう。


上手いのに辞めていく人も今までいっぱい見てきた。

 

でもそれもその人の人生。他の誰が決めるでもなく、その人しか決められへん道やから。


続く

 

 

 

 

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