昔、読んだ本に「恐れに支配されて意思決定するな」と書いてあった。

 スターウォーズでも、ジェダイはダークサイドに落ちてはいけないと。

 人はネガティブな感情に支配されてはいけない。それは生きていく上での真理なんだろう。

 コンサルティングをやっているときに”Client First”という考え方を徹底していた。Client Firstとは、すべてを顧客の価値を中心に考えるという考え方だ。自分はそれを徹底してきたと思う。

 尊敬するかつての上司が、コンサルタントに必要なのは愛だといっていたが、実は、愛と欲を混在することが多いことに気づく。自分は、愛とは相手を中心、欲望とは自分を中心に行動することだと定義している。

 たとえば、顧客視点を失った時点で、その仕事は欲望で動かしてしまっている。そして、コンサルタントという人種はともすれば自己成長のために、顧客視点を失ってしまうこともある。

 転職した今、果たして顧客を中心に考えているだろうか?愛を中心に動かしているだろうか?ドラッカーではないが、そもそも顧客は誰なのだろうか?

 

 核となる質問なだけに、安易な答えは出したくない。

 ストレスとは、自分のかつていた世界では、応力と訳されていた。つまり、外部からかけられた力のことを意味している。

 現代社会は、というよりもわれわれの生活している世界は、情報に溢れていて、われわれは常にそれに晒されている。知らず知らずのうちに、外部から望まない力を受けている。そして疲弊していく。

 自分は休暇というと、自然に囲まれたところに行くことが多い。音を聞かされるのではなくて、聴こえてくること。物を見せられるのではなく、見えること。そうやってストレスをリセットしていく。

 結局のところ、マッサージも癒し系の美女も自然には敵わない。ただ、時間の自由の聴かない今は、友人の取った写真や本を見ながら、妄想するしかないのだが。

 How I met your motherというシットコムがある。

 

ニューヨークに住む男女5人が繰り広げるシットコムで、海外出張に行くときに機内ビデオで見ることが多いドラマの一つ。設定としてはフレンズに近く、カフェやバーで、たわいもない友人同士の楽しい掛け合いというお決まりのパターン。

「水曜どうでしょう」だったり、伊坂幸太郎の作品でもそうだが、友情とか信頼とかそう言う言葉では表せない、人と人との深いつながりを描いたものが、自分のつぼにはまる。言葉にすれば、「空気」だったり「Home」なのか。

誰にもそう言う場所があり、ほかの人の”Home”の話を聞くと、それをどこか憧憬の眼差しで見てしまうが、よくよく考えてみると自分にもそう言う場所があったことに気づく。

 時間を忘れて飛行機を作り、ジュースをかけてじゃんけんを繰り返し、朝が来るまでマージャンをした日々。

いつしか、皆、東京に来て、家族を作ったが、昔ほどではないけど確かなつながりがある。

また今年も秋がやってきた。仙台名物、芋煮を東京でもやるか。