こんにちは。

 「聴いて屋!」主宰の新島まきこです。

 

 読んで字のごとく、話を聴く専門家として活動しています。

 

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 ようやく外出も緩和されてきた状況ですが、コロナ禍において

 飲食店への打撃というのは尋常ではなかったですね。

 

 私の友人が経営する小料理店も、自粛を余儀なくされ

 大打撃を受けておりました。

 

 もちろんこれからが本当に大変なわけですが、

 常連さんなどの応援もあり、なんとか元の活気をとり戻して

 くれることと信じでいます。

 

 みなさんにもきっと、ごひいきにしているお店、というのがあること

 でしょう。

 

 たとえば飲食店であれば

 ・おいしいから 

 ・コスパがいいから

 ・家から近いから

 ・子連れでもOKだから

 ・接客がいいから 

 

 などなど、さまざまな理由があるはずです。

 前述の小料理屋に、なぜ私が通い続けているかといえば

 友人がオーナー、料理がどれもおいしい、立地がいい

 

 ということもありますが、やはり接客の心意気が素晴らしい

 のも外せない理由です。

 

 最も感動したのが、お客様のオーダーをうかがうときの一言です。

 

 『今日は、何をおつくりしましょうか?』

 

 ご注文は? ではなく、

 そのお客様のために、私どもは何を料理したらいいでしょう、という姿勢。

 

 結局、お客様は自分の食べたいものを伝えるわけですから、

 質問の目的は同じです。

 

 ですが、仕事に疲れて立ち寄ったその店で、

 《自分のためだけに、もてなしてくれる》というメッセージを受け取った

 お客様は、『あぁ、またここに寄ろう』と思うわけです。

 

 店側だけの都合なら、ご注文は?だけで十分。

 ちょっと視点を変えて、お客様に寄り添うと、選ぶ言葉も変わってきます。

 

 質問とは無限なのです。