東京も、30度近い暑さが続いている。 街を行くとジャケットに汗がにじむ。 あーあ、私の好きな「春うらら」はもう過ぎ去ってしまたのか・・・会社で彼女と会えないゴールデンウィークにも突入してしまった。
熱心にコメントをいただくbooさんから、下記の質問をいただいたので、私なりにお答したいと思う。 ちなみにbooさんは25歳で彼は45歳・・・。
■相談・・・
officeloveさんの場所で私の相談をさせてもらうのも申し訳ないのですが・・・是非officeloveさんの意見が欲しいのでお借りします。
私は去年の12月半ばに、3ヵ月半不倫していた彼から一方的に別れを切り出されました。 中距離恋愛なので、頻繁には会えなかったのですが、私のメールがうるさい、みたいな感じで嫌になったようです。
でも、私は諦めきれず、自制しつつ忘れられないように、と週1ペースでメールを送り続けました。 で、1ヶ月前にやっと そのうち会ってくれそうなニュアンスのメールがきて、しかしそのまままた何も連絡無く、私も今年26だし、もう彼にこだわるのは止めよう、って思った日の翌朝、昨日メールで 「精子飲んで」の一言。 ビックリしました。
彼、付き合ってる時でさえそんな事言わなかったし。(飲んだ事もあるし)その台詞ではなく、それだけをメールしてきた心境が理解できず。 まず私が送ったメールは 私に諦めさせるために送ったの? 次に私は何でもできる。でも、あなたに私への気持ちが全く無くてのメールなら、悲しい。 と送りました。 返事は来ません。
彼には愛がないのかな?体だけなのかな?私はそれでも大好きだけど。男性の心理、聞かせて下さい。
■私の意見・・・男性を代表してはその心理は語れませんが・・・
あまりにも突飛な彼の行動は理解に苦しみます。 精神的に問題がないのであれば、booさんの気持ちをあまりにも軽んじて考えすぎているようで、怒りさえ感じます。 酔いにまかせた、メールも考えられるのですが、それまでの経緯を考えると、彼を「待ち続ける」必要はどこにもないと思います。
よく言われることですが、男と女の恋愛には「駆け引き」が存在します。 愛するバランスは、どちらかが重くても、軽くてもダメなんです。 しかし、その不均衡はいつかは生じます。 そして、泣いているのはだいたいは女性のような気がします。 なぜなら、男はDNAをまき散らすきわめて性的で即物的な生き物であるのに対して、女は愛される過程を重要視するわけで、両者は本質的に異なる生き物だから・・・このような話をどこかで読んだことがあり、私も納得しています。
私のメル友T子さんも、booさんと同じように悩んでいます。 T子さんは、再三の連絡にも返事を返さない彼の気持ちが理解できずにいます。 私は彼女にこう言いました。
「会いたくても会えなくて、我慢することに何の意味があるのか私はわかりません。 もし彼の気持ちを確認したいのであれば、思い切ってこういってみてはどうですか?
『好きな人ができました。 素敵な人です。 私はその人と一緒に歩んでゆきたいと思います。 さよなら』
これだけのメールです。 彼に対して未練があるようなことは一切書かないでください。 あくまでもドライなメールです。 普通、Tさんに対して想いがあるのであれば、すぐに返事が来ていろいろと問いただしてきます。 今まで放っておいたことを反省し、その回復に努めるでしょう。でも、喜んですぐに甘えちゃだめです。 しばらくは我慢して、あわずに距離を置いてください。 それから徐々に、『Tさんが主導権をとりながら』 以前の関係に戻ってください。
残念ながら、もう想いがないのであれば返事はこない、もしくは『さよなら』『幸せに』等のメールが届くと思います。 私が言うのは心苦しいですが・・・不倫はそもそも決して正常な関係ではありません。 それでも、互いが愛しあい、幸せでいられるのならだれも否定できないと思います。 幸せでないならば、悩んで悲しんでるならば、その道をあえて選ぶ必要はないんです。 だから、ポジティブに考えたら、別れるのはいい機会かもしれません。」
結局Tさんは、どうしたか?っていうと、私の提案をうなずいてはくれましたが、行動には移しませんでした。 勝負に出て、ひょっとしたら傷つくよりも、耐え忍び、待つことを選んだのです。
男女間には、やはり、理屈では解決できない、理屈抜きの奥深いものがあるようですね。
この記事、少しでもbooさんの参考になれば幸いです。