ちょうど一ヶ月後、朗読ユニット「火星トランプ」の公演があります。
それに向けてここんとこ短編を貪り読んでいるわけですが、やはりというか当たり前というか、阿刀田高先生はスゴイ。
「危険な童話」に収録されている「越前みやげ」という作品がスゴイ。
文字が自在に読み手の感情を操って、そしてラストの衝撃へと導く。
どのタイミングでどういう文章を書けばどういう感情になるかということがわかってないとできない業。まさに人間業とは思えねえ。
かてて加えて、物語そのものが美しい。単語、文章、構成に一切のムダがない。
古今の名画が莫大な金額で取引されたり、名曲の名演奏コンサートはン万円もしたりするのに、こんな名作品がその辺の本屋で数百円で買えてしまう。どえらいことですよコレは。
阿刀田先生の短編は少しオトナな作品が多いので、昔は何気なく読み飛ばしてて今読むともひとつその奥にあった面白さに気づく、ということがよくあります。
阿刀田作品に外れなし。そしてその中でも特に印象深い一作になりました。
いい読書をしたあとは心が満たされます。ぜひ一読を。
そして何気にさらっと告知入れましたが(笑)、来月朗読ライブやります!
6月2日(土)3日(日)中崎町common cafeにて。
「火星トランプvol3~フシギガタリ~」です。
詳細は追ってお知らせします。ぜひ楽しみにお待ちください!